＼ふたやすみ現場ツアー＆活動説明会／

こんにちは。「ふたやすみ」スタッフの石濱です。

この冬、かものはしプロジェクトでは「誰にも頼れないお母さんと赤ちゃんをひとりにしない」ための居場所「ふたやすみ」を応援するキャンペーンを実施しています。

このキャンペーン期間に合わせて、ふたやすみの現場の様子や、スタッフが大切にしている想いを、ありのままにお届けするオンラインイベントを開催します。

ふたやすみは、さまざまな背景をもつ妊産婦さんが、”ひとやすみ”よりも”ふたやすみ”して、心と体を休めながら、エネルギーをリチャージしてほしいという願いから生まれた場所です。

メールやSNSでは伝えきれない、日々の積み重ねや、スタッフが現場で大切にしていることを、丁寧にお話しする特別な時間にしたいと思っています。

1.寄付キャンペーン概要説明

今回のキャンペーンの目的や寄付の使途について、シンプルにご紹介します。

2.ふたやすみスタッフ紹介

スタッフが、自己紹介をしつつ、日々のリアルをお話しします。

3.ふたやすみの活動紹介

ふたやすみが日頃どのような支援を行っているのか、初めての方にもわかりやすくお伝えします。

4.ふたやすみ現場ツアー

Zoomで実際の空間をご案内します。普段は見えない裏側や、細かな工夫、ちょっとしたエピソードも交えながらご紹介します。

5. Q&Aタイム（10分）

事前にいただいたご質問＋当日のご質問にお答えします。

6. 放課後の小部屋タイム（任意参加）（〜20:15）

もっと活動について聞きたいという方のための放課後時間をを準備します。興味やご都合に合わせてご参加ください。

【最後に】

ふたやすみは、「誰かに頼ってもいいんだ」「なんとかなるかもしれない」

と妊産婦さんに感じてもらえるよう、安心できる時間と場所を届ける活動を積み重ねています。

今回のイベントが、ふたやすみの雰囲気や想いを感じていただける時間になれば嬉しいです。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

かものはしプロジェクトの法人活動理念

【だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む】

「子どもが売られない世界をつくる」をミッションに掲げ、活動を開始して約20年。人身売買の現場と向き合い続けたこと、被害者や最貧困層の女性たちにライフスキルやリーダーシップを身につけてもらう活動を行ってきたこと、仲間同士の葛藤や自身への疑い・無力感を体験したこと。その中で自分たちが大切にしてきた・していきたいものを考えたとき、「尊厳」という言葉に行き着きました。このいちばんの本質＝「尊厳を大切にしあう」を新たな理念として、子どもの虐待、貧困、人身売買といった、世の中の様々な不条理にアプローチをしていきます。

かものはしプロジェクトの法人活動内容

2002年にかものはしプロジェクトが設立されてから、「子どもが売られない世界をつくる」をミッションとして、カンボジア、インド、日本で活動を続けてまいりました。

そして、2022年6月に、ミッションを「だれもが、尊厳を大切にし、大切にされている世界を育む」に変更し、新しい出発を切っています。

「子どもの人身売買」も「虐待」も「貧困」も、それらをとりまく様々な社会の状況と結びついていて、シンプルな解決方法はありません。虐待をとってみても、たんに虐待する人をつかまえればいいという話ではありません。大切にされない子どもの隣りには、他者を大切にすることが難しい親（大人たち）がいる。そうさせてしまう社会の仕組みがある。それらすべてに、包括的に目を向けなければ、うわべだけの、もしくは一時的な解決にしかなりません。

私たちは、どんなに難しくとも「本質」に向き合い、根本的な解決につながることに取り組んでいきます。そして、「尊厳」を大切にしあう、強くやさしい社会を目指していきます。