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更新日:2024/06/20
ありのままでいられる居場所で子どもたちの気持ちに寄り添い過ごすボランティア募集♪
認定NPO法人STORIA基本情報
STORIAは、経済的・精神的困難を抱えた小学生を対象に、安心・安全な「放課後の居場所」を運営しています。子どもたちと一緒にご飯を作ったり食べたり、ともに楽しんでくださるボランティアさんを募集中!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 |
活動日程 |
随時活動(活動期間:1〜3ヶ月) 週に1度、3ヶ月は継続して参加できる方(子どもたちと信頼関係を築くためにも、継続して寄り添っていただける方に来ていただきたいです。) |
活動頻度 | |
注目ポイント |
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募集対象 |
●活動日時: 一緒に活動する人の年齢層について
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特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
ありのままでいい きみの物語は きみのもの
「さみしい」って言えない。
「あれがしたい」「これがしたい」も言えない。
そのような子どもたちは
「自分が大切な存在だ」「自分はできる」
という気持ちを失ってしまいます。
それは、家庭や保護者のせいではなく、
「子どもの貧困」という
経済的な豊かさや成長、効率性や合理性を求めてきた
社会が作り出した環境が生み出したもので
子どもが自ら選んだものではありません。
でも子どもたちが一人ひとり、だれもが環境に左右されず
「ありのままの自分」でいられ
自分で自分の人生を決められるはずです。
だから、私たちSTORIAは、
子どもと、保護者をはじめとした子どもに関わる大人に
ありのままでいられる「居場所」と「関係」をつくり、届けています。
子どもたちが、ありのままの自分を大切にし、
自分で自分の物語を描けるようになるために。
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
自分が無駄に緊張してたかなと思うくらい、あったかい場所
ボランティアさきちゃんのストーリー
-なぜボランティア先としてSTORIAを選んでくれたのでしょう?
子どもたちと関わるにあたって、定期的によく会えるのがすごく大事だと思っています。
会える回数が多いほど、子どもたちと信頼関係を築けると思うからです。
大学で紹介されているボランティアは月1の活動が多いのですが、
STORIAは週2回と頻度高く活動していて、定期的によく会えて信頼関係を築きやすいと感じました。
-STORIAは他の団体と比べて、何が違うと思いますか?
居場所にいる大人も子どもも関係なく、仲がいいなと第一印象で感じました。距離が近いというか。
お互いにしっかりと意見を言ったりするのもいいですね。
自分自身が人見知りで、ボランティアに参加した当初は自分も子どもたちもお互いに人見知りを発揮したのですが、何回か参加すると子どもたちに名前を覚えてもらえて。
活動回数が多いことが子どもたちとの距離をつめられたポイントかなと思いました。
参加するごとに人見知りがなくなって、もっと楽しくなってきたと感じます。
-ふむふむ、距離が近いとは?
子どもたちから見た大人は親・先生が多いと思うのですが、
先生でもなく、ちょっと歳が離れた友達というか、気軽に話したりできる関係がいいなと。
子どもたちにとっては、なんでも話せて相談できる立場の大人がいるのはいい環境だなと思います。
子どもも大人もお互いにあだ名で呼び合うのが距離が近いと感じます。
距離が近いをもっと具体的に言うと…気軽に話せることもそうですし、
子どもたちと大人の間に信頼関係ができていると思います。
たとえばスタッフけいちゃんのように、長く居場所に関わっているスタッフと、
ジュニアボランティア※は信頼関係がありますね。
彼らをみていてやりとりのテンポが良く、数年間この感じでやってきたんだろうなとわかるんです。
(※ジュニアボランティア:居場所にいた小学生が中学・高校生になってボランティアする側に回ってくれます)
あとは子どもたちが居場所に入ってきた瞬間に、
スタッフ・ボランティアのことを名前やニックネームで呼んだり。
あだ名で呼ばれるって、子どもたちが私たちに会いたくて
この居場所に来た感じがすごい伝わるんです。
-ボランティアをして、自分の中で気づいたことを教えてください。
入る前は一緒に楽しく遊んだりご飯食べたりすることを想像していました。
子どもたちとの関わりがメインと想像していましたが、
スタッフやボランティアさんとの関わりもすごくありますし、
そこがすごく大事だと思いました。
STORIAの居場所では子どもたちが帰った後、スタッフ・ボランティア全員で振り返りを行います。
その日の子どもたちの様子、よかったところ、対応に困ったときなど、
みんなで共有して相談しあいます。
振り返りというのはボランティアとして初めての経験でしたが、
振り返りの時間がすごく大切だと感じました。
自分の見方と他の人の見方が、同じ場面にいたとしても視点が違ったりするんです。
ボランティア・スタッフの仲がいいからこそ、子どもたちの良かったところや、こんなふうに改善するといいんじゃない?と深い話ができるんです。
-ボランティアで楽しいと感じるときはどんなときでしょう?
