わくわく湧水 ハンノキ林 作業の日

認定NPO法人生態工房

基本情報

都立井の頭恩賜公園にある、都内では数少ないハンノキ林。
これまでの保全作業によって湿地林らしく育ちつつあります。さらに好適な生育環境にするために、ハンノキについて学びながらさまざまな作業をしましょう!

活動場所
  • 東京 18−31 井の頭公園 (地図)アクセス吉祥寺駅 徒歩8分
必要経費

無料

参加費:1人30円(保険代として)

活動日
  • 2025年12月13日(土)
  • 2026年1月31日(土)

9:30-11:30
※少雨実施

注目ポイント
  • 都立井の頭恩賜公園にある、都内で数少ないハンノキ林。台風で多くの木が倒れた後に、ハンノキ林の再生に向けた取組が始まりました。これまでの保全作業によって、湿地林らしく 育ってきましたが、まだまだ手入れが必要!ハンノキについて学びながら、林を育てるさまざまな作業をしましょう!
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア

小学生以上(作業は4年生以上向き)。小学生は保護者と一緒に参加してください。

募集人数

20名

募集詳細

ハンノキの群生地は都内ではあまり多くなく、種としては東京都レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に選定されています。
井の頭池付近にも生育地が点在していて、とくにこの場所にまとまって生育していることから、堆積土をどけ、湿地を好むハンノキの生育に適した環境を保全し、湧水が湧き出す範囲を広げる取組を2019年から行っています。
これまでにたくさんの人がこの取組に参加し、堆積土をどかしてきました!



持ち物:作業できる服・汚れてもよい靴(靴の中に土が 入りやすい作業です)、作業用手袋




体験談・雰囲気

このボランティアの雰囲気

〈過去実績内容〉

盛会でした! ハンノキ林再生イベント

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▶井の頭恩賜公園のハンノキ林再生イベント『そだてようハンノキ林』、今期の2回目を開催した。
これから育っていくハンノキの実生や萌芽株のために堆積土をどけて、湧水が湧き出してくる環境へと回復させる作業イベントだ。今日もたっぷり掘って湿地に戻すよ。

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                作業説明。先に来た人はもう掘り始めている。



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                    掘削、掘削、また掘削



▶区域への立入防止のためのしがら柵も補修した。
しっかりときれいに編んでいく楽しさがあって飽きない。

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                  補修前の柵。枝が消失してスカスカだ。


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                       楽しい柵直し


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                       美しく補修した柵


▶作業の様子があんまり楽しそうに見えたのか、通りがかった来園者が途中から加わったりもして、計28名が参加した。

特徴
  • 初心者歓迎
  • 友達が増える
  • 短時間でも可
  • 親子で参加できる

法人情報

生態工房の法人活動理念

  1. わたしたちの身近な場所の生物多様性を保全し、持続可能な社会を実現します。
  1. 人間活動にともなう生物多様性の損失を止め、回復させる社会を実現します。
  1. こうした社会を実現するために、適切な知識と技術を普及し、さまざまな主体と協働して課題解決に取り組みます。

生態工房の法人活動内容

STOP!アカミミガメ
STOP!!アカミミガメ
1.アカミミガメ問題とその現状
2.わたしたちの取り組み
3.わたしたちの提案
アカミミガメ問題Q&A
生物多様性
外来生物防除
施設の管理・運営
┗光が丘公園バードサンクチュアリ
かいぼり
┗井の頭池かいぼり事業
┗上尾丸山公園大池かいぼり
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植生管理
環境学習
解説活動
総合学習への協力
市民参加
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「エコモニ」 生態工房生きものモニタリング
人材育成
インターンシップ制度
成果公表…報告集・出版物・成果報告会など                      

活動実績

1998年
​自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって設立

1998年

自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって1998(平成10)年に設立。
都立光が丘公園バードサンクチュアリの施設運営・植生管理・外来種管理等の受託や自主活動を通して知見の蓄積に努める。