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- 【東京】Tansaでジャーナリズムを学び、実践したいインターンを募集します!
更新日:2025/08/04
【東京】Tansaでジャーナリズムを学び、実践したいインターンを募集します!
特定非営利活動法人Tansa
基本情報
Tansaは探査報道を専門とする報道機関です。犠牲者や被害者の置かれている状況を変え、将来の被害を防ぐことが目的です。ジャーナリズムの力で、問題を生み出す社会構造を変えませんか。
活動テーマ | |
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勤務場所 | |
待遇 |
無料 以下は、Tansaが負担します。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2回からOK 基本的に長期インターンとして取り組める方を募集しています。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
以下の募集条件をご理解いただき、主体的に提案・行動して、Tansaをより成長させるために活動できる方をお待ちしています! 一緒に活動する人の年齢層について
インターンは大学生が3人、社員が5人、ボランティアが1人います。 |
スキル | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
Tansaについて
Tansaは、探査報道を専門とする報道機関です。当局発表を右から左に流す「記者クラブ報道」とは違い、暴露しなければ永遠に伏せられる事実を、独自取材で掘り起こし報じます。
暴露するのは、政府や企業、犯罪集団組織などが隠蔽する不正です。テーマは、大きな力に虐げられている人々のために、何を変えたらいいかという視点で選びます。問題の構造に切り込み、犠牲者や被害者の置かれている状況を変え、将来の被害を防ぐことが目的です。着手したら事態が変わるまで報道を続けていきます。
Tansaの五つの約束
1.旬のニュースを消費せず、事態が変わるまで報道します
- 私たちは、探査報道によって犠牲者が置かれている状況を変えることを目指しています。取り上げるテーマは犠牲者を救うために何を変えたらいいのかという視点で選びます。読者の興味に合わせて次に移ることはしません。着手したら、事態が変わるまで粘り強く報道を続けます。
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- 2.手間ひまかけます
- 隠された事実を発掘するため、手間を惜しみません。「買われた記事」は取材の本格着手から10カ月、製薬マネーデータベースの作成には3000時間、「消えた核科学者」は7年半かかりました。記者クラブに所属して情報のパイを奪い合い、いずれ分かることを早く報道するような競争に私たちは加わりません。
- 3.最高水準の技術で臨みます
- 私たちは常に世界中のパートナーたちとつながっています。「探査ジャーナリズム世界ネットワーク(GIJN)」主催の国際会議には、2017年の南アフリカ大会、2018年のソウル大会、2019年のハンブルク大会と3年連続で参加しました。探査報道を手がけるジャーナリストたちが持ち寄った最新の取材技術を、その都度吸収しています。これまで34カ国の報道機関と協力して取材、発信をしてきました。あらゆる問題を国際的な視点で捉え、世界水準の技術を磨き続けます。
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- 4.顔色をうかがわず、全力でぶつかります
- 私たちは常にジャーナリストとしての倫理を最優先して、取材相手に全力でぶつかります。権力や広告主に遠慮をすることはありません。取り得るあらゆる手段を使って、不正の事実と証拠を入手します。
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- 5.若手ジャーナリストを育成すると共に、技術は社会で共有します
- インターネット上で誰もが情報を収集し発信できる時代では、ジャーナリストは職業人としてより高度な仕事が求められます。Tansaが運営する探査報道ジャーナリスト養成学校で、全国の若手ジャーナリストやジャーナリスト志望の学生を育成します。またTansaが日頃の取材で培った技術は社会で広く共有し、市民が的確な情報を収集して発信する手助けをします。
インターンができること・取り組んでいただくこと
・取材の補助、情報収集・資料調査
・写真・映像の撮影・編集
・記事で使う画像などのデザイン
・ジャーナリスト育成講座への参加
・外国の報道機関との共同取材やコラボ企画、国際会議への参加
・イベントの運営・企画
・組織運営(ファンドレイズ、SNSプロモーション)など
