【草はらの日】光が丘公園内にある、練馬区最大の草はらを守るボランティア募集!

認定NPO法人生態工房

基本情報

ここは練馬区で最大の草はら。その魅力を目一杯感じながら、草はらを守り親しむ活動です!ヌマトラノオ、ナルコユリなどの100種以上の在来植物や、東京都の保護上重要な野生生物種が生息しています。

活動場所
  • 東京練馬区 1−1 光が丘公園 バードサンクチュアリ (地図)

バードサンクチュアリの入口向かい側に広がる草はらです。
光が丘公園へは車でも地下鉄でも便利。公園は駅近でショッピングモールを通って歩くと広場があり、バードサンクチュアリが見えてきます。
アクセス:交通都営地下鉄大江戸線「光が丘」(E38)下車 徒歩8分、
東武東上線「成増」・東京メトロ副都心線「地下鉄成増」
(東京メトロ有楽町線「地下鉄成増」下車徒歩15分
駐車場(有料・1時間まで400円、251台まで)

必要経費

無料

活動日
  • 2025年9月27日(土)
  • 2025年10月25日(土)


9月27日(土)10:00~12:00<外来草本の抜き取り>
10月25日(土)10:00~12:00

注目ポイント
  • 光が丘公園へは車でも地下鉄でも便利
  • 活動に2回参加すると、組合員の証「組合手帖」をお渡しします。
  • ボランティア参加の後、午後には光が丘公園で四季折々の散策も楽しめます。
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア

どなたでも参加できます(小学一年生以下は保護者の方とご一緒に)

募集人数

30名

募集詳細

事前申込不要ですので、現地までお越しください。

複数名での参加も大歓迎です!

※8名以上で申し込みの場合は、メールかお電話でお問合せください。


◆持ち物
作業できる格好でお越し下さい。

あれば軍手。

※夏期は帽子・タオル・飲み物などの暑さ対策、虫さされ対策、をお忘れなく!
★活動に2回参加すると、組合員の証「組合手帖」をお渡しします。

光が丘公園の一画に残っている草はらで、武蔵野台地の草地景観と、さまざまな生物を保全するための作業を行っています。そもそもこの草はらは、公園が開設された初期に、野生生物の保全区域として設置されたものです。しかし当工房が発足した1998年当時には管理作業が行われていなかったため、当工房が自主事業として活動を始めました。

すすき原っぱ 2005年には、これまでの維持管理作業に加えて、草はらを拡げる事業に着手しました。今はまだ小さな草はらですが、いつか広い草はらの風景の中で生きものを探したり遊んだりできることを思い描いて活動しています。

守らなければ、消えてしまう原っぱ

すすき原っぱは光が丘公園の一画にある小さな草はら。オギやススキが優占している、練馬区でもっとも広い草地です。100種を超える在来植物や、ホオジロなどの鳥類、コオロギ、ツユムシなどの鳴く虫が生息しています。公園が整備される前にあった植生(芝生を植える前の状態)を現在に伝えている大切な場所です。

すすき原っぱ概要




【参加者募集】草はらの日 9月27日

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日時:2025年9月27日(土)
10:00~12:00(少雨実施)

内容:外来植物の抜き取り

集合場所:光が丘公園バードサンクチュアリ観察舎前

参加費:無料

持ち物:野外で活動できる服装:長袖がおすすめ
帽子
あれば軍手(貸出あり)
飲み物

事前申込は不要

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9月は、外来植物の抜き取りを行います。
今回はすすき原っぱの西区で、アレチヌスビトハギを中心に外来植物の抜き取りを進めます。


アレチヌスビトハギ0729                      マメ科の外来植物
               3つに分かれた葉が特徴的で、見分けるのは簡単



アレチヌスビトハギ_結実               さやはマジックテープのように衣服や毛に張りつく



10月には結実し、鳥獣の毛や人の衣服にくっついて分布を拡げます。原っぱの他の場所が生えても数本程度なのに比べ、西区はかなり密度が高い状態になってしまっています。根っこから抜き取って、西区での発生を抑えましょう。


