【カンボジア教育支援!小学校での英語指導】ホームステイ型インターンの募集
JECSAカンボジア基本情報
カンボジアの豊かな自然の中で生活し、現地の文化にたっぷりと浸りながら、地方部の小学校にて子どもたちに英語を直接指導するホームステイ型の体験プログラムです。他に、アパート滞在型のプログラムもございます。
勤務場所 |
インターン校は、プノンペンの隣コンポンスプー州のチバーモン市から15㎞~30㎞ほどの過疎地に位置するPrey Boeng小中学校、RomChek小学校、KongLou小学校、Boeng Khnar小学校,SrasTaChan小学校,PreyThom小学校の6校とシェムリアップ州のTapich小学校、Chreav小中学校の2校です。滞在させていただくホストファミリー宅は、我々の支援活動に協力的で、日本人にとても優しいご家族ばかりです。昼と夜の食事をご用意していただきます。 |
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待遇 |
参加費用は、2週間 79,800円、3週間 89,800円、1ヶ月 99,800円。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 授業は、月・火・水・金の週4回。午後1時から3時までとなっています。(授業日や時間帯は、各インターン校によって異なります。) |
注目ポイント |
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募集対象 |
国際教育支援活動に関心の高い方、カンボジアの地方部・農村部の人々の暮らしに関心を持ち、教育支援活動を体験してみたい方。ただいま、2025年3月までの参加者を募集中です。(2024年8月までの申し込みは終了いたしました。) 一緒に活動する人の年齢層について
2021年開始以降、これまでに約130名の方にご参加いただき、教育の質的支援の成果を上げていただいております。2024年1月~8月までのインターン参加者は、合計42名。そのうち約80%が高校生・大学生の方々です。授業指導についての、基礎知識や技術を事前研修にてお伝えいたします。 |
募集人数 |
20名 |
スキル |
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応募方法 |
こちらのページから応募してください |
安心の事前研修制度
オンライン事前研修会について
2024年、カンボジア政府より、公立学校で指導にあたる者は、きちんと研修を受けた上で指導に当たってほしいとの要望がありました。
それを受けて、JECSAカンボジアでは、今後、より質の高い英語指導者を送り出すために、リモート形式での事前研修の制度を設けることとなりました。
「やりたい人より、やらせたい人を」
2024年9月からの本活動は、こういったカラーが備わった活動になります。
参加にあたりましては、本研修の受講が必須となります。
一通り受講していただいた後には、自信を持ってカンボジアの子供たちの前に立ち、英語をご指導いただけるようになります。
事前研修は全3回。
研修1「ホームステイ滞在型インターンの概要」 1時間
カンボジアの現状や支援活動の目的をわかりやすくお伝えします。
1 カンボジアの概要
2 支援が必要な理由
3 カンボジア学校教育の実情
4 インターンシップの詳細
5 渡航までの準備
6 質疑応答
研修2「現地生活の心得」 1時間
カンボジアの生活について、具体的なケースを挙げながらご説明いたします。
1 カンボジア人のメンタリティ
2 治安
3 保健衛生的な面について
4 医療情報
5 不測の事態に備えて
研修3「小学生への英語指導の心得」 1時間
プロの教師が身に付けている技術を学んでいただきます。
1 小学生の発達段階
2 授業の目的
3 教材を教える技術
4 実践事例
5 模擬授業
受講終了者には、修了証を発行いたします。
募集詳細
現在の申し込み状況(2024年9月1日現在)
現在、2024年9月以降の参加者を募集中です。
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
空き状況 | × | × | × | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
◎空き多数あり 〇空きあり △残り僅か ×空き無し
あなたの指導を心待ちにしているカンボジアの子どもたちが大勢います
カンボジアには、学びたくても学べない子どもたちがたくさんいることを知っていますか。
カンボジアでは、2023年現在でも、小学校修了率は80%、中学校に至っては49%なんです。
本プログラムは、そんな子供たちのために英語の指導を通して、学びの大切さを教えていただく価値の高い活動です。
1か月活動したインターンが最後に出会った景色。
私たちは、机やいすの補修・水道設備の修繕・校内の環境衛生向上のための支援・プノンペンの清掃など、学校だけにとどまらず地域社会にも貢献する活動を展開しています。あなたも授業がない時間に、ぜひ一緒に活動してみませんか。
本ホームステイ滞在型インターンシッププログラムの特徴
1 公教育でのインターンシップ
2 安心のサポート
3 低料金
4 住居・食事のまかない付き
5 活動終了者に証明書を授与(PDF版)
T1とT2による充実した指導。
T2の役割は、T1の補助、個別支援、取り出し指導など多岐にわたります。きめ細やかな授業を支える重要なポジションです。
授業に必要なクメール語も覚えます。
指導の一部を動画でご覧ください。真剣に学ぶ子供たち。
修了時に、活動証明書を授与。
ホストファミリー宅
個室をご用意していただきます。
活動に理解のある温かいホストファミリーがあなたをもてなします。
温かい心でもてなしてくれるホストファミリーのヴェンさん一家。
夕食の時間。クメール料理は、ご飯が中心ですから、私たち日本人の口によく合います。
現地の結婚式に出席。
最後に見る子どもたちとの心の通いあった景色。
子どもたちから、ケーキのプレゼントが・・・。
*ページ末に掲載している参加者の感想をお読みいただければ、どのような活動なのかが手に取るようにお判りいただけます。
参加資格
①20才以上であること。(20才未満でも保護者の承諾書提出で参加可)
②当団体の理念を受け止めた上で、真摯な姿勢で支援活動を行う意思のある方
③子どもたちが好きで、かつ教育に関心の高い方
④カンボジアの文化を受け入れ、現地の生活に溶け込める方
⑤TOEIC500以上または英検準2級以上をお持ちであることが望ましい
⑥将来教師になることを希望している方であれば尚可
ごあいさつ
皆さま、はじめまして。JECSAカンボジア代表の松田と申します。
私は、日本で30年間学校教育に携わった後、2017年にカンボジアのスバイリエン教員養成大学に勤務したことをきっかけに、翌年から当NGOを設立し、カンボジアのプノンペンに滞在しながら教育支援活動を開始しました。
こちらは、学生たちに、比例の教授法を指導している様子です。
カンボジアの将来を担う教師の卵たちの真剣なまなざし。
彼らもすでに現場の教師として、子どもたちの指導にあたっています。
下は、2018年NGO設立初期の学校支援訪問の様子です。
そして、これまでの各校とのつながりを軸にして、カンボジア教育省後援プログラム「英語教育インターン制度」を2021年から実施しています。
本プロジェクトの目的は、以下の4つです。
教育機会均等へのサポート
教師の指導力の向上に寄与
教育環境改善への支援
地域教育力の向上
これらを実現することで、学校としての社会的機能を向上させ、将来的に州の実践モデル校になっていくことを目指していきます。
二極化が進むカンボジア
こちらが、2020年のカンボジアの首都プノンペンの様子です。
近年、都市化が進み、高層ビルが並びAEONなどの巨大なショッピングモールが続々出店しています。
そして、首都プノンペンには、いくつものインターナショナルスクールがあります。
授業が一定のカリキュラムに沿って行われ、自宅への送迎までやってくれるところもあります。当然、高額な授業料が必要ですので、ここに通うのは一部の富裕層の家庭に育つ子供たちに限られます。
