一般社団法人Ayumi
【VISION】
障害の有無に関係なく、選択肢のある社会に
【MISSION】
障害という言葉から生まれる認識・潜在意識を組み替える
【創業の想い】
障害者と健常者の間での区別がなくなるほどに、不自由なくお互いが歩み寄れる社会を創っていきたい。
ハードはすぐに変えられなくてもハートは心持ち一つで変えられる。そう考えています。
物理的バリアフリーではなくても、心のバリアフリー対応で十分に障害者の方々の選択肢が広がります。
店舗や企業、当事者、社会、お互いの配慮を始めとした「歩み寄り」。
お互いが「出来ない・あれはだめ・これはだめ」ではなく出来ることから始めてみる。
私たちはそんな社会を創っていけると信じて行動を続けています。
車椅子生活を送る従兄弟や生前の祖母の存在から、【障害者だから出来ない】ではなく【障害者にしか出来ない】と捉えることの出来る社会に変えていくために2021年に起業しました。
身体障害者と一緒に定めたバリアフリーに関わる基準や調査項目をもとに、バリアフリー認証事業を展開しています。
障害者が抱える情報格差を無くすことを目標にバリアフリーメディア「Ayumi」を運営しています。
最近は令和の虎に出演させていただきました。
2024/03/17更新
身体障害者やその家族、109名にアンケートを行った結果、多くの方々が就職・日常生活で必要な衣食住・娯楽に関しての情報の取得ができていません。
その割合、47.7%。
調べても見つからない。
だから、やりたいことや外出を諦める。
「諦めることに慣れてしまっている」現状があります。
一方、事業者は障害者やその家族への商品やサービスを開発しても情報を届ける場所が少ないのです。
また、飲食店を中心とした店舗は新規集客とリピーター確保が常に課題です。
加えて、障害者に対する対応方法・受け入れ方法がわからないから受け入れを控えるという現状があります。
このままでは、障害を抱える人・その家族の選択肢は増えていきません。
事業者側も、機能性が高く、障害を抱えている人も含めてみんなが使いやすい商品やサービスを開発しても広がらないという課題を解決していく必要があります。
私も含めて、すべての人が明日も不自由のない健康な身体である確証はありません。
私の従兄弟も18歳の時に、事故で車椅子生活を余儀なくされました。
従兄弟は「進学・就職・制度に関する情報や、バリアフリー情報、障害に関わるまとめサイトが調べても出てこないから諦める」「行きたいところはあるけど、障害者が行ける場所なのかどうかがわからないから行けない」とよく言っていました。
Google検索・Yahoo!検索などの検索サイトがこれだけの発展を遂げたにも関わらず、障害当事者やその家族が求めている情報は、検索をしても得にくいという実状があります。
この現状の課題を解決することで、今よりも日本が活発で優しい社会にしていけると確信しています。
なぜ、確信しているのか?
一般社団法人Ayumiを起業し、バリアフリー情報サイトの運営・バリアフリー認証バリアフリー情報サイト・バリアフリー認証の運営をしていく中で、感動的な瞬間に多く立ち会いました。
(障害者や障害児の家族からの言葉)
・記事を見て、できないと思っていましたが挑戦したいと思えました!やってみたら自分の世界が広がりました!
・車椅子では居酒屋を楽しめないと思っていましたが、お店の人に入店サポートを依頼して楽しむことができました!