一緒に遊ぶ時ももちろん楽しいけれど、子どもたちが自分のことを話してくれる時ですね。
子どもたちと今日あったこと、昨日したことの日常会話をするのが楽しいです。
休み明けに会うと、家族で出かけたよとか思い出話をしてくれるときの子どもたちが一番楽しそうで。
私は自分のことを話すのは苦手で難しいと思うのですが、
子どもたちが楽しそうに話してくれると自分も楽しくなりますし、
楽しいと言葉にして言ってくれるのがいいんですよね。
そしてそれを私に言ってくれるのがありがたいです。
子どもたちと普通に話すと、最初は「誰?」から始まるのですが(笑)、
日常会話ができるまでになると、信頼関係とまでは言わずとも子どもたちは心を開いてくれてるのかなと感じます。
-これからボランティアに参加したいと考えているみなさんに、どんなことを伝えたいですか?
居場所に入った瞬間に「あったかいなぁ」と思ったんです。
この「あったかいなぁ」をこれからボランティアに入るにも感じてほしいですね。
人見知りの私でもここまで打ち解けられるくらい、大人も子どもも素敵な人しかいなくて。
自分が無駄に緊張してたかなと思うくらい、あったかい場所だと思います。
特徴 |
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法人情報
法人格 |
認定NPO法人 |
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STORIAの法人活動理念
STORIAに関わる一人ひとりが自分らしく生きられ、幸せになってほしい
本来ひとり一人に与えられている素晴らしい『人生の物語』を描けるようになるために【認定NPO法人STORIA代表理事・佐々木のストーリー】
私たちは、経済的・精神的な困難を抱えた親御さんや子どもたちと日々出会っています。
その方々はこれまでご自身が育った環境などにより、
心に大きな傷つきや痛み、悲しみを抱えています。
そのような痛みが原因で、誰かを頼ることや、つらいという言葉を言うことさえできず、
さらに孤独な人生を選ばざるを得ない状況になっています。
私たちはSTORIAの活動を通して、困難を抱える親御さんや子どもたちに
『愛ある関係性』や『繋がり』を築いていきたいと思っています。
ありのままの存在が受け入れられ、心が通ったつながりは孤独を打ち消し、
愛された経験によって、自分や他者を大切にすることができるからです。
東日本大震災後、生かされた命の意味を問うだけで、
私は社会を変えるなんて大それたことを考えられませんでした。
困難の中にいる子ども達に「あなたは生きているだけで価値がある。
素晴らしい可能性をもって生まれてきている」ということを
心から信じ、子ども達を心から愛したいという思いしかありませんでした。
STORIAに出会った子どもたちがたった一人でも「人生が変わった」と言ってくれたら、
STORIAを創った意義があると本気で思い、丁寧に、大切に、諦めずに2016年から子どものサードプレイスや親御さんの相談支援事業を続けています。
サードプレイスでは、子ども達に愛情を注ぎながら、
最高の機会を子ども達と共に創っていきたいという想いがあります。
なぜ、この最高の機会と経験が大切かというと、
私たちは貧困の連鎖をストップすることはプロセスであり、
その先には「子どもたち一人ひとりが自分らしく生きられ、幸せになってほしい」という願いがあるからです。
STORIAのスタッフとボランティアさんは、たくさんの愛情を持って子どもたちとサードプレイスで過ごしています。
これは決して施しではなく、子どもたちが「自分は存在しているだけで価値がある」と心から受け取ることが、この後の子どもたちの人生を大きく変え、力強く生きていく糧になると信じているからです。
また、一人ひとりの子どもには、もって生まれた才能を生かして人や社会を愛していく力があると信じています。
子どもたちが自分自身、そして周囲や世界との関係性の中で愛されることや愛することを経験し、
かつ本質を探究できる環境によってその力を最大限に発揮できること、
その経験を積み重ねることで、自分の人生の旅を創り上げていけるのだと思っています。
