【動画制作をしてくれるプロボノ募集】こどもだけでまちをつくる社会体験イベント

PLAY-WORK実行委員会

基本情報

教室では学べない“社会の教科書”.遊ぶように働くPLAY-WORK TOWN!でのこどもたちの様子を編集して一本の動画にしてくれる方を募集しています

活動場所
  • オンライン開催/フルリモートOK
必要経費

無料

活動日

2ヶ月間~


締切(26年1月末)までに動画が完成していること。

注目ポイント
  • “教育”を超えたリアルな社会実験。「まち」の仕組みをデザインします。
  • 団体の意向を汲み取り、社会課題を自分の視点で編集発信してみたい方
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生

▶︎面接の上採否を判断いたします。
▶︎過去に動画制作をしたことがある方で、実績を見せていただける方
▶︎メールをチェックして返信ができる人※この活動にご応募いただきますと3日以内にメールをお送りしていますが、返信がないことが多く困っています、メールの返信ができる方のみご応募ください。採用後はSlackでのやりとりがメインになります。

一緒に活動する人の年齢層について

  • 大学生
  • 20代社会人
  • 30代
  • 40代
  • 50代〜
  • 世代を超えた参加歓迎

募集人数

1名

スキル
  • 動画撮影/映像編集

募集詳細


|こどもがまちを作ったらどうなるか?という実験

公園でのボール遊び禁止、大きな声を出したら怒られる。

怪我をしないように、危なくないように、服を汚さないように遊ぶ。

お友達に嫌な思いをさせないように気を配る。


大人優先のルールで作られたこの社会は、自由に遊ぶ時間や空間だけでなく、こどもにとってもっと大切なものを奪っていないでしょうか?

私たちは春休みに「こども優先ルール」社会を作ることを通して今の社会常識を疑う目を持ち、この事業を一緒に育ててくれるメンバーを募集しています。


今回は2025年春に開催した当事業の動画を作ってくれるプロボノの方を募集します。

素材は当団体で撮影した素材を使って、私たちの思いが伝わる1分程度の動画を作っていただけないでしょうか?



|私たちが大事にしていることを動画で伝えて欲しい

「ぼくニートなんだ」とニートを自慢する子が増殖したり

『会社のお金が底をつきそうなので、ギャンブルで増やしてもいい?」と真剣に悩んだり


こどもたちのやることは私たちが当たり前だと思っていたことに疑問を持つきっかけを与えてくれます。

大人が眉をひそめるようなこんな行動も、楽しく温かい心で魅せていきたい。



過去に作ったこちらの動画を参考にしてください。




|PLAY-WORK(あそぶように働く)のこどものまちとは?

ミニミュンヘン(下記参照)に比べると、1日約150人、お仕事は30種類弱と規模は大変小さな事業ですが、期間が7日間と、日本では珍しい長期開催です。

ターナーギャラリーという屋内会場と、隣接する公園会場を使っています。ターナーギャラリーにはあらかじめ議会やものづくり工房といった仕事があり、こどもたちは最初にハローワークで仕事を探し、働き、給料を稼ぐことができます。

公園では更地から大工さんがまちを建設します。7日間の目標はこの公園にできる新しい街をゼロから考えて面白いまちに仕上げることであり、職業体験にとどまらない価値を生み出すことを目標にしています。


↑2025年は東京新聞と朝日新聞にご紹介いただきました。


↑2025年は高校生大学生のスタッフがこどもたちをサポート


↑最終日にまちの完成を祝って何をする?これまで運動会やライブ、お祭りなどをやってきました


↑2024年ははじめて住宅が売れました!


↑2023年にはド派手なアートカー誕生


↑2023年に設計段階で生まれたアイデア「強盗用銀行作ったよ」がYahoo!ニュースになりました




|PLAY-WORK TOWNの元になっている「ミニミュンヘン」「こどものまち」とは?

1979年(国際児童年)に社会の仕組みの体験の機会を提供する目的で、ドイツではじまったミニ・ミュンヘンを皮切りに、世界に広がるこどもの社会体験イベントで、日本でも約300のこどものまちがあると言われています。

ミニミュンヘンは1日約3000人のこどもが世界から訪れ、100を超える仕事がある、3週間だけの仮想都市です。

この街に入れるのは7歳から15歳の子どもで、仕事をしたり勉強をすることで給料がもらえ、その給料で食べたり遊んだり、議会に参加したり選挙も、結婚もありと、大人の真似事ができます。

