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更新日:2023/10/23

【アート・クラフト、世界の音楽会 】ツクル森のボランティアスタッフ募集!

ツクル森実行委員会
  • 活動場所

    京都 (京都市の中心部から車で約1時間、京北という森に囲まれた里山エリアで開催します。JRバスでもお越し頂けます。)

  • 必要経費

    無料

  • 募集対象

    社会人 / 大学生・専門学生

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基本情報

京都里山の京北で、多様な創造の力をもちよって行われる「ツクル森」。
学生や地域ボランティアが協力し合い、共に文化を創造しましょう!

活動テーマ
活動場所

京都市の中心部から車で約1時間、京北という森に囲まれた里山エリアで開催します。JRバスでもお越し頂けます。

必要経費

無料

注目ポイント
  • 同世代の若者
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生からシニアの方までどなたでもご参加いただけます。
    是非お友達と一緒にご参加ください
    ※1日最小2時間から参加可能です。

    募集人数

    40名

    特徴

    募集詳細

    京都里山の京北で、多様な創造の力をもちよって行われる「ツクル森」。

    学生や地域ボランティアが協力し合い、共に文化を創造しましょう。


    ■イベント詳細■

    ツクル森 -アート・クラフト・世界の音楽会-
    2023年10月28日(土)29日(日)
    地域文化と世界の様々な民族文化が融合し、国際色豊かな文化創造の場です。地域の食材を活用した郷土料理や、ルーマニア・メキシコ・インドといった様々な国のカラダに美味しい郷土料理が並びます。子供たちが自然素材を活用して創る喜びを体験する、ものづくりワークショップも盛りだくさん。世界のフォークダンスワークショップでは、音楽文化をカラダで感じ世界の文化と里山の文化を五感で感じる特別なお祭りです。


    ■ボランティア特典■

    ・イベント当日スタッフへのまかないランチ

    ・宿泊(大部屋男女別)&朝食付き

    ※イベント当日1日4時間両日8時間以上サポートしてくれる方のみ


    ■稼働日■

    10月21日(土)クリエイターズ・デイ(ステージやテントの設営、備品の振り分け)9時半集合、16時半頃終了

    10月22日(日)クリエイターズ・デイ(ステージやテントの設営、備品の振り分け)9時開始、16時半頃終了

    10月27日(金)前日準備(イベントで使用する看板などの制作)9時半開始、作業終わり次第終了

    10月28日(土)ツクル森1日目10:00〜17:00(Camping Night 17:00〜21:00)(受付及び駐車場スタッフ※1日4時間のシフト制)

    10月29日(日)ツクル森2日目9:00〜17:00(受付及び駐車場スタッフ※1日4時間のシフト制)

    10月30日(月)シマウ森(後片付け)9時半開始、作業終わり次第終了

    ※クリエイターズデイ、およびツクル森本番両日は、可能な場合、二日続けてのご参加が有り難いです。その場合は上記の通り宿泊サービス他がございます。

    体験談・雰囲気

    このボランティアの体験談

    ツクル、つくる、作る、創る…

    Make, Create, Design,…

    そんな言葉が私の頭をしばしば旋回する。

    ツクルって、(私にとっては)近くて遠い、面白くて面倒くさくて、根源的であり深遠な…、人間以上であるがゆえに人間的な…営みである。

    私はまだ、その、ツクルという言葉の只中にはいない。外堀の中の一介の観察者にすぎない。

    人間が、人類史上もっともツクルという営みから遠ざかった時代に、私は生まれた。

    「買った方が早いから」「時間は金で買うものだ」

    そんな言葉が私の周りを行き交ってきた。

    そのなかで、私たちが何を失っているのかなんて、知らないまま。

    人間は、何かを失っているとき、何かを得ているという幻想の中にいる。「力」を得ているという幻想が、むしろ私たちを脆弱にしているのだ。

    私は、京北で暮らす方々や、ツクル森との出会いを通して、この張りぼてのような現代社会の中で、欺瞞的に自らを満足させるような生活を送る必要はもうない、ということに気付き始めている。それは、自分を大切にする態度ではないからだ。

    じっくりと時間をかけて、何かをツクル、そこにある意味はなんなのだろう。

    それらを切り捨てながら、私たちは何を失っているのだろう。

    即物的にラクなものに流される私を、投げかけられる問いの数々が引き留める。

    今年も、引き留められにいけばいい。緑豊かな会場で、自分がどこかハマり切らずに、少々浮いていたとしても。


    京北に暮らす、ツクル森でも時々タロットをしてくれるちょっと不思議な、でもちょっとシンパシーを感じる方によれば、私は未だ、「地球のメンバーになっていない」という。なんでも、「地に足がついてなさすぎる!」そうである。

    どうりで長いこと、この現実世界に着地点を見失い、抽象の中に精神が浮遊しているわけだ!

    このことは、先程私が「張りぼて」と称した現代社会とも重なるものがある。精神がその地に根差していないから、どこか脆弱で、すぐに吹き飛ばされてしまうのだ!だってずっとこの社会の中で生きてきたのだから、私の在り様は、私が生きてきた時代や社会を映し出している。そして、これから向かう先さえも。

    京北で暮らす方々、そしてツクル森に携わっている方々は、何かしらの土地との共鳴を起こしている方々であると思う。それが、私との大きな違いであり、彼らの魅力、つよさ、したたかさである。精神がその地に根を張っているから、簡単には吹き飛ばされない。それが知恵であり、暮らしの中で様々なものを形ヅクル。


    この地球は、この絶妙な地軸の傾きゆえ、様々な風土を持つ。人々は各々の地に暮らし、文化的多様性が生まれる。それは必然であり、自然。

    グローバリズムの名の下で、工業製品のような画一化が進む中、その地を覆うコンクリートは、精神が根付くのを阻む。その不自然さに気付くのを、もうこれ以上先延ばしにしなくてもいい。

    文化とは、その地に暮らす人間の生活から生まれるものである。暮らしの中に、人間の日々の確かな営みのなかに、創造性はある。

    「芸術」という名の額縁で覆い、自然や人々からそれを隔絶しなくともよい。私たちが本来持っていたものを、特権階級だけに許された娯楽にしなくともよい。


    ツクル森のステージで、私たちは、ガムランであったり、アイヌや南米先住民の唄であったり、スロバキアの羊飼いの笛であったり、アフリカン・ダンスであったり…、めまぐるしく様々な地域の音楽に触れることとなる。そこで音楽を奏でる人々は、皆、そこから感じ取られる人々の暮らしや風土の息遣いに愛着と親しみを感じ、確かに生きられた人間の喜怒哀楽の痕跡に、心揺さぶられてきたのだろう。

    そのような感性に、私の心は積雪の重力に耐えんとぎしっと軋む。目の前の人間が、何に心惹かれ、何に心揺さぶられてきたのか、何に、何の力で導かれ、ここにやってきたのか。

    一体いつ、私は、この世界に着地点を見出せるのだろう?


    ふいに、こんな言葉を思い出す。

    「生命は孤立しない」

    ならば、というべきか。

    ———みなもとへかえろう—— ツクル森2022のタイトルが、私の心に溶けてゆく。

    特徴
    雰囲気

    団体情報

    ツクル森実行委員会

    法人格

    任意団体

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