自然再生ボランティア「東大和市狭山丘陵保全班」体験参加
認定NPO法人生態工房
基本情報

二ツ池公園などの狭山丘陵の自然の保全・再生活動に東大和市と協働で取り組むボランティア「東大和市狭山丘陵保全班」を募集しています。まずは、体験参加期間の活動にご参加ください。
活動場所 |
二ツ池公園(東大和市湖畔三丁目)ほか |
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必要経費 |
無料 ボランティア傷害保険料 年間300円 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:数ヶ月に1回でもOK
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募集対象 |
中学生以上(高校生以下の方は保護者の承諾書が必要です) |
募集人数 |
30名 |
応募方法 |
こちらのページから応募してください |
募集詳細
活動内容
- ✔池や湿地、水路、土手などの植生管理
- ✔アメリカザリガニ防除
- ✔水生生物モニタリング
など、自然再生に関する作業等。
※原則的に生物の飼育や放流は行いません。
※体験参加では、ボランティア「狭山丘陵保全班」の普段の活動に参加します。講座や観察会ではありません。取組の概要について簡単なレクチャーあり。
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
アメリカザリガニ防除
5月から10月の毎週、池に設置したワナを引き揚げてアメリカザリガニを捕獲しています。ザリガニが減少することにより、水草や水生昆虫が再生します。

捕獲ワナの回収
かいぼりや自然再生活動による動植物の種類や個体数の推移を記録しています。


池の護岸付近に、水中から陸地へとなだらかにつながる浅場を創出しました。絶滅危惧種を含むさまざまな湿生植物等を保全するために、草刈りや表土の耕起を行っています。


ササやフジのつるが繁茂していた場所を、さまざまな野草が生育する明るい土手に再生しています。草刈りを行い、ススキやノコンギクが生育する草地を保全しています。


ナラ枯れなどで高木を伐採した跡地に、狭山丘陵産のクヌギやコナラ、落葉低木等の稚樹を植えて、雑木林を再生しています。草刈りなどの作業を行っています。

水辺に生育しているオオカワヂシャ、オランダガラシ、アマゾントチカガミなどの外来植物を除去して、在来植物を中心とする植生を保全しています。

保全活動に必要な知識や技術の向上を目的として、座学や現地訪問による研修を行っています。

2023年のかいぼりでは、市民参加イベントのサポート、排水をスムーズにするための水路掘り、捕れた生物の記録、ゴミの撤去、外来植物の除去、浅場整備作業などを行いました。

【過去実績】
1回目の体験参加を実施しました。
最初に二ツ池公園での取組紹介を行い、どんな活動をしているのか、活動の成果で環境がどう変わったか、などを知ってもらいました。
2023年に造った浅場での解説
毎年草を刈ったり、掘ったりして維持管理を行っています。
ミズニラ、ヒロハノコウガイゼキショウ、マツカサススキなど様々な植物が生育し、トンボや水生昆虫、小魚のすみかとなっています。
この日のメインとなる作業は「浅場の草刈り」と「アメリカザリガニ捕獲ワナの引きあげ」の2つでした。
浅場での草刈り
黙々と刈り進めて変化を楽しむ人や、今後の浅場がどうなるかを想像する人、ボランティア同士で会話も楽しむ人など様々でした。
ザリガニのワナあげは、初めて胴長靴を着用し、池の中を歩くだけでも一苦労。
ワナの扱いは手順を説明をすると、皆さん飲み込みが早く、すぐに一人で出来るようになっていました。ただ、生きものの識別は慣れるまで時間がかかるので、苦戦する人もいます。
また、防除圧が高まっているため、小型個体のザリガニもよく捕れます。2cm程度のザリガニを見て「小さいけど形がザリガニだ!こんなに小さいのは初めて見た。」と驚く人も
(マンツーマンでワナあげをしていたので写真は撮り忘れました…)
暑い中での活動でしたが、無事に終了しました。
当日に使用した道具の洗い物等片付けを済ませ、この日の感想を聞くと、生き生きとした表情で話してくれました。
すでにこの活動にハマって2回目の体験参加に申し込んでくれた人もいます。
法人情報
生態工房の法人活動理念
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生態工房の法人活動内容
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活動実績
自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって設立
1998年
自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって1998(平成10)年に設立。
都立光が丘公園バードサンクチュアリの施設運営・植生管理・外来種管理等の受託や自主活動を通して知見の蓄積に努める。