対照的にこちらが、地方部の学校の様子です。
教室には、机と椅子だけ。
その教室数も足りないために、屋根をかけただけの戸外の教室もあります。
しかも、生徒数が多いため、子供たちは半日しか授業を受けられません。
このような教育環境の中で、カンボジアの地方の子どもたちは学んでいるのです。
中等教育・高等教育の実態
インターン実践校の子どもたちが進学する中学・高校でお話を伺いました。
下の表をご覧ください。これは、この高校(中学校・高等学校併設校)の2021年の学年別在籍数です。
実は、ここにかなりショッキングな事実が隠されています。
学年 | 在籍数(人) |
7年生(中1) | 443 |
8年生(中2) | 281 |
9年生(中3) | 249 |
10年生(高1) | 401 |
11年生(高2) | 306 |
12年生(高3) | 271 |
学年が進むにつれて、在籍生徒数が変化しているのがお分かりいただけると思います。
特に、中1から中2においては、生徒たちが162人も減っています。
その理由がわかりますか。
それは、
学びについていけずに退学してしまう生徒が後を絶たないから
なんです。
この小学生の子どもたちの中から、将来中途退学者が出ると考えると、胸が痛みます。
教材を与えただけでは役に立たない。
学校を建設した後にこそ本当の支援がある。
今こそ、教育の質的支援を考えることが必要です。
そこに、インターン活動の使命があるものと強く思うわけです。
カンボジアの教育にある本質的な問題
①足りない教室の数
②極めて少ない教材
③半日だけの授業(2部制のため)
④極めて低い教師の給料
⑤低い教師の指導力
⑥低い地域の教育力
⑦続出する落第者や中途退学者
当然、教科書の内容を十分教わらないまま、子どもたちは進級することになります。
授業についていけずに、そのまま学校を辞めてしまう子供たちが出るのはこれが理由の一つです。
お金を払って教育を受けてきた生徒ほど実力をつけ、そして、貧しい家庭に育つ子どもたちは、まともな教育を受けられずに、学びを積むことのないまま大人になっていく。
英語教育に関しても同様で、教師の指導力の有無によって子どもたちの学びが左右されている今、インターン制の実施により、それを補完する形での支援を行うことも、現場では必要とされています。
これらの現状に加え、2021年2月から、コロナウィルスのパンデミック拡大により、カンボジアの全学校が閉校されました。11月1日からようやく再開に至りましたが、9か月の期間の子どもたちの学びの停滞が深刻な状況となっています。
カンボジアの地方部では、オンライン授業を受けられる環境にない家庭が多く、自宅学習でさえ思うようにできない子どもたちが多かったのです。
インターン実践校について
当プログラムは、別に募集中の
【カンボジアの小学校で直接指導】英語教育インターン募集
の中で紹介させていただいている9つの小学校のいずれかに、ホームステイで活動させていただくインターンシッププログラムです。
第1インターン校 Prey Boeung小学校(コンポンスプー州)
第2インターン校 Rom Chek小学校(コンポンスプー州)
第3インターン校 Kong Lou小学校(コンポンスプー州)
第4インターン校 BoeungKhnar小学校(コンポンスプー州)
第5インターン校 SrasTaChan小学校(コンポンスプー州)
第6インターン校 PreyThom小学校(コンポンスプー州)
第7インターン校 SonkonSoksa小学校(コンポンスプー州)
第8インターン校 Tapich小学校(シェムリアップ州)
第9インターン校 Chreav小学校(シェムリアップ州)
のいずれかの学校でインターンとして英語の授業を実践していただく活動になります。
各学校は、コンポンスプー州の中心部から、15~30㎞以上離れたところにありますので、毎日通うことは困難が伴います。
そこで、近辺の地域に住む学校関係者に住居の提供をお願いをしたところ、ホームステイを快く受け入れてくれる家庭が現れました。
カンボジアの田舎の人々は、我々のような無償でボランティア活動をするメンバーには、とりわけ、温かく接してくださいます。
本インターン活動を通して、田舎の人情に触れながら、カンボジアの手つかずの豊かな自然環境の中で、愛情をもって子どもたちへの指導に取り組んでいただけたら幸いです。
ホストファミリーの紹介
第一インターン校であるPreyboeng小学校から、さらに奥地へ進むこと約5㎞。
街道沿いには、民家が点在しています。
こちらが、ホストファミリーのティンさんのお宅です。
農業を営んでいらっしゃいます。
2階のお部屋をお借りすることになりました。
過疎地でありながら、インターネットが高速です。
ティンさんとネアさんです。食事のしたくは、向かって左側のネアさんの担当だそうです。お二人とも、日本に好印象をお持ちです。
安心して、滞在していただけるホストファミリーです。こちらのお宅は、第3インターン校Kong Lou小学校まで1㎞の徒歩圏内です。
近隣の様子
近くに、Chan Thnal湖があります。
ホストファミリーの家から、7㎞ほどのところに、Krang Chekという街があります。
左に大きなガソリンスタンドが見えてきます。
銀行もあります。ATMでお金が下ろせますね。
クリニック。
Wifi付のカフェ。
その隣にはベーカリーショップがあります。
携帯電話ショップ。電器屋さん。
韓国系ヌードルショップ。
いかがですか。大抵のものが手に入ることがおわかりいただけたことと思います。
インターン活動が目指すところ
参加期間は、2週間~最大1か月で、週に4回、計8時間程度の授業を行っていただきます。
滞在期間の指導で、子どもたちに英語を学ぶ楽しさを教えることが最大の目的です。
数年前にここで英語を指導した子どもたちも、中学校で継続して英語を学び続けています。
将来は世界の国で働きたいと夢を話す卒業生たち。
英語を通して、未来ある子どもたちの夢を育む・・・・、重要なプロジェクトなんです。具体的なスケジュール
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
7:00 | 起床・朝食 | 起床・朝食 | 起床・朝食 | 起床・朝食 | 起床・朝食 | ||
8:30 | 学校清掃 | 学校清掃 | 学校清掃 | 学校清掃 | 学校清掃 | ||
9:00 | 教材研究 | 教材研究 | 教材研究 | 教材研究 | |||
10:00 | 授業準備 | 授業準備 | 授業準備 | 授業準備 | |||
11:00 | 昼食 | 昼食 | 昼食 | 昼食 | |||
12:00 | 移動 | 移動 | 移動 | 移動 | |||
13:00 | 授業1 | 授業1 | 授業1 | 授業1 | |||
14:00 | 授業2 | 授業2 | 授業2 | 授業2 | |||
15:00 | |||||||
16:00 | |||||||
17:00 | |||||||
18:00 | 夕食 | 夕食 | 夕食 | 夕食 | 夕食 | ||
19:00 | |||||||
20:00 | |||||||
21:00 | 就寝 | 就寝 | 就寝 | 就寝 | 就寝 |
①活動は、午前中は学校清掃活動と2時間の教材研究、午後に2~3時間程度の授業です。
②授業は、午後に、1時間目(45分)+休憩(15分)+2時間目(45分)で行います。
③週4日のペースの授業です。現在は、月・火・水・金で運用しています。
④朝ごはんは、近場のローカル食堂か学校内の売店でお取りいただけます。
担当教科
英語が中心ですが、場合によっては算数をご指導いただく場合もあります。教材は、ご自身で準備・作成していただきます。
提出書類
ご本人の履歴書(英文)在学証明書・パスポートのコピー、雇用契約書、誓約書、承諾書をお送りいただきます。そして、航空券の取得後に、Eチケットの写しをお送りください。その後、現地学校への受け入れ承諾、クラス配属の決定、滞在場所の確保へと進んでいきます。
事前オンライン研修(全3回)
研修費用10,000円を振込み後、全3回のオンライン事前研修会にご参加いただきます。
研修1「ホームステイ滞在型インターンの概要」 1時間
カンボジアの現状や支援活動の目的をわかりやすくお伝えします。
