【音大生の皆さんへ】演奏者大募集♪訪問コンサートに参加しませんか?

NPO法人パフォーマンスバンク

基本情報

NPO法人パフォーマンスバンクは、さまざまな音楽家による生演奏コンサートを様々な老人ホームや保育園などに
お届けしているNPOです。演奏会を開催し、生演奏をお届けくださる音大生奏者の皆様を募集中です。

活動場所
  • 埼玉
  • 千葉
  • 東京
  • 神奈川

主な演奏会場:高齢者施設、幼稚園、保育園、病院、障害者施設等

必要経費

無料

交通費(5,000円/人)をお支払いします。

活動日

1日限り

施設からのご依頼と奏者の皆さんの予定に合わせて活動(演奏会)日程を決定いたします

注目ポイント
  • 社会貢献しながら、演奏機会を確保できる
  • 観客の反応を直に体感できてやりがいを感じられる
  • 施設とのやり取りはスタッフにお任せ、演奏に集中できる
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生

音楽大学、音楽大学院に通う学生の方、及び音楽大学卒業生
※一定の演奏基準を満たす方とさせていただきます
※アンサンブルユニットでの登録になります。

募集詳細

NPO法人パフォーマンスバンクについて

間近にいるお客様に演奏をお届けする喜びを、体感してみませんか?

NPO法人パフォーマンスバンクは『「演奏したい」と「演奏してほしい」をつなぐ』をスローガンに掲げ、コンサートを聴きに行きたいけど出かけることが難しい方の集まる高齢者施設や保育園や障がい者支援施設などに、聴き手の方にも参加いただける双方向型出張コンサートをお届けしています。2013年の活動開始以来、1,200件を超える訪問演奏を開催してきました。

現在ご登録いただいている音大生奏者は約20ユニット、約40名です。




演奏会までの流れ

~コーディネーターがサポートさせていただきます~

①パフォーマンスバンクから奏者募集のご案内

演演奏会1〜2ヶ月前を目処に、パフォーマンスバンク事務局より、個別に演奏会ご相談のメールをお送りいたします。

②演奏準備(コンサート1カ月前~)

演奏会の趣旨・プログラム・当日の流れ等を、担当コーディネーターと共にメールで確認していきます。

③コンサート当日

演奏をお楽しみください。

④事後アンケートおよびフィードバック

演奏会当日から約2~3日後、コンサートのお礼、及びアンケートフォームをメールでご連絡します。

より良い演奏会開催のためご協力ください。


※コーディネーターとは?

施設とのつなぎ役を務めるパフォーマンスバンクのスタッフです。

演奏会ごとに担当コーディネーターが割り振られ、施設担当者のやり取りを一手に引き受けます。


ご登録いただいている音大生奏者の皆さん

・ピアノ(東京音楽大学)

・フルート(桐朋学園大学)

・クラリネット(日本大学芸術学部)

・トランペット(洗足音楽大学)   他多数

体験談・雰囲気

このボランティアの体験談

音大生奏者として活動されていた二組にお話を伺いました




♪1組目:ちぇっく# 筧さん

 武蔵野音楽大学卒業

 在学時は、パフォーマンスバンクでホルンカルテット「ちぇっく#」のメンバーとして

 オリジナル紙芝居を使った特色あるコンサートをお届けしていた。

 現在は同団体のコーディネーターとして活動しながら、メーカーの営業事務として会社に勤務している。





1、音大での学生生活について



→週1回の個人レッスン、合奏、ソルフェージュ、一般教養、教諭免許取得のための授業などを受けており

 空きコマはホルンの練習に充ててました。

 また、先輩や後輩とのアンサンブルも行っていました。

 アルバイトは、飲食店での接客や障害をお持ちの方の付き添いをするガイドヘルパーなどを行っていました。




2、なぜパフォーマンスバンクへ応募したんですか?


→高校の同級生から誘われてユニットを結成したのですが

 演奏を披露する機会を探すのに苦労していました。

 大学が異なるメンバーだったので、学園祭などでの演奏機会もなく。

 身近な演奏場所を探すなかで、インターネットでパフォーマンスバンクを見つけました。



3、奏者として活動していくなかで、なにか変化したことはありますか?