特別な装備は不要、野外で動ける格好であればOKです。帽子は忘れずに!
沢山のご参加お待ちしております。

ススキ2025出穂                  東区でススキの穂が出始めました



体験談・雰囲気

このボランティアの雰囲気


<過去実施内容①> 8月草はらの日

8月23日(土)に光が丘公園 すすき原っぱで草はらの日を開催しました。
今回は集まった33人で、今年2回目の刈り取った草の運び出しを行いました。

原っぱでは、年2回の草刈りでススキやチガヤが生育する草地を保全しています。さらに、外来植物が繁茂しにくい、武蔵野らしい栄養の少ない土壌を保つため、光合成や土からの栄養を蓄えた刈り取った草は、原っぱの外へ運び出します。

作業内容や注意点をみんなで共有したら、作業開始です。
まずは原っぱに散らばった刈草を大きな熊手でかき集め、たくさんの小さな草山を作ります。

熊手つかう                    どんどん山をつくります



そして、草山をブルーシートでリヤカーに運び、林の下の堆肥場に積み込みます。
この日はリヤカー3台を出動し、かなりハイペースでの作業となりました。

草はこぶ茂木さん                     リヤカー一杯の刈草
                   天日で乾いているので結構軽い



暑さの中、こまめに休憩を取りながらの作業でしたが、人数のパワーで東区、中央区、西区の全てで作業を終えることが出来ました。

集合写真                    皆さん、お疲れさまでした!



9月草はらの日は9月27日(土)に、外来植物の抜き取りを行う予定です。
ご参加お待ちしています♪

ススキ2025出穂                   ススキが穂を出し始めていました
                      秋が近づいています



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<過去実施内容②> 7月草はらの日


7月28日(土)に光が丘公園 すすき原っぱで草はらの日を開催しました。
集合した35名で、先月に引き続き、外来植物セイタカアワダチソウの抜き取りを行いました。



セイタカアワダチソウは旺盛な繁殖力で他の植物の生える場所を奪います。この日の作業は、西区で行いました。



7月作業              高密度で生育しているエリアを発見、大勢で抜き取ります



作業中、いつの間にか体にオオカマキリがくっついていました。
夏になって、バッタやトンボなど大きくて目立つ虫の種類や数が増えていますね。



オオカマキリ                      褐色型の幼虫でした



1時間強の作業で、リヤカー1杯半ほどのセイタカアワダチソウを抜き取ることができました。普段に比べ密度が高い場所が多かったため、抜きそこねた株がちらほらと目立つ場所が少し残ってしまいました。今後の抜き取りで無くしてしまいましょう。



7月集合                     暑い中お疲れさまでした!



8月23日の草はらの日は、刈り取った草の運び出しを行います。ご参加、お待ちしています♪




特徴
  • 初心者歓迎
  • 友達が増える
  • 土日中心
  • 親子で参加できる
  • グループで参加できる

法人情報

生態工房の法人活動理念

  1. わたしたちの身近な場所の生物多様性を保全し、持続可能な社会を実現します。
  1. 人間活動にともなう生物多様性の損失を止め、回復させる社会を実現します。
  1. こうした社会を実現するために、適切な知識と技術を普及し、さまざまな主体と協働して課題解決に取り組みます。

生態工房の法人活動内容

STOP!アカミミガメ
STOP!!アカミミガメ
1.アカミミガメ問題とその現状
2.わたしたちの取り組み
3.わたしたちの提案
アカミミガメ問題Q&A
生物多様性
外来生物防除
施設の管理・運営
┗光が丘公園バードサンクチュアリ
かいぼり
┗井の頭池かいぼり事業
┗上尾丸山公園大池かいぼり
長野市信里地区 シナイモツゴ保全
植生管理
環境学習
解説活動
総合学習への協力
市民参加
武蔵野茅原組合 ~草はらの日~
「エコモニ」 生態工房生きものモニタリング
人材育成
インターンシップ制度
成果公表…報告集・出版物・成果報告会など                      

活動実績

1998年
​自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって設立

1998年

自然観察施設などで共に活動していた大学院生らによって1998(平成10)年に設立。
都立光が丘公園バードサンクチュアリの施設運営・植生管理・外来種管理等の受託や自主活動を通して知見の蓄積に努める。