1 カンボジアの概要
2 支援が必要な理由
3 カンボジア学校教育の実情
4 インターンシップの詳細
5 渡航までの準備
6 質疑応答
研修2「現地生活の心得」 1時間
カンボジアの生活について、具体的なケースを挙げながらご説明いたします。
1 カンボジア人のメンタリティ
2 治安
3 保健衛生的な面について
4 医療情報
5 不測の事態に備えて
研修3「小学生への英語指導の心得」 1時間
プロの教師が身に付けている技術の一端を学んでいただきます。
1 小学生の発達段階
2 授業の目的
3 教材を教える技術
4 実践事例
5 模擬授業
渡航までの流れ
①事前研修費用10,000円の振り込み
*振り込み後に、当HPの会員ページ(要パスワード)にて、詳細なインターン活動に関する情報が入手できます。
②履歴書、在学証明書、パスポート写しのご送付
③オンライン事前研修(全3回)の受講
④雇用契約書、誓約書、承諾書の送付
⑤参加費の20%のお振込
⑥航空券の購入(Eチケットの送付)
⑦受け入れ承諾の取得
⑧滞在場所の決定
⑨オンライン最終打ち合わせ
⑩渡航~到着時に残金を米ドルにてお支払い
ご費用について
滞在費、昼と晩の食事込でのご費用です。
2週間 | 79,800円 |
3週間 | 89,800円 |
1ヶ月 | 99,800円 |
上に含まれる費用
住居費
食費(昼と夜)
光熱費
教材費(教師用、生徒分用)
往路送迎費用
連絡調整費
授業、教材作成及び生活サポート全般
他の必要経費
事前研修費用(3時間) 10,000円
往復航空券 時価
ビザ取得費用(35$)
朝食分の食費(30~50$)
活動着(15$)
通信費(月5~10$です。)
交通費(帰り分)
JECSAカンボジアは、営利を目的とする団体ではありません。お支払いいただく金額は、すべてあなたの活動を含めたカンボジアの子供たちへの支援活動に当てられるものです。
なお、ホストファミリーとの契約、教育局や学校側との交渉、学びを心待ちにしている子供たちなど、お申し込み後にはすべてを仮押さえさせていただきますが、最終的に、往復航空券を購入された方から、滞在先・配属先が確定されます。
渡航までの準備にあたりまして、メールの返信、書類の送付、研修の受講、支払期日等の遅滞なきよう、ご準備をおすすめください。
①参加に関する費用の支払い手順
まずは、申し込み後に事前研修費として10,000円をお振込みください。そして、参加費用については、参加料金の20%を国内にてお振込みいただき、カンボジア到着時に残金を米ドル建てでお支払いいただきます。(渡航日の現地為替レート適用)
②1ヶ月での参加の例
99,800円の20%(19,960円)を国内でお振込みいただき、カンボジア到着時に残金を米ドル建て(2024年10月1日為替レート換算で560$)にてお支払いください。、
③キャンセル規定
お申し込み後、受け入れ可能と返信させていただいた場合、学校への連絡、ホストファミリーへの仮配置を行います故、事前研修受講後には、キャンセル料が発生しますことをご了承ください。(振込手数料ご本人負担)
・渡航日の1か月以上前 残金の30%
・渡航日の1か月前~8日前 残金の50%
・渡航日の1週間前~3日前 残金の70%
・渡航日の2日前~当日 残金の100%
軽いお荷物で参加できます
取り立てて日本国内からお持ちいただくものはございません。必要とするものは、ほとんど現地で入手できます。
リュックひとつか、機内持ち込み可能な小型(55㎝サイズ)のスーツケースかでお越しください。
お一人様の送迎時の移動には、乗り換え不要である二輪車を利用することがありますので、中型・大型のスーツケースでのお越しはご遠慮願います。
現地滞在の醍醐味
郷土食溢れる料理の数々。
そして、豊かな手つかずの自然の中での生活。
ネット三昧の生活から離れて、この環境に飛び込んで見ましょう。
村の人々の温かい笑顔。
忘れかけていた人つながり。
カンボジアには、現代社会が置き忘れたものがあります。
ご質問はLINEが便利
・入国ビザについて聞きたい。
・現地情報について詳しく知りたい。
・活動内容について教えてほしい。
気軽にご質問ください。
下記QRコードを読み込んで、「ホームステイ型インターン参加希望」と書いてワンメッセージお送りください。すぐにご返信します。
あなたの個性や能力を生かして、このカンボジアで国際支援活動を思う存分に体験してください。
カンボジアの子供たちは、瞳を輝かせて、あなたの来訪を心待ちにしています。
留意事項
①時期により、お問い合わせが集中することがあります。指導クラスの編成、ホストファミリーの確保、受け入れ人数にも限りがありますので、参加希望の方はお早めにお申し込みの上、迅速に手続きを進めてください。
②確実に活動の成果を生み出すために、カンボジアについてのある程度の知識や英語指導に必要な技能を学んだ上でご参加いただいております。その点をご理解の上、ご協力をお願いします。
③お申し込み直後に返信メールが送られますが、届かない事例が発生しています。
・メールアドレスの入力間違い
・ご使用端末のメールフィルター設定によるブロック
返信メールが届かない場合には、電話かメールにて問い合わせください。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
11月21日でコンポンスプー州にあるプレイボン小学校での3週間のインターンを終えました。今回は2回目ということもあり、ホストファミリーや学校の様子はすでに把握していたので、すぐに環境に馴染むことができました。
1回目のインターンに参加した後、帰国してからも教えていた生徒たちのことが忘れられずに、写真を見返していました。そして、またこの子達に会いたい、英語力の向上に少しでも貢献したいと思い、2回目のインターンに参加しました。滞在中は独立記念日、カテンセレモニー(仏教行事)、水祭りなど多くのイベントがあり、カンボジアの文化や習慣を学ぶにも良いタイミングでした。
英語指導に関して、授業に参加していたのはGrade3からGrade5までの様々な学年の生徒たちです。英語の読み書きができる子がいる一方、アルファベットが分からない子もいたので、どうすればみんなが英語に興味を持って勉強してくれるのか、授業作りには試行錯誤しました。また、休み時間が終わっても次の授業に集中できずに、そのまま帰ってしまう生徒もいました。
確かに英語の授業を2時間も受けるのは生徒にとって苦痛です。自分が小学生だったら英語を嫌いになってしまうでしょう。そのため、少しでも生徒たちが授業を楽しめるように工夫をしました。小学生のころから英語の大切さを実感することは難しいかもしれません。ただ、日本人と話す機会を通じて、英語でコミュニケーションをとる楽しさを後に理解することができれば、とても嬉しいです。
さらに、プレイボン小学校から少し離れた場所にある、ピースコミュニティーという養護施設でも英語指導をしました。前回以上にたくさんの子供たちと関わる機会があり、会うたびに子供たちの明るさに元気をもらっていました。
また、子供たちから学ぶことも多くありました。子供たちは学校からの帰り道、一緒に歩いていると、ふと立ち止まります。何だろうと思うと、道端に咲いている花を手に取って、「Teacher, what's your name?」と質問してきます。すぐに花の名前を聞いているのだと分かりました。その他にも、学校にある12支の銅像を一つ一つ指さして、英語で何と言うのか聞いてくることもあります。文法は分からなくても知らないことを知ろうとする姿勢、また、慣れない英語で質問する姿勢を見て、少しは英語の授業が役に立っているのかなと感じました。そして、子ども達の身近なことに興味を持って質問する姿勢を私は見習うべきだと思いました。
カンボジアにはたくさん良いところがあります。自然と調和した生活、温かい人、子供たちの圧倒的なエネルギー…日本にいると味わえない魅力がたくさんあります。
ただ、やはり教育の問題は大きいと改めて感じました。生徒の教育を受ける環境、先生の不足、そして、学校自体の体制も日本と比較すると整っていない印象を受けます。また、教育問題と同様にごみ処理の問題もあります。