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
学生インターンの佐々木紘子です。Tansaに参加して1年になります。これまでに様々な経験をしてきました。
例えば、データベース作成です。最新のシリーズ「それでも参政党を選びますか」では、参政党代表・神谷宗幣氏と東京選挙区の候補者・さや氏の過去の発言集を作成しました。議会質問や書籍、動画、ブログ、雑誌での発言がもとになっています。私は、合計100本以上のYouTube動画を見ました。地道で骨が折れるような作業でした。
このような作業があったからこそ、Tansaは「参政党には政党として一線を超えている主張があるのではないか」と報道することができました。その上で、有権者に「あなたは、それでも参政党を選びますか」と問うことができました。
地道で骨が折れるような作業も、1行を書くためには不可欠なことです。この積み重ねがあってこその探査報道なのだと改めて感じました。
また、コラムも1本執筆しました。
書く時は、とにかくよく考えます。自分は何を伝えたいのか、伝えるためにはどのような流れにするのか、どの言葉が最適なのか、〇〇とはどのようなことなのか?など。裏紙を使って何度も考えを整理しては、書き直し、を5回ほど繰り返しました。メンバーと話している時に、ヒントが見つかることもありました。「これだ!」と分かった時はとても嬉しかったです。
考え抜くということは自分と向き合うことだと学びました。自分で自分に問うことは難しいです。でも、考え抜くからこそ文を書けるのだと思います。
今も、コラムを一本準備中です。その他にも取材に同行したり、取材先で写真や動画を撮ったりしています。日々、新たな学びに出会っています。これからも学び続けていきます。
雰囲気 | |
---|---|
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
渡辺周 |
---|---|
設立年 |
2018年 |
法人格 |
NPO法人 |
Tansaの法人活動理念
Tansaは「風穴をあけるニュース」を届ける報道機関です。日の当たりにくい問題に目を向け、手間ひまをかけた「探査報道」で真実を明らかにします。
最新のニュースをいち早く報じるのではなく、隠れた真実を丁寧に掘り起こします。今被害に遭っている人の状況を変えることと、将来の被害を防ぐのが探査報道の目的だからです。
取材した結果は、Tansaの公式サイトからお読みいただけます。より多くの人々に届けるため、単なるレポートではなく、読者が引き込まれるような物語性のある記事を発信しています。
Tansaの法人活動内容
Tansaは、「探査報道」を専門とする報道機関です。取り上げるテーマは、政府や企業、犯罪集団組織などが隠蔽する不正です。環境、医療、性犯罪、行政、差別、労働問題など、分野は多岐にわたります。大きな力に虐げられている人々のために、何を変えたらいいかという視点で取材に臨んでいます。問題の構造に切り込み、犠牲者や被害者の置かれている状況を変え、将来の被害を防ぐことが目的です。着手したら事態が変わるまで報道を続けていきます。
Tansaでは、記事を日英2言語で配信しています。取材過程においても、ジャーナリズムのグローバルスタンダードである、世界規模での連携を重視します。探査報道が挑む国家権力や企業は、すでに国境を越えて広く活動しているからです。
2017年には、探査ジャーナリズム組織でつくる国際的アソシエーション「探査ジャーナリズム世界ネットワーク(GIJN)」(2024年5月現在、91カ国250組織が加盟)に日本で初めて加盟しました。現在も、国内唯一の報道機関です。2024年5月には、同月発足したアジアの探査報道ネットワーク「Asian Dispatch」に初期メンバーとして加盟しました。日本から唯一の参加です。
Tansaでは、あらゆる権力から独立した立場を守るために、企業からの広告料を受け付けていません。経済状況に関わらず誰でも探査報道にアクセスできる社会をめざし、読者から購読料もとっていません。Tansaの主な収入源は、個人からの寄付と財団などからの助成金です。
小さな組織ですが、活動の成果を多数あげています。Tansaの報道が国会や地方議会で取り上げられ、記事をもとに審議されたケースや、市民団体の活動の手立てになったケースも珍しくありません。また創刊以来、多くの機関から活動が評価されてきました。その一部は以下の通りです。
日本外国特派員協会(FCCJ)「報道の自由推進賞」、反貧困ネットワーク「貧困ジャーナリズム大賞」、ジャーナリズム支援市民基金「ジャーナリ ズムXアワード大賞」、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ「PEPジャーナリズム大賞&課題発見部門賞」、他多数。
Tansaの活動に共感し、共にTansaを成長させていくことに意気に感じてくれる仲間をお待ちしております。