【対面&オンライン】12/21(日)開催!日韓みらい学習会 #1(長生炭鉱)

アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)

基本情報

日韓みらい若者支援事業では、 2025年12月21日(日)に学習会#1「私たちは歴史から何を学び、どう未来へつなげるのか? ─ 長生炭鉱の水没事故と市民の取り組みから考える日韓関係 ─」を開催します!

開催場所
  • オンライン開催
  • 東京アクセスアジア文化会館(都営三田線千石駅から徒歩約5分)
必要経費
  • 700円

学生&会場参加者は無料ですが、一般のオンライン参加の場合は700円です。

開催日
  • 2025年12月21日(日)

14:00~16:00(13:30開場、オンラインは13:50入室開始)

募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア


「日韓みらい若者支援事業」では、 2025年12月21日(日)に学習会を開催します!

私たちは歴史から何を学び、どう未来へつなげるのか? ─ 長生炭鉱の水没事故と市民の取り組みから考える日韓関係 ─


■□■□■□開催概要■□■□■□

【日時】 2025年12月21日(日)14:00〜16:00
【会場】 対面(アジア文化会館)&オンライン(Zoom)
【テーマ】 長生炭鉱の水没事故(水非常)の歴史と現在の取り組み

<対面参加の会場>
アジア文化会館    〒113-0021
東京都文京区本駒込2-12-13 アジア文化会館
都営三田線千石駅から徒歩約5分
Googleマップを開く


■□■□■□詳細・参加要項■□■□■□

【講師】
・井上洋子氏(一般社団法人長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 代表)

【コメンテーター】
・上田慶司氏(一般社団法人長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 事務局長)

【主な参加対象】
・長生炭鉱と水没事故(水非常)の歴史に関心のある方
・遺族調査、遺骨鑑定の政府交渉などの最新情報などを知りたい方
・歴史、日韓関係に関心のある方(高校生、大学生、大学院生、20~30代の社会人歓迎!)

【参加費】
・学生&会場参加:無料
・一般のオンライン参加は700円
※会場で参加される学生の方は、当日学生証をご提示ください。

【定員】
会場:30名(先着順)、オンライン:定員なし

【実施言語とサポート】
・本イベントは日本語で実施します。
・参加にあたりお手伝いが必要な場合は、申込時にお伝えください。


■□■□■□お申込み■□■□■□

このイベントはPeatixからのお申込みが必要です。activoからお申込みいただいた場合、メールでPeatixの申込ページをご案内いたします。
※Peatixでのお申込み完了後、オンライン参加をご希望の方はZoomの参加URLをご確認いただけます。
締切:2025年12月21日(日)10:00


■□■□■□講師プロフィール<井上洋子氏>■□■□■□

長野県天龍村出身。大学時代に村の平岡ダムで強制労働が行われていた事を知り、衝撃を受ける。結婚を機に山口へ移り、長生炭鉱の存在を知る。1991年に「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」(以下、刻む会)設立に参加し、戦時中の水没事故の記憶を継承する活動を開始。設立後は韓国遺族との交流事業も積極的に進め、犠牲者の本名を刻んだ追悼碑の設置に尽力する。2015年には同会の共同代表に就任し、遺骨返還に向けた活動を続けている。2025年11月、刻む会の一般社団法人格への移行に伴い、代表へ就任。


■□■□■□コメンテータープロフィール<上田慶司氏>■□■□■□

一般社団法人「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」事務局長。2023年から長生炭鉱の遺骨返還活動に本格的に参加し、韓国政府への支援要請や日本政府との交渉において中心的な役割を果たしている。過去には戦死者遺骨問題で政府交渉を行い、「太平洋戦争被害者補償推進協議会」の遺族支援にも携わる。


■□■□■□開催の目的■□■□■□

長生炭鉱は、山口県宇部市にあった海底炭鉱です。炭鉱で働いていた労働者のほとんどが朝鮮半島出身者だったことから、「朝鮮炭鉱」とも呼ばれる炭鉱でした。浅く掘られた長生炭鉱は極めて危険な炭鉱でした。第二次世界大戦中の1942年、ここで水没事故(水非常)が発生し、犠牲者の遺骨は放置され、海底に眠り続けました。
この事実を受け止め、歴史に刻むために、「長生炭鉱の“水非常”を歴史に刻む会」が1991年に結成され、①犠牲者全員の名前を刻んだ追悼碑の建立、②ピーヤ(海底坑道に設けられた排気・排水筒(排気口))の保存、③証言、資料の収集と編纂 の3つの目標をかかげ、活動を開始しました。そして、2013年2月、目標の一つである追悼碑を建立したことを契機に、更なる大きな課題である遺骨の収集という問題に立ち向かうべく、2014年に新しく「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が発足しました(2025年11月24日、一般社団法人へ移行)。
そして80年以上経った2025年8月、潜水調査によって3本の遺骨が発見され、引き揚げられました。2025年9月9日、「刻む会」の共同代表らは、緊急・早期のDNA鑑定作業に着手するよう、遺骨収容後、初の対政府交渉を行い、現在に至るまで交渉が続けられています。そして、世界のダイバーを招聘し遺骨を収容する「長生炭鉱遺骨収集プロジェクト2026」を立ち上げ、11月末までに行われたクラウドファンディングでは、目標金額の1,250万円が達成されました。
本学習会では、犠牲者の遺骨収集に取り組んできた市民運動家から長生炭鉱の歴史を学び、活動に込める思い、現在に至るまでの取り組みについて、最新のお話をお聴きします。そして、長生炭鉱の歴史を手がかりに、現代社会の課題を捉え、日韓の未来のあり方を参加者の皆さんとともに考えます。皆さんのご参加をお待ちしています!

■□■□■□タイムテーブル■□■□■□

13:30 受付開始(オンラインは13:50入室開始)
14:00 オープニング
14:05 講師の方によるお話
15:00 質疑応答
15:10 休憩
15:20 意見交換
16:00 終了

参加する人の年齢層について

  • 小中学生
  • 高校生
  • 大学生
  • 20代社会人
  • 30代
  • 40代
  • 50代〜
  • 世代を超えた参加歓迎

体験談・雰囲気

特徴
  • 初心者歓迎
  • 短時間でも可
  • 土日中心

法人情報

アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)の法人活動理念

私たちは、「人々が温かいつながりのなかで共に生きる、多様な"コミュニティ"に彩られた世界」をビジョンに掲げて活動しています。


今、世界では「自分たちの暮らす地域や国だけが良ければよい」という風潮が高まり、それが戦争や紛争、地球温暖化と自然災害の多発などの形で顕著に表れています。

私たちACC21は、"自分さえよければよい"という考えに基づく、奪い合いや暴力のあふれた世界ではなく、人々が支え合うコミュニティにあふれた世界にしていくことを目指します。

アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)の法人活動内容

認定 NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、アジア各国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、企業・現地NGOとの連携事業、公益信託事務局活動(アジア9か国)などに取り組んでいます。