カンボジアと同様に世界にはまだまだ、こうした環境下で生活や勉強をしている子どもたちが少なくないでしょう。このような現状を見た以上、見て見ぬふりはせず、これからも子供たちの支援に携わっていこうと思います。
ボランティアは「する」ものではなく、「させていただく」ものだと事前研修の際に松田さんがおっしゃっていました。実際に現地へ行くと、その言葉を痛感します。ボランティアを通して、自分が学ぶことの方がたくさんあります。一つ一つの小さな気づきと行動が人生を豊かにしてくれることも実感しました。
最後に、2回目のインターンに参加する機会を与えてくださった松田さんをはじめ、カンボジアで出会った多くの素敵な人たちに感謝します。3週間ありがとうございました。
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学校休暇期間にもかかわらず、受け入れてくださった校長先生・自主的に学びに来てくれた子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。2週間という短い期間で、見えたものはほんのわずかだと思います。長くいなければわからないことがたくさんあるのだろうというのが率直な感想です。渡航前は、日本と比べてカンボジアはどうなのだろうと考えていましたが、比べるのではなくカンボジアに滞在している身として昔・今を知り、そして未来を考えることが、支援する第1歩になるのではないかと思っています。
現地の人から聞く話でしか分からないことがあるし、現地の人からしか感じられないことがあります。バスの中や観光中話しかけられることも多かったですが、日本からボランティアできています。と伝えると皆さんカンボジアに来てくれてありがとう。子どもたちをサポートしてくれてありがとうと言ってくださいました。この会話にカンボジアの方々がどれだけ心暖かく、教育が大切だと思っているのかが表れていると思います。ただ、その教育を平等に受けられていない現実がまだあることも事実だと身をもって感じました。微力かもしれませんが、帰国後も何か自分にできることをしたいです。
日本で英語を教えていた身からすると、母国語が同じでない人に互いの第2言語を教えるということはとても難しいことなのですが、子どもたちの反応で「わかった」が見えること・前回教えたことを吸収してくれている姿を見れることで自分としても新たな力を得られたと思っています。全校生徒に影響を与えることは無理かもしれませんが、今回の期間中に少しでも子どもたちが日本人や英語・カンボジアにはない何かを知るきっかけや刺激になっていればと思います。日本人からの支援で変わることももちろんあると思うのですが、カンボジアの子どもたちが自分たちの手でよりよい未来のカンボジアを作り上げることが重要だと思うので、そこへ向けて考え方や方法・私たちの持っている知識を渡せていればよいなと思います。
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私は大学で教職の課程を取っていませんし、塾講師のアルバイトをしたことがあるわけでもなかったので、本当に子供たちに英語を教えられるかとても不安でした。ただでさえ、何かを教えた経験があるわけでもないのに、ほぼクメール語しか話せない子供にクメール語が話せない私が英語を教えられるのか、特にそこが不安でした。実際にやってみると、かなり難しいものでしたが、私の熱意が伝わったのか子どもたちも私の授業を聞いてくれることが増えて、嬉しかったのと手応えを掴むことができました。
今回の活動では、教育活動よりも清掃活動で考えさせられることが多かったです。レンガや鋭利なものが落ちてるところを子どもたちは裸足で歩いてたり遊んでたり、ゴミの焼却場所が十分に機能していなかったり、実際に目で見てみないと分からないことだらけでした。
生活面でも最初のうちは慣れずに大変でしたが、今では生活に慣れ、日本に帰りたい気持ちとまだここにいたい気持ち半々です。ディナさんや家族だけでなく、村の人全員が私に親切にしてくださったので、とても居心地良く生活を送ることができました。
私は大学で国際開発のゼミに所属しています。日本に帰って大学での学び、ゼミでの学びに今回の経験を活かしていきたいです。
松田さんをはじめとしたJESCAの方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
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この活動期間中、私はずっと笑顔に囲まれていました。学校に行けば笑顔の子どもたち、家に帰れば家族でわいわい食事を囲む。本当に幸せな日々でした。朝から夕方まで授業をするのは、大変だと感じるときもありました。しかし、学校へ行き、門をくぐるやいなや、「チャー!」という声とともに子どもたちが走ってこっちに向かってきてくれます。その笑顔に見るたびに今日も頑張ろうと思えました。
カンボジアと聞くと、どうしても先行してしまう発展途上国というイメージ。でも百聞は一見に如かず。現地には、お金では買うことができない、人々の豊かさがありました。特に感じるのが、食べ物です。カンボジアのご飯は本当においしかったです。そしていつも「ニャム・バイ?(ご飯を食べる?)」と聞いてきてくれます。たくさんご飯を作ってくれるので、多い時には1日5食食べていました。また、カンボジアの人たちは、みんなで食卓を囲むのが大好きです。私もその空間が大好きでした。おいしくてずっと食べていたら「まだ食ってるのか!」「米も食って、麺も食うのか!」と大笑いされたのは、とてもいい思い出です。日本にいると希薄になりがちな、面と面で向かう人間関係。そこから生まれる豊かさをカンボジアでは存分に感じることができました。
またカンボジアの子どもたちで印象的なのが、そのたくましさや強さです。子どもたちは、とにかく遊びに貪欲で、雨が降ろうが、ボールがパンクしようが、みんな全力で遊んでいました。また転んでも、蹴られても、たたかれても全く動じません。本当に強いです。カンボジアには、サッカーゴールやネットがそろっているわけではありません。それでもひもでネットを作ったり、靴をゴール代わりに置いてみたり、本当に工夫を凝らして、遊んでいます。その創造性には驚くばかりです。
このように、たくさんのカンボジアのいいところを感じた一方で、やはり支援が必要だと感じるところもありました。まずは、設備的な部分です。教室は陽の光がないと、とても暗いです。また、黒板も傷だらけで、「この文字見えないから書き直してほしい」と言われたことがありました。他にも、十分に手や傷を洗える水道がないなど、設備的な不足を感じました。
このような施設的な不足のほかにもう一つ不足を感じたのが、HOW TOです。教室にはごみがすごく散らかっていました。ほうきがないわけではありません。そこには、きれいにする習慣、HOW TOがないのです。自分が、ほうきで掃除を始めると生徒たちが次々と手伝い始めてくれます。このように、その行為のきっかけを作ってあげる支援が必要なのだと感じました。またこれは勉強でもそうです。私が見た限りでは、先生はほとんど授業をしていません。生徒たちは、指定されたページの教科書を自分で写して、勉強しています。黒板が傷だらけでも成立する理由はここにあります。生徒たちは、この影響で書く以外の勉強のやり方、HOW TOを知らないような印象を受けました。学び方はたくさんある。そのような根本的な部分で支援をしていく必要があるように感じました。
カンボジアの子どもたちが持つたくましさや創造性はそのままに、これから彼らの人生を豊かにできる支援とはどのようなものか。これは、簡単に答えが出る問題ではありません。ただこの問いを自分に問題提起できたことが本当に意味のあることであると思います。これからの人生を通して、この問いに対する一つの解を出せるよう、自分自身の学びを深めていきたいと思います。また、2週間、8回という短い授業時間でやりきれなかった、もっとこうすればよかったという考えが次々浮かんできて、少しやりきれなかったくやしさを感じているのが今の正直な感想です。また機会があれば、リベンジしたいと思っています。
最後に、このカンボジアでの生活や授業にかかわってくれた、生徒や先生、家族には感謝してもしきれません。最大限の感謝を込めて、筆をおきたいと思います。本当にありがとうございました。
オークンチュラン!
