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更新日:2024/05/23
【ボランティア急募】孤立しがちな親子に寄りそう家庭訪問型子育て支援ホームスタート
NPO法人ホームスタート・ジャパンこの募集の受入法人「NPO法人ホームスタート・ジャパン」をフォローして、
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基本情報
あなたの子育て経験をボランティアに活かしませんか?
ホームスタートは、子育て経験者が先輩ママ・パパとして、地域の家庭を訪問し、一緒に家事をしたり子どもと遊ぶことで家族に寄り添いサポートする活動です。
活動テーマ | |
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活動場所 |
ホームスタートは全国各地で活動していますが、5月から北海道札幌市、千葉県船橋市、東京都練馬区、滋賀県近江八幡市でボランティアのための講座が始まるため、現在、参加者を募集中です。 |
必要経費 |
無料 訪問活動は無償ボランティアです。交通費は、各地域の団体の基準に従ってお支払いしています。事前の養成講座は参加無料です。 |
活動日 |
期間は相談可 ●訪問活動は、週に1回2時間程度、数回訪問します。空いている時間に活動できます。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
特別な資格は必要なく、子育てを経験した方や、子どもに関わる活動や仕事に携わった経験のある方であればどなたでも参加することができます。 |
募集人数 |
20名 |
特徴 |
募集詳細
ホームスタートは50年前にイギリスで誕生、世界22カ国に広がっている家庭訪問型の子育て支援です。
日本でも、現在、32都道府県の約120地域で活動しています。10年以上の活動で、これまでに1万5千家庭に、計10万回以上訪問した実績があります。
この活動を支えるのが、全国各地に3,000人以上いる訪問ボランティアで、「ホームビジター」と呼んでいます。
ホームビジターは、地域の子育て家庭に訪問し、親戚や友人のようにママ・パパと一緒に家事をしたり、子どもと一緒に遊んだりしながら親子と過ごすことで、地域の子育て家庭をサポートするボランティアです。
不安や悩みも誰にも話せずにいると膨らみがちですが、話ができたり外出するキッカケができたりすることで、イライラやモヤモヤも解消し、自分らしさを取り戻していくこともできます。
具体的な活動のイメージは、こちらの動画でご覧ください。
東京都の「こどもスマイルムーブメント大賞 特別賞」を受賞したことから、東京都に活動紹介の動画を制作していただくことができました。短い動画ですが、わかりやすい内容です。
ホームスタートは、全国各地で活動していますが、5月から北海道札幌市(手稲区、西区)と、千葉県船橋市、滋賀県近江八幡市でボランティア養成講座を開催しますので、参加者を募集しています!
少しでも興味があれば、「応募画面」からフォームに記入して、気軽にお問合せください。
札幌市では、
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団が「ホームスタート・ていね」として活動しています。
船橋市では、
NPO法人世界のともだちが「ホームスタート・しゅっぽっぽ」として活動しています。
近江八幡市では、
特定非営利活動法人ほんわかハートが「ホームスタート・ほんわか」として活動しています。
ご参加お待ちしています!
