「教えて！あなたの会社のプロボノ活動」大人の社会科見学 online 2025

大人の社会科見学 onlineとは・・・
社会課題の最前線で活動されているNPOなどソーシャルセクターの方々や、仕事の経験を生かしたボランティア「プロボノ（*1）」の経験を持つスピーカーなどが、「等身大の越境経験」を持ち寄り、聞き合い、引き出しあい、学び合うことで「知っているようで実は知らない社会課題」について共有していくイベントです。

プロボノとは・・・
「公共善のために」を意味するラテン語「Pro Bono Publico」を語源とする言葉で、【社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動】を意味します。
サービスグラントが取り組むプロボノについてはこちらのページよりご覧いただけます。

今回の大人の社会科見学 onlineでは、2021年から企業としてプロボノ活動に取り組まれているSAPジャパンさんに、企業の中でのプロボノ活動の位置付けにはじまり、プロジェクト参加経験を持つ社員の方からの話題提供を通じて、リアルな取り組みの様子について話題提供いただきます。

2010年のプロボノ元年以降、CSR活動、SDGsの実現、越境体験を通じた人材育成など、各社それぞれの位置付けのもとでプロボノプログラムが展開され、その文脈は実に多様に、また継続的な展開のバリエーションも豊かになってきました。
特に、SAPジャパンさんの取り組みでユニークなポイントは、「ボランティア活動の運営自体も社員ボランティアで」と、プログラム運営が経験者が支えながら自立的に推移していること、そして、その動きを経営層も認め応援する良循環が実現していることです。

今年1月に経団連が発表した社会貢献活動に関するアンケート では、企業が社会貢献活動を行っている理由として、「社員が社会的課題に触れて成長する機会」（77%）「社員のモチベーション向上や帰属意識の強化」（74%）の項目がともに7割超となり、2020年の調査と比較しても人的資本経営の趣旨にも合致する項目に大幅な伸びが見られました。社員に社会貢献活動の機会を提供することが、経営と一体化したものと考える企業が増加している様子が伺えます。

SAPジャパンさんでの取り組み事例を通じて、プロボノがきっかけとして起こる支援先団体（NPOや地域活動など）、社員の方の変化とともに、企業がこうした活動に取り組むことの多面的な可能性についても考えてみたいと思います。

【こんな方におすすめ】
・プロボノに興味があり、これから始めてみようかなと思っている方
・既にプロボノを経験していて、他企業での活動内容や今後の動向が気になる方
・企業内の人事や人材開発部門などに携わり、今後導入をご検討されている方 等々


【開催概要】
日 時：2025年6月25日(水) 19:30-21:00

参加方法：Zoom（お申し込みいただいた方へURLをお送りします）

申込方法：Peatix上の チケットを申し込む ボタンからお申込みください。

参加費 ：無料

【アジェンダ】
①オープニングトーク
活動開始から20年となるサービスグラントが携わった企業プロボノ
その変遷について

②SAPジャパンさんでのプロボノ活動の位置付け、展開について

③須藤さんのプロボノ経験
支援先：NPO法人BASEさん

【ゲストスピーカー】
SAPジャパン株式会社
小林 絹代さん

日本企業、外資系企業にて秘書、オペレーションなどバックオフィス業務に従事。
プロボノには、社内のCSR活動の一環として2021年に初参画。
自身の視野の広がりに感動を覚えた事から、「バックオフィスの私でも社会貢献出来ました！」を唱えて、現在は、社内プロボノアンバサダーとして活動中。

須藤泰良さん

SAPジャパンのビジネスプロセスコンサルタント。
就労継続支援事業所のマーケティング基礎調査・課題解決策提案を行うプロボノに参加。
参加で得た気づきとその後の変化を語ります。趣味はドライブと銭湯巡り。

【お問合せ】
認定NPO法人サービスグラント
（担当：岡本）