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カンボジアに来る前は、現地の生活について少し不安だったが、実際に生活してみると、そんなに大きな問題もなく生活することができた。ホストファミリーや現地の人は優しく、クメール語がほとんどわからない私にもたくさん話しかけて親切にしてくれて、非常にうれしかった。ホストファミリーはご飯をたくさん勧めてくれて、私がたくさん食べるととても喜んで笑顔になってくれたので、毎回ついご飯を食べすぎてしまった。私が滞在した村では、人々の距離が近く、みんなが顔見知りという感じの雰囲気で、東京の住宅街で育った自分にはとても新鮮で、居心地がよかった。しかし、手を洗わないことや、子供たちも含めて口内の状態が悪かったこと、ごみをポイ捨てすることには驚いた。日本で生活していると当たり前に感じる習慣や感覚が、実は教育や環境によって身についたものだということに気づくことができた。子供たちは歯磨きをする習慣がないからか、虫歯がある子がとても多く、前歯が全部虫歯で黒くなっている子も珍しくなかった。しかし、現地の人は全く気にしている様子がなく、とても驚いた。
学校や近所で子供たちに会うと、みんな「チャー!」と言って駆け寄ってきてくれた。日本でこれだけたくさんの子供たちと接したことがなく、また言語が通じないということもあり最初は少し腰が引けたが、子供たちは遠慮なく話しかけてくれ、近くに来てくれるのが嬉しかった。授業では最初6年生10人ほどを担当したが、英語の勉強はそこまで好きではない子が大半で、授業中もすぐ「チャー、プレイゲーム!」と言われた。授業中なので断っていたが、中には拗ねてしまう子もいて、授業をするのが難しかった。授業内でゲームの要素を取り入れることで、集中力を保たせようとしたが、うまくいくときもあればうまくいかないときもあった。また、2回目以降は、2~4年生ほどの年齢の子もなぜか参加しだして、レベルの調節をするのが難しかった。単語は全員でやって、文章の部分は6年生に向けてやるなど工夫した。また、授業への集中力が途切れる2時間目最初のほうのタイミングで、みんなで歌を歌うことで注意を惹くなどの工夫をしていた。雨が降ると子供たちが家に帰りたがり、こちらも天候を心配して集中が途切れるので、授業がぐだってしまうことがあった。最終回の授業では終盤に雨が降ってしまい、そそくさと生徒が帰ってしまったので別れを惜しむことができず、悔いが残る授業となってしまった。
学校やホストファミリーの娘さんのやっていた塾を見ると、机ががたがただったり、イスの座り心地が悪かったり小さすぎたり、子供たちの姿勢が悪かったり、子供たちの手元が暗かったり、教育に向ける資源が足りていないと改めて感じた。また、授業に来ていた学校の裏の売店を手伝っている女の子は、賢くて真面目だったが、家の手伝いをするため学校に行っていないようだった。環境が整っていないことや、学校にいけない子供がいることには、おそらく複数の原因があって、簡単には変えられないことかもしれないけれど、日本に帰ってからも、自分なりの方法で、大学で勉強することやこれからの自分がつく仕事を通じて、今回あった人たちになにかしらの形でいい影響を及ぼせるよう努力したいと感じた。
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カンボジアでの2週間のインターンを通じて、教育の難しさと同時に、改善し続けることの重要性を学びました。授業がうまく進まない時もありましたが、その都度反省し、どの部分を改良できるかを考え続けることが、成長への鍵だと実感しました。このプロセスは、教育に限らずあらゆる場面に応用できる重要なサイクルだと思います。
また、ホストファミリーとの生活を通して、カンボジアの文化や生活様式に触れることができました。カンボジアの子どもたちは、家事や家の手伝いをこなしながら日々を過ごしています。私も彼らの働きぶりを目の当たりにし、普段の自分がどれだけ怠けていたかを痛感しました。生活様式の違いによりつらい時間もありましたが、そういった心の弱さを知ることができたのは、大きな収穫であったと感じています。ホストマザーのThidaさんは英語が話せるため、カンボジアの歴史や文化、生活、人生観などについて多く話しました。彼女はあらゆる事柄に対して知見が深く、人生の師として尊敬できる方でした。その考え方の根本として仏教との関連を感じ、日本人の一般的な信仰心との違いが非常に興味深かったです。また、彼女がCOVID-19の時期を家族と過ごす時間と捉え、ポジティブに捉えている姿勢には深く感動しました。カンボジアでは、苦しい状況の中でも強く生きている人々が多く、私自身もその姿勢を学びました。
最後に、このインターンでは単に英語を教えるだけでなく、人生の教訓ともなる貴重な時間を過ごすことができました。異文化の中での生活は決して容易ではありませんでしたが、カンボジアでの経験は今後の私の人生において大きな意味を持つと感じています。
このような貴重な経験は、自分一人の力で成し遂げることはできませんでした。この活動に関わっているすべての方々、日本人やカンボジア人、ホストファミリー、学校の生徒さんたち、同時期にホームステイした同じく日本人インターン生のMiyabi、私自身の家族、すべてに感謝したいと思います。
Let's Learning & Sharing!!