→普段の演奏会よりもお客さんが近かったため、MCのなかで問いかけをしつつ

 距離を縮めることができるようになりました。

 それにより、お客さんの雰囲気もほぐれて

 私たち自身もリラックスでき、自然に双方向型の演奏を体現していたように思います。


 そうなると自然に、演奏以外で楽しんでいただける時間を作りたいと思うようになりまして。

 楽器の管の長さを示すためにホースを使ったり、ベルのなかに手を突っ込む奏法を披露して

 音の違いを感じてもらったり、さまざまに楽器を体感いただける方法を考え、実践するようになりました。



4、ちぇっくさんとして活動するうえで、大切にしていたことはありますか?



→お互いの音色を尊敬しあうユニットでしたので、音色を合わせることを大切にしておりました。

 あえて口にはしていなかったのですが、4人でのアンサンブル力を大切に

 周りにアンテナを張ることができるメンバーだからだったこそ

 お客さんからの反応も拾えていたように思います。



5、向いている方はどんな方だと思いますか?


→演奏技術だけではなく、自分たちで考えて企画するコンサートだからこそ

 観客の皆さんとのやり取りも磨いていきたいと考えている人が向いているのではないかと思います。

 またNPO団体だからこそ、音大にいるだけではできないことを新たに試す場としても、活用できます。



6、現在働いているなかで、パフォーマンスバンクでの活動が生かされていると感じたことはありますか?


→担当のお客さんとのやり取りする機会も多いのですが

 奏者としてMCやアンサンブルを重ねるなかでついた、求められていることを

 くみ取る力がついたと実感しています。

 また、現在はコーディネーターとして活動しているのですが

 ビジネスメールやエクセルやワードなどのソフトに触れられる機会があったことにより

 周りに就活をする人がいないなかでも、営業事務に直接繋がる力をつけられました。



♪2組目:Chou Chou Torte

 2016年に国立音楽大学同期で結成。

 これまでにレストランやロビーコンサート、福祉施設や保育施設でのアウトリーチ演奏を多数行う。

 その他自主企画リサイタルを関東と東海地方にて5度開催。

 第20回"万里の長城杯"国際音楽コンクールアンサンブル部門大学生の部最高位受賞。

 第28回日本クラシック音楽コンクールアンサンブル部門入賞。





1、パフォーマンスバンクでコンサートを行うなかで、変化したことはありますか?


→はじめは、MCの司会原稿を1から10まで書いていましたが

 それだとお客様もつまらなくなってしまうと感じて。

 観客の皆さんの反応が来たところを拾っていくMCで進行するスタイルにチェンジしました。




2、印象に残るのはどんなコンサートですか?


→台本外の、予定調和ではないことが起きると印象に残ります。

 あとは、「幸せなら手を叩こう」をベースに「幸せならどうしたい?」とお客さんに質問するコーナーは

 いつもとても盛り上がります。




3、影響を受けた奏者はいますか?


→多久潤一朗さんというフルート奏者に影響を受けています。

 ずっと楽しく、大笑いできるコンサートを行う方で。

 私たちもそんなコンサートをやりたいね、といって試行錯誤してきました。




4、コンサートを行ううえで、大切にしていることはありますか?

→クラシックコンサートと違って、パフォーマンスバンクで行う訪問コンサートでは

 もっとリラックスして音楽に触れてほしいと思って演奏しています。

 そのためにはトークやMCが大切だと感じています。

特徴
  • 交通費支給
  • 参加前に説明会あり
  • グループで参加できる
雰囲気
  • 成長意欲が高い
  • 真面目・本気

法人情報

パフォーマンスバンクの法人活動理念

生演奏の楽しさをすべての人に。という想いを理念に掲げ、「演奏してほしい」老人ホーム等と「演奏したい」音楽団体を結び付け、たくさんのコンサートを実現させています。

パフォーマンスバンクの法人活動内容

パフォーマンスバンクは、「演奏をしてほしい」と「演奏したい」をつなぐNPOです。

「演奏してほしい」老人ホーム等と「演奏したい」音楽団体を結び付け、たくさんのコンサートを実現させています。