よくキッザニアに似ていると言われますが、実際にはまるで異なる世界観です。

こどものまちには社会課題があり、それをこどもの手で解決する必要があります。

またキッザニアのような十分なサービスが受けられないため、受け身でいると楽しめないという特徴があります。

↑ミニ・ミュンヘン会場周辺で待つ子ども達。ミュンヘン市内からバスやトラムを乗り継いてこどもだけで会場まで来る子の多さに驚きます。


↑有名な喧嘩アカデミー。他人の気持ちを考えて話し合うための方法を学びます。喧嘩アカデミーで学ばないとミニ・ミュンヘンでは市民になれません。

↑建設現場。事前に建築を学んだ子ども達がプランを作り、コンペを勝ち抜いた作品を建てています。

↑本格的な設備のキッチンで食べ物をつくる子ども達。

↑勉強することでも給料がもらえます。


発起人・副理事 さかたともえ

2014年、「大人のいない遊び場をつくろう」とドイツ・ミニミュンヘンを訪ねました。そこで出会った保護者たちは口をそろえて言いました。「子どもの主体性を育てるために参加している」と。その言葉が、今も心に残っています。

日本ではまだ、子どもの声が後回しにされることが少なくありません。けれど、若者の生きづらさや、急速に変わる社会を見ていると、今こそ変わるときだと感じます。変化の時代だからこそ、「自分はどう感じるか」「何を選びたいか」を自分の手で掴み取る力が大切です。こどものまちでは、子どもや若者が“自分で決めて動く”ことを何より大事にしています。失敗しても、寄り道してもいい。

その子のペースで「学び」と「挑戦」が生まれるのを、私たちはじっくり見守ります。

その小さな一歩が、次の社会をつくる力になると信じています。

体験談・雰囲気

このボランティアの体験談

新代表 堀内翔のメッセージ

PLAY-WORK実行委員会の代表を務めることになった高校2年生の堀内 翔(そら)です。


|子どもが自分で考えて、自分で行動することを大事にしたい

最近、子どもたちが「どうしたいか」を自分で考える前に、大人が決めたり、先回りしてしまうことが多くなっているように感じます。でも、本当は、自分で選んで、自分でやってみて、うまくいかなかったらまた考えて…という経験こそが、一番大事なんじゃないかと思っています。僕自身、小学生のころから地元の子どものまち「ミニカワサキ」に関わっていて、今では運営としても活動しています。あの場所が、自分の「やってみたい」を本気で応援してくれて、たくさんの挑戦をさせてくれました。

だから今度は、自分が企画する側に回って、今の子どもたちが「自分で考えて動ける経験」をできるようにしたいです。


|参加者が運営者になり、学生が主体になる仕組みをつくる

これまでは大人が中心となって企画を考えることが多かったけれど、僕が代表になった今、これまで一緒にやってきた大人の方々に加えて、学生たちも一緒になって運営していきます。また、僕と同じように参加者だった子どもたちが高校生・大学生になって、今度は「まちをつくる側」として関われるような仕組みを広げていきたいです。

僕たちは一番、「子どものころ何が楽しかったか」「どんなときにワクワクしたか」を覚えている世代です。ただ楽しいだけじゃなくて、楽しさの中で自然と成長できるような企画をつくれると思っています。高校生である今だからこそ、子どもたちにとって一番近い目線で、一緒に考えたり悩んだりできることが強みです。

また僕は、地元でも学生だけで青少年の居場所づくりを進めているチームで副代表をしており、子どものころから「自分たちで場をつくる」ことに関わってきたからこそ、これからは「誰かがやってくれる」のを待つのではなく、自分たちが動く側になっていきたいです。子どもが「自分で決めていい」と思えること。そして、その選択がまちの中でちゃんと形になること。そんな場所を、仲間たちと一緒に作っていきます。

そのためには、大人や地域の方の協力がどうしても必要です。僕たちの挑戦を見守り、ときには支えてもらえたら嬉しいです。

ぜひ、僕たちの活動に力を貸してください。PLAY-WORKはこれからもっと面白くなっていきます。

皆様の応援をよろしくお願いします!



特徴
  • 短時間でも可
雰囲気
  • 真面目・本気
男女比

男性:20%、女性:80%

団体情報

PLAY-WORK実行委員会の団体活動理念

当団体は前例のない未来で活躍できる人材を育むため、子ども・若者が主体性と多様性を発揮し、「自由に遊ぶ権利」「意見を尊重される権利」「失敗を許される権利」を保障することを主要な理念として掲げる。

この団体は前条の目的を達成するため、次に掲げる種類の事業を行う。

(1)子ども・若者が主体性と多様性を発揮できる体験型イベントの企画開発

(2)前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業

PLAY-WORK実行委員会の団体活動内容

こどものまち運営

取り組む社会課題:『こどもの権利』

活動実績

2015年

2015年07月

任意団体こどもDIY部による「こどものまちをつくろう」初回開催

2016年~2019年まで5回開催

2018年 こどものまち実行委員会設立

2022年 3年ぶり6回目の開催

2026年 春7回目の開催予定