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自分が想像していたより多くのことを学び、多くの温かさに触れた2週間でした。来るまでは、自分がどれほどの環境で住めるのか、本当に興味があることは何なのか、度胸試しのような部分もありました。しかし、カンボジアにいざ入国し、コンポンスプー州についてからは難しいことは考えず、時間と周りに流されるまま、いい意味であまり深く考えずに現地の生活を楽しんでいたように思います。もちろん、生活する中で日本の違いや子供たちのいる環境の問題点などとも直面しましたが、日本にいる時より素直に、まっすぐ受け止められたような気がしています。ただ、シャワーが水しか出なかったり、お皿を洗う水が雨水だったり、食材が怪しかったり、衛生環境だけはやはり将来的には改善してほしいなと思いました。ただ、自分の滞在期間中にそれらを拒絶することはなく、その状況で住むとなれば意外となんでも大丈夫なんだなあという気づきもありました。
肝心の授業ですが、とても難しかった、というのが素直な感想です。事前に聞いていた限りでは6年生を教えるとのことでしたが、3,4日目あたりから低学年の子たちが参加してくれるようになりました。同じテーマで内容を少し分けたり書き取りの回数を変えたりすることで対応しましたが、特に6年生の方は何か気に入らないことがあるとみんなでトイレに行くと言って遊びに行ってしまったり、上手くいかないことも多かったです。元々は6年生向けなので、人を当てる時や発表のチャンスも6年生優先にして、何度かは授業後に仲良くしてくれることもありました。ただ、ご褒美のシール欲しさにずるをしたり、私達を少しからかったり、英語はせずに遊ぼう!遊ばないなら帰る!と言われてしまったり、恐らく構ってほしいだけだとは思いますが、どのような背景で授業に来ているのか、もう少し深堀したかったという気持ちもあります。カンボジアの子は普段家の手伝いをすることが日本よりも一般的なので6年生にもなってプラスαのクラスに来られるということは少し余裕があって、親御さんがいかせてくれているのか、ただ時間があってきているのか、友達と遊びたいのか、聞いてみたりもしましたがやはり翻訳機だよりだと込み入った話が出来なかったのが悔やまれます。それでも、やれることは頑張ってやりきったし、準備も毎日時間をかけて行ったので後悔は特にありません。現地の子供たちに教えると言うのは、とてもとても貴重な機会でした。
私はもともと世界の貧困問題や国際協力に興味があったので、今回の経験を通して初めて現地に来ることが出来、また、(おこがましいながら、)ホームステイによって少しはカンボジアという国に入り込めたように感じて大きな一歩となりました。ホストファミリーや町の皆さんにいつか帰ってくると伝えたので、頑張ってお金をためてまたカンボジアに戻って来たいと思います。
大変貴重な機会をくださったこと、安全を担保してくださったJECSAのみなさん、松田さんのおかげです。ありがとうございました。
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私がこの活動に参加してみようと思ったきっかけが「1ヶ月ほど海外で暮らしてみたい。」、「1人で言語が通じない環境に身を置きたい」という気持ちがあったからだ。当初は大学のプログラムにある語学研修でイギリスやアメリカに行くことを考えていたが、その研修中は寮や授業中などは基本的に日本人と過ごすというものであまり魅力的に映らなかった。そのなかで見つけたこのインターン。カンボジアで1ヶ月、英語の教員として、そして家族の一員として過ごすという自分の中でとても魅力的に映った。見た瞬間に応募してからはあっという間に出国日になった。
日々の生活の面において、カンボジアに着いてからは人とのつながりを強く感じられた。着いた日からホストファミリーから歓迎され、近所の人たちに優しく挨拶され、子どもたちからは愛を感じた。特に思い出に残っていることは食事の時間。夜ご飯はホストマザー、そして家族(親戚を含む)である子ども3人と過ごすのだが、言語が通じない中でも「おいしいか?」「おかわりする?」と何度も気にかけてくれ、子どもたちは英語を使って親しく接してくれる。笑顔が絶えない食卓で家族の一員として迎えてくれていることをかんじられる時間だった。休日には家族が集まり大人数で食事し、賑やかな時間を過ごしとても楽しかったことを覚えている。
英語の授業では2人の日本人が上級生クラスを担当していたので、あとから来た私は下級生クラスを担当した。来る人数は上級生クラスよりも少なく、4人から6人が参加する感じだった。最初の授業では何年生の子達が来るのか、どれほど英語ができるのかがわからないこともあり、当初予定していた授業とは全く違う授業を進めていった。レベル感ではアルファベットが書けない、クメール語も話す・聞き取ることはできるが読み書きがまだできない生徒たちだった。最初の1週間はレベル感を掴むのに必死で計画通りに進めることが難しくもどかしい日々が続いた。しかし2週間目からは生徒のレベル感、そしてどんな活動をしたら生徒が授業に向き合ってくれるかがわかりやりがいをとても感じた。この生徒たちは机に座って書く作業や先生の話を英語で聞くことがまだ得意ではない一方で、英語の歌を歌うことや英語を使ったゲームを楽しむことができる生徒だった。2週間目はアクティビティ多めの授業にした。具体的なアクティビティは紙を使って先生が指示した動きを生徒が実行するゲーム、アルファベットを使用したビンゴなど子どもたちは楽しみながら学習してくれたと感じた。当初は「生徒がどれほど英語を身につけられるか」を視座に置き授業を計画していたが、「生徒がどれほど英語学習を楽しめるか」ということに狙いを変えてからスムーズな授業が実行できた。このような経験はとても大きな経験だった。なぜなら現在私は日本の教員免許を取得しているため、帰
国してから2週間後に日本の小学校で教育実習を行うからだ。ここで養った「生徒がいかに楽しく学習できるか」という教育目標、そしてそれをどう授業に落とし込むかという経験はただ大学の講義や模擬授業をしていくだけでは経験できないことだった。ここで過ごした1ヶ月の経験は一生忘れることはなく、そして今後の人生に活かせるとても大きなことだった。
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一ヶ月を終えて、本当にこのインターンシップに参加できて良かったと感じています。
今まで体験したことのないこと、感じたことのない感情にたくさん出会い、成長させていただいた一ヶ月でした。
カンボジアにきた当初は日本と違う衛生環境や生活に戸惑うことや、クメール語が話せないことでの孤独感、慣れない授業への不安などネガティブな気持ちが湧き出てしまい、心が折れかけることもありました。
しかし、事前に松田さんから頂いていたアドバイスを意識して、ここまで来たのだから自分にできることをやるしかないと自分を奮起しました。
生活に慣れて心に余裕が持てるようになると、自然に子供達との関係性も深まり、毎日がすごく楽しくなりました。
また、ホストファミリーのティーダさんには本当に感謝しています。私を家族の一員としてあたたかく迎え入れてくださり、買い物や親戚の家などどこに行く時も一緒に連れて行ってくださったり、毎日カンボジアの文化や歴史、社会問題について色んなことを共有してくださったりしました。PCSの運営をはじめ、国のため、子供たちのために熱心に活動されているティーダさんの身近で一ヶ月活動させてもらえたことに、大変感謝しています。
帰国後も、カンボジアの国に関わり続け、恩返ししたいと思っています。滞在中、貧困やインフラ、政治など、カンボジアの方がが抱える問題を知れば知るほど、それらの問題に対して何もできない自分に心が痛くなりました。今後自分のライフステージが変わっていく中で、自分にできる行動を続けていきたいと思っています。
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私はこのインターン活動において本当に多くの人に支えられて活動を最後までやり遂げることができた。そこでこの感想では数々の場面でお世話になった方々について書こうと思う。