(事業者側)
・身体障害者の方が抱える課題を一緒に解決できることを嬉しく思います。実際にバリアフリー対策をしたら、高齢者やベビーカーユーザーの家族や妊婦さんなどあらゆる人たちがお店を使うようになってくれました。
・Ayumiさんと関わって、知らない世界を知ることでスタッフの接客力がグンと上がりました。
このように、バリアフリー情報サイトやAyumiとの出会いを通じて、記事を見る人たちの選択肢が増えました。
そして、バリアフリー認証を通じて、企業側/店舗側のバリアフリー対策へ前向きに変わったことや障害者を受け入れることへの認識が変わっていく瞬間に立ち会えています。
日本は他国に類を見ない速度で身体障害者・高齢者が増えています。
そんな、先進国の日本だからこそ、バリアフリーにおいても先進国にしたいと私たちは考え活動しています。
2022/02/02更新
まず初めに、バリアフリーには2種類あると言われています。
1つは、「物理的バリアフリー」。
もう一つは、「心のバリアフリー」です。
心のバリアフリーはいわゆる、スタッフの配慮や対応のことを指しています。日本社会ではまだ、「障害者」に対して、「弱者」「関わりを持ちたくない」「冷たい白い目でみる」という文化や認識が根付いています。
日本ではバリアフリーは海外に比べても少し遅れています。
原因は4つです。
①店舗運営業界がそもそもバリアフリーに興味が無い
②バリアフリー設備にすることでマイナスが大きいと捉えています
ーバリアフリー改築費用が高いと思い込んでしまっている
ーバリアフリーにしても障害者の対応の仕方がわからないからそれなら今のままで良い
ーバリアフリーにしたところで集客が出来るわけでもなく、売り上げが上がらないと思い込んでいる
③障害者が来たときの対応方法がわからない。知ろうという前向きな考えに至っていない。
④世の中のバリアフリー情報は健常者が調査を行って載せていることが多く、情報の信頼性が低い。
⑤バリアフリー問題と同時に問題なのが、障害者雇用問題です。
ー2020年の障害者全体の新規求人数も30%低下
ー2020年の障害者全体の解雇率は40%増加
ー就職1年後時点での定着率は、身体障害者は60.8%
私たちはこういった問題にも向き合い、解決していかないといけないと思うのです。
2022/02/02更新
Ayumiのバリアフリー認証を通して店舗様に下記のメリットをお伝えしています。
①Ayumiは約80名の身体障害者と作成した、85項目以上あるチェックシートを使用しています。
身体障害者が訪問をして、バリアフリーの調査・認証をすることで情報に「信頼性」が生まれます。
②認証内容をもとに身体障害者の層である872万人へアプローチを行います。この872万人は今まで店舗様が見落としていた層です。身体障害者を1人集客に成功することで、健常者を1人集客するよりも、年間で6倍の売り上げが見込めるんです。
※6倍計算:リピート率2.8倍✖︎身体障害者が連れてくる人数1.3人以上(合計2.3人)=6.44
※このデータは国土交通省が出しています。
③「障害者差別解消法」「合理的配慮」が義務化になり、障害者に対して無下に対応することで訴訟されるケースが増えていますが、調査・認証を行っている身体障害者から対応方法をアドバイスすることで訴訟リスク回避につなげます。
店舗様がバリアフリー認証に賛同・導入してもらうことで、3つの問題が解決出来ます。
①バリアフリー情報の開示数が増えて、身体障害者を始めとした高齢者達の選択肢が広がります
②85項目に及ぶ当事者が調査したデータになるので情報に「信頼性」があることで安心して来店が可能になること。
③今まで職に就けていなかった身体障害者・副業を始めたいと思っていた身体障害者の雇用を創出します。
2000年
2021年10月
2022年01月
2022年01月
2022年03月
「ユニバーサルデザインとは何か」から始まり、「ユニバーサルデザインとバリアフリーとの違い」についてもお話ししました。
また、「なぜこの考え方が重要なのか」など基礎的な部分からお話しさせていただきました。
2022年08月
2022年08月
一般社団法人Ayumiならびに代表 山口の事業・活動に着目していただき、「25歳 情熱の起点」にテレビ出演させていただきました。
・一般社団法人Ayumiとは?
・バリアフリー認証を何故始めたのか?
・事業を通してどういう社会になってほしいのか?
についてお話ししました。
2022年09月
・バリアフリー認証・バリアフリーメディア・バリアフリー基金について
・どんな理念を持ち事業を推進しているのか
・Ayumiの目指す健常者と障害者の区別が無くなる社会とは
・なぜ当事者目線で基準・規格・調査項目を作ることが大切なのか
についてお話しさせていただきました。
2022年09月
・一般社団法人Ayumiとは?
・バリアフリー認証のサービス詳細
・何故他の法人と違い100項目以上の調査項目を設けているのか?
・実際の調査やアドバイスの様子
が放映されています。
2023年09月
詳細については、
「令和の虎 山口広登」と検索してください。
よろしくお願いいたします。
団体名 |
一般社団法人Ayumi |
---|---|
法人格 |
一般社団法人 |
HPのURL | https://the-ayumi.jp |
代表者 |
山口広登 |
設立年 |
2021年 |
Twitterアカウント | https://twitter.com/Nowisthemostfu1 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/profile.php?id=100009803437987 |
職員数 |
20 |