ホームスタート全国ネットワーク組織:NPO法人ホームスタート・ジャパン
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
訪問ボランティア(ホームビジター)の方の体験談からの抜粋です。
さらに詳しくは、NPO法人ホームスタート・ジャパンの公式ホームページで、ご覧いただけます。
最初は、「子育て」というよりボランティアを何かということでしたが、講義を受けるうちに、私たちの世代はみなさんそうだったと思いますが、ワンオペで育児をするのが当然で、辛かったこともあったけど、楽しかった。
でもやはり他人に預けるとなると、気が引けたり、母親としていいのだろうかと迷っていたことも思い出して、今のお母さんたちのサポートを少しでもできればと、どんどん気持ちが強くなっていったところがありました。
訪問初日は、利用者であるママも私自身もとても緊張していて、なかなか友達のように気軽にお話しするということの難しさを感じました。しかし、2回、3回とお会いしていく中で、迎えてくださるママの笑顔がやわらかくなり、日々の愚痴なども聴かせてくださるようになると、関係がぐっと近くなったように感じることができました。
自分自身も仕事をしているので、訪問家庭と日程や時間を調整しながら訪問することは、時として大変なこともあります。それでも、私がビジターを続けている理由は、子どもさんの笑顔とママからの「ありがとう」「助かった」という言葉をいただけるからです。
私たちにできることは、ちょっとした手助けと寄り添うことだけです。でも、それだけでもママたちは笑顔になれるということを訪問の中で感じています。
私の二人の子どもの年齢差は1歳8カ月で子どもたちが小さい頃の子育ては特に大変でした。それでも私は人に頼ることが下手で、自分一人で何でもやってしまおうとするところがありました。自分が疲れていたり、自分が思うように子育てができずイライラしてしまうと、子どもを必要以上に怒ってしまうこともあり、ニュースでよく見る虐待も他人事ではないな、と思ってしまうこともありました。
子どもたちが笑顔で遊べると、お母さんたちも自然に笑顔になります。お母さんや子どもたちの笑顔を見て、私が元気をもらうこともたくさんあります。
私自身、転勤が多い仕事をしながら小学生と乳児を育ててきたんですが、見知らぬ土地で途方にくれながら子育てしていた頃に、縁があって近所の方にお世話になる経験がありました。あの時にお世話になったことは、安心につながって本当に有難かったし、お陰で仕事も続けられました。
今のお母さんたちにも自分が何かお役に立てたらな、という恩返しの気持ちがあります。子どもの笑顔ややわらかさに自分も癒されますし、私にとっても楽しい時間を過ごせました。これからも続けたいボランティア活動です。
特徴 | |
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男女比 |
男性:10%、女性:90% |
法人情報
代表者 |
森田圭子 |
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設立年 |
2009年 |
法人格 |
NPO法人 |
ホームスタート・ジャパンの法人活動理念
すべての子育て中の親たちが、妊娠期から孤立することなく、子育て経験のある人たちと地域で安心してつながることができ、すべての子どもが尊重され、多様な大人に見守られて育つ社会の実現
ホームスタート・ジャパンの法人活動内容
ホームスタートは50年前にイギリスで生まれ、22か国に広がった家庭訪問型の子育て支援の仕組み。地域の子育て経験者が、週に1回2時間程度、数回にわたって産前や乳幼児のいる家庭を訪問し、傾聴と協働をするボランティア活動。利用は無料。家事代行や託児は請け負わないが、母親などと一緒に話をしながら家事や育児、外出をし、親自身の心の安定と子育て意欲やスキルの向上につながる効果が実証されている。日本ではNPO法人ホームスタート・ジャパン(HSJ)がネットワークの中心になり、各地域の現場では地元のNPO法人、社会福祉法人、幼稚園・保育園、児童養護施設などが運営母体となり、家庭を訪問するボランティアを募集・養成し、ホームスタートの手法で家庭訪問を行う。充実した研修や詳細なマニュアルにより、訪問の質の担保がされているのが大きな特徴。
■■■実証された高い効果■■■
ホームスタートでは、利用する母親などに対し、14項目に分類したニーズを訪問開始前に確認し、そのニーズが満たされたか訪問終了後に確認し、効果を評価する仕組みがある。
2023年度の結果まとめでは、「孤立感の解消」というニーズが最も高く、そのニーズが「充足」された利用者が95%と非常に高い。この高評価は2009年当初から10年以上継続しており、「孤育て」と言われる社会課題への取り組みとして有効であることを示していると言えるのではないか。
活動実績
任意団体として活動スタート
2006年
発祥の地であるイギリスを視察
2007年
日本国内で試行事業を開始、オーストラリアでの活動を視察
2008年
NPO法人を立上げ、13地域で活動開始
2009年
東日本大震災で被災した家族の支援のための活動に助成も得て取り組む
2011年
活動地域が、全国で100地域に
2018年
10周年記念イベントを開催、外国人家庭の支援など新たなプログラムも開始
2019年
コロナ対策のため、オンラインでの活動に積極的に対応
2020年
32都道府県の約120地域で活動、累計で10万回の訪問に
2023年
32都道府県の約120地域で活動。
年間で2,867家庭に訪問して支援、累計で1万6千家庭に対し11万回超の訪問を行った。