まず、ホストファミリーの方々とその親戚の方々についてである。家に到着した日から私を温かく向かい入れてくださった。いつも「お腹は空いていないか?」「もっと食べなさい!」と気遣っていただいたことが一番印象に残っている。そんな食事の時には日本のことや私のことについて聞いてくれたり、カンボジアのことをたくさん教えてもらった。また、家族の方だけでなく親戚の方々にも本当にお世話になった。週末にはホストマザーの実家のレストランを手伝いに行くことが多く、そこでは常に家族の誰かと一緒に時間を過ごすことができた。英語が伝わりづらかったとしても、皆さんの温かさは伝わってくるほどに優しくしてくださった。日本での一人暮らしに戻ることができないぐらいに家族の温もりに溢れた生活であった。
次にプレイトム小学校の子どもたちとその先生方である。私は大勢の生徒たちに授業をするという経験が今までなく、インターン開始まで非常に不安であった。しかしながら、そんな不安な気持ちとは裏腹に学校に着くや否や子どもたちが走って私のところまで駆け寄ってきてくれた。私の不安な気持ちは一気に消え去った。授業は子どもたちの元気な挨拶から始まる。どの学年の子どもたちも勉強に対する意欲を存分に持ち合わせていて、例えば、単語の確認などで絵を見せると私が尋ねる前に次々と答えてくれる生徒たちばかりだ。また私がクメール語を話せず、なかなか指示が通らない時もあった。そんな時、私の言いたいことを代わりにクメール語で代弁して全体をまとめてくれる生徒もいた。私のぎこちない授業にも熱心に耳を傾けてくれる優しい生徒たちばかりである。彼らの授業に対する協力的な姿勢に心から感謝したい。生徒たちとは授業だけでなく、昼休みにもたくさん一緒に遊んだ。いつも私が暑い思いをしていないか気を使ってくれて、バレーやゴム跳び、鬼ごっこなどをしているときにはすぐに日陰で休ませようとしてくれる。このように外から来た私を迎え入れてくれた子どもたちに恵まれて私も授業も成功させることができた。また先生方も私の授業に協力してくださった。どうしても話すことがメインの授業になると、そのまま騒ぎ出してしまうことが2、3年生において発生することがあった。そんな時授業に顔を出してくださり、生徒たちに声を掛けてくださった。また、授業外でも私が子どもたちといる様子を見守ってくださった。このように先生方のサポートもあり、円滑に授業を実施することができたという背景がある。
近所の方々にも大変お世話になった。登下校中も"Hello!"と声を掛けてくださったり、帰り道に家によっていきなと声をかけられて一緒にスイカを食べたりしたことも思い出である。近所に住むおばあちゃんと翻訳機を駆使しながらお互いに頑張って伝え合ったりもした。この街の方々の私を受け入れてくださることで、私ものびのび過ごすことができた。
インターン活動前までの私の気持ちは子どもたちに英語に親しんでもらいたいから授業準備を頑張らなくてはという思いに駆られていた。確かに授業を成功させるにはしっかりと準備を行うことが大切ではあるが、それ以上にそもそも私の存在を受け入れてくれたということが授業の成功に繋がった。慣れ親しんでいないものを受け入れるということはなかなか難しいことであると思う。私はこのインターン活動から得たことである「受け入れる」ということを今後の生活で実践していきたいと思う。自分では納得のいかないことでも一度自分の中に吸収し、より良い方法の鍵になると考えて様々な新しいことに挑戦していきたい。
最後に、ホストファミリー、プレイトム小学校の子どもたち、先生、近所の方々、インターン活動の準備を整えてくださった松田さん、関わった全ての方に感謝申し上げます。
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インターン活動を通じて、数々の貴重な経験をすることができました。浅はかな言葉では説明できない経験でした。特に、現地の人々の温かさに深く感動しました。みんなとても親切で私のことを心から歓迎してくれました。しかし、この人々の温かさの中で、カンボジアが抱える厳しい現実にも直面しました。ですが、困難の状況の中でも、彼らの純粋な笑顔や希望を見て、私自身が大きな勇気と希望をもらいました。困難な状況の中でも笑顔を絶やさず、未来を信じて生きる人々の姿勢に心を打たれました。この経験を通じて、今の生活のありがたみを改めて感じました。私たちの"当たり前"がどれだけありがたいものなのかを痛感しました。また、私自身も将来の目標に向かってさらに努力する決意を新たにしました。さらに私は将来全ての人が平等に教育をうけ、貧困を緩和し、不平等を減らすことができる世界を実現したいと強く感じました。この経験は私にとって、困難な環境でも希望を持ち続けることの大切さを学べた、意義深い物でした。この経験を忘れずに、自分の目標に向かって一層努力し、今後の人生に活かしていきたいと思います。
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プレイボン小学校では、英語学習に意欲的に取り組んでいる子もいましたが、そうでない子どももいます。自分にとっては、勉強に意欲的でない子をどう巻き込んでいくか?それが授業での課題でした。アクティビティを取り入れると巻き込めるか?先生が面白かったらまず興味を持ってくれるだろうか?この1か月は「いい授業とはなんだろうか」や「今自分たちが与えられるものとは?」と試行錯誤しながら過ごしました。
今、たどりついている結論としては「将来英語を意欲的に学び始めたとき、この言葉聞いたことがあるとファーストインプットが完了している状態であれば良いだろう」というものです。 私は小学校・中学の英語の記憶があまりありません。(そんなにまじめに勉強してこなかったのもありますが)専門学校入学をきっかけに始めた意欲的な英語学習で、「この単語はこういう構造だったのか!」と発見することが多々あります。
別に今英語をぺらぺら話せるようになるのではなく、いろんな英語に触れさせてあげることが私たちインターン生がこの人生の1か月という一欠けらの期間でできることなんだと考えています。
インターン生仲間とも「何が良い教育・授業なのか」と語り合い、私にとってこの1か月は自分の期待していた人生の糧になるいい経験になりました。
最後に、清掃活動を通して自分の考えたことを書こうと思います。
拾っても拾っても、ごみは増え、私たちはただ無心にごみを拾っていきます。そこにあったのは、終わりの見えない現状と、活動に対して感じた無意味さでした。だからこそ、このまま終わりたくないと思い、自分の思い・そしてこんな活動はどうかと計画書を書きました。ごみ箱の配置を変えました・ポスターを作って意識を変えてみようと思いました(クメール語も書けばよかった…)見ている感じあまり変わったという風には感じません。今後、あのポスターを通して子供たちの意識が変わってくれることを願うばかりです。言ってしまえば、この活動は私の身勝手なモヤモヤを晴らすものです。ですが、ポスターを見てくれる子・そしてたどたどしくも読んでくれている子を見て、潜在的にきれいにする文化をつくっていけたらいいなと少し希望を持っています。
清掃活動を通して考えたのは、自分自身についてもです。松田さんに指示されていなかったら、きっと私は清掃活動なんてしませんでした。日本でも、道に落ちているごみなんて拾っていません。「自分のせいじゃないから」と放っておくだけです。だからこそ、子供たちの無邪気にごみをポイ捨てるのも自分には否定できないのです。自分も同じだからです。清掃活動をしていると、素手でごみを拾い手伝ってくれる子もいました。自分の手にはトングがあり、昔の自分にはこういった意識がなかったと痛感します。私が子供たちが好きなのは、そういった行動の一つ一つが今の自分にはできないことを実感し、気づかせてくれるというところです。私は先生でしたが、ひとりの人間であり、彼らの生徒でもあります。なので、とても感謝します。
この活動に参加したことは正解でした。様々なことを感じ、考えたこの1か月は貴重なものです。きっと日本に帰ればよりそれを強く感じることでしょう。ホストファミリーにはたくさんお世話になりました。プレイボンの先生方にもたくさん感謝しています。本当にありがとうございました。