ここを卒業した子どもたちはジュニア・ボランティアとなり、その旅の1歩を歩みはじめています。
このような場所を守りながら広げていきたい。
この小さくて弱々しいたった一つの愛が、今では何百人にも広がり、
たくさんの方々からの愛と励ましによってサードプレイスが守られています。
STORIAに応援やご支援くださっている方々と、子ども達を愛する仲間として
共に未来に向かって歩めることは奇跡でしかありません。
私たち大人も自分に与えられている可能性を信じ、
目の前の子どもたち一人ひとりの心の声に耳を傾け、
小さな選択の積み重ねに寄り添い続けていくこと。
そして子どもたちに関わるすべての方々も幸せであることを願い、
創造的な変化を遂げていく団体として歩みを続けていきます。
環境によって可能性が閉ざされることなく、本来ひとり一人に与えられている素晴らしい『人生の物語』を子どもたちが描けるようになるために、ご支援くださった皆さまの愛とともに、この活動を子どもたちと親御さんに届けて参ります。
この私たちが与えられている命もすべての営みも、この世界から与えられ生かされている。
今、私はこのことを感謝をもって心から受け止めています。
子どもたちと親御さんの人生の旅を応援くださる伴走者として、
愛情が循環する未来を私たちと築いていく仲間として、
この旅路を共に歩んでいただけたら心から嬉しく思います。
STORIAの法人活動内容
子どもたちの居場所での1日の様子をお届けします。
ボランティア・スタッフとして関わりたいけど、
居場所ってどんな雰囲気なんだろう?を感じたい方に
ぜひ読んでいただきたいです。
夕方
学校から帰ってきた子どもたちが居場所にやってきます。
みんな、おかえり!待ってたよ!今日はなにして過ごそうか?
ここではいつ、なにをするのか、子どもたちが自分で決めます。
子どもたちの「やってみたい!」に寄り添い、どうしたらできるか?を一緒に考えていろんなことにチャレンジします。
帰宅時間を知らせるチャイムが鳴ると、子どもたちは外から居場所へ帰ってきます。
安心安全のためにも、この時間は子どもたちとの大切な約束です。
子どもたちは遊びの天才!
ピアノやあやとり、絵を描いたり、体を動かしたり。
子どもたちが教えてくれることもたくさんありますし、
日々できることもどんどん増えていきます。
18:00
子どもたちとスタッフ・ボランティアさんで作ったご飯をみんなでいただきます!
酢豚食べたいから、今度は僕が作るね!と自分で食べたいメニューを考えて作ってくれる積極的なジュニアボランティアもいます。
※STORIAは小学生の子どもたちを対象にしています。
中学生になると、ジュニアボランティアとして支える側に回ってくれます。
子どもたちは自分で自分のごはんをよそい、今日あったことなどをお話ししながらみんなで一緒に食べます。
食べ終わった食器は自分で洗い場まで下げて、また楽しく遊び始める時間です。
ご飯を食べた後、子どもも大人も全力でこの居場所を楽しみます!
STORIA のフィロソフィー(哲学・あり方)『Respect&Fun』 をみんなが体現しています。
時には大人だって間違うこともありますが、
お互いが不完全な存在であることを受け止めあい、
「わからないから一緒に考えよう」「私が間違っていたよ、ごめんなさい」を伝えるのです。
そろそろ夜も遅くなり、子どもたちは帰る時間です。
「今日も楽しかったね!じゃあ、またね!」と
ボランティアさん・スタッフに見送られて、お家へ帰っていきます。
ちょっと恥ずかしそうに、でも嬉しそうに「またね」と手を振ってくれる子どもたちに、私たちはたくさんの愛と笑顔を贈ります。
子どもたちが帰った後、ボランティアさん・スタッフの全員で振り返りの時間が始まります。
子どもたちのその日あった素敵なところをカードにしたためて、毎月子どもたちへ渡します!
その場では言えなかったことも含め、子どもたちにたくさんの愛を言葉にして渡すことが、子どもたちのこれからを支える大事なお守りになるように思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
STORIAでは居場所のボランティアさんを募集しております。
ぜひ、私たちと一緒に愛情の循環に加わってくださいね。