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JECSA カンボジアは、ボランティアを紹介しているネットで見つけました。私は教育について興味があり、今回のインターンを通して、日本に活かせるカンボジアの教育の良いところを発見しようという思いで参加させていただきました。二週間という短い間でしたが、カンボジアの教育について、たくさんの良い点を見つけることができました。
私がいたプレイボン小学校は、幼稚園生の年から小学校六年生まで様々な年齢の子供たちがいます。私たちの授業に参加する子供たちも学年はバラバラで、全ての子どもが楽しんで学べる授業をすることは簡単なことではありませんでした。時には既習の内容の授業を行ってしまい、子どもたちに「Teacher so boring.」と言われ、驚いたこともありましたが、私たちインターン生だけに限らず、現地の教員の方にも、思ったことを抱え込まずに伝える素直さがとても良いと思いました。
午前の清掃活動では、私が通るとみんな駆け寄って名前を聞いてくれたり、遊びに誘ってくれたりしました。英語は上手に喋ることができなくても、自分から関わろうとするマインドが私は大好きです。
私が行った授業に、自分の夢を紙飛行機に書いて飛ばすというものがありました。この授業は want to の形を覚えてほしいという学習目標と別に、子どもたちの夢を知りたいという思いがあ
りました。子どもたちは「日本語を学びたい」「英語の先生になりたい」「獣医になってカンボジアの動物を助けたい」「だから勉強を頑張っているんだよ」と笑顔で教えてくれてくれました。日本で生徒として教育を受けていると、日本のような先進国では学びという機会が当たり前の感覚になって
いると感じます。発展途上国の子供たちは、学ぶことができるのは幸せであるということがよくわかっています。
家業の手伝いをするために早く帰ったり、プライベートスクールに行きたくてもお金がないことで断念してしまったり。そのようなバックグラウンドがあるからこそ、学びに対する貪欲さはどの先進国にも負けません。
発展途上国の教育は問題視されがちですが、実際の教育現場には子どもたちの笑顔や夢が溢れています。発展途上国から学べることはたくさんあり、日本の教育もまだ発展途上なのだと知ることができました。
今回のインターンを通して、カンボジア教育の良い点と共に、日本教育、カンボジア教育の課題も見つけました。
日本、そして先進国の教育をもっと良いものにし、子どもたちが幸せに生活できるような社会を作る人になりたいと思いました。
最後に、このような学びを得る機会をくださった松田様、本当にありがとうございました。
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このインターンに参加したのは2週間でしたが、決まったのは約 3 か月前の 5 月上旬でした。行く前は、恥ずかしながら何から手を付ければ良いか分からず不安ばかりで、それをかき消すためにクメール語やカンボジアの文化を勉強していました。しかし、実際にプレイトムでの授業の授業が始まるとその不安は嘘のようにかき消されました。学校に入るや否や子供たちは「チャー!」と言いながら一目散に駆け寄ってきます。授業中も、元気いっぱいで学びを非常に楽しんでいます。学びに貪欲であるという点で特に印象的だったことが 2 つあります。
一つ目は、日本の学生は授業が短くなると喜ぶ人が大半ですが、彼らはそうではないという事です。もっと教えて!と言ってきたり、授業を早く始めてほしいと言われます。ですから非常にやりがいを感じる事が出来ました。
二つ目は、宿題を出さないと怒られるという事です。ある日私がうっかり宿題を出し忘れたら、次の授業の時に生徒に、「チャー!!ホームワーク!!」と怒られました。宿題の量も、「書き取りを 3 回」と言ったら、「5 回!」「10 回!」ともっと多くして欲しいと言ってくれます。与えられた環境の中で精いっぱい、全力で学ぶ姿に心を奪われました。近所には親戚の方々や学校の子供たちが住んでおり、わたしが家の前を通ると「チャー!」と言って手を振って家から出てきたり、ここに座ってお話ししようよ。と言ってくれたりします。言葉は通じませんが、翻訳機を使う部分はあってもジェスチャーや表情、つたないクメール語を使って会話をする時間は本当に楽しかったです。
ホストファミリーはもちろん、親戚の方もよく家に集まり、皆で一緒にフルーツを食べたり、景色の良い所に遊びに行ったり、夕食を食べます。彼らは私のことをまるで家族のように扱ってくれました。私が一度体調を崩した際は本当にお世話になりました。ホストファミリーの親戚は心配して薬をくれたり、体を労わってくれました。夜であったにもかかわらずホストファミリーのお母さんお父さんは車ですぐに病院に連れて行ってくださり、そのおかげで回復もとても早かったです。
カンボジアで過ごした 2 週間は私にとって宝物のような時間でした。ここまで人の温かさを感じ、自然と笑顔があふれ、幸せに満ちて充実した時間は初めてといっても過言ではありません。感謝の気持ちと幸せの気持ちは言葉では表しきれないほどです。私は、日本にいると、もっと便利に、もっと新しい物、など物欲が出てきますが、カンボジアにいる際にはあれがあったら、これがあれば良いのに、など無い物ねだりをすることが無かったと気づきました。それはカンボジアで出会った人々が、人との関わりに非常に価値を感じ、人と関わることで自然と自らの幸せを満たしているからだと気づきました。このインターンは、生徒に英語を教える以上に、自分が教わるものが多いインターンとなりました。松田さん、プレイトム小学校の子供たち、ホストファミリーの家族、親戚、関わった全ての人に感謝を伝えたいです。សូមអរគុណ
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私はこの活動に参加できてよかったと心の底から思いました。自分の中で貧困の現状などを理解しているつもりではいたけれど、実際に現地に行くことで自分はまだまだ無知であることを理解しました。
まずは、学校自体の貧しさが顕著に表れていると思いました。水が毎日出ず、そのために遊んだその手のままお菓子を食べたり、こけてけがをしていても洗うところがないことであったり、遊具の劣化によって子供がいつも危険と隣り合わせである現実です。子供たち自身もサイズの合っていない制服を着ていたり、体がとても小さくて細かったいり靴を履いていなかったり、沢山の貧困が学校の中で見ることができました。私が印象に残っていることの一つとしては格差がとても大きいことです。持ち物や家などで、子供たちによっても貧困の格差、勉学の格差が目に見えるほど開いていたことです。日本ではそこまでの格差はないイメージですが、カンボジアでは格差が顕著に開いていました。それをベースに学校に行ったり行けなかったりするので、この格差が縮ますことが難しいことも身に染みて感じました。
その中でもカンボジアの人々はとてもやさしく気さくで幸せに満ちていると感じました。学校に行っても、マーケットに行っても、声をかけてくれたり、カンボジアの人の間でも沢山話して、笑顔が絶えない生活だったと思います。2週間という短い間でしたが今までで幸せを強く感じることのできた2週間だと思います。日本で生活をしているとご飯を食べたり手を洗ったりお風呂に入ったり、日常となっているからこそそれに対しての喜び、感謝を忘れてしまっていましたが、それらのことができることがどれだけが幸せかということを理解することができました。また人との距離が近い分人と沢山コミュニケーションを取れたり、助けてもらったり人の優しさに多く触れることができました。
このインターンシップを通して、様々なことを学び自分自身の視野を広げることができたと思います。ありがとうございました。
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約一ヶ月間、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。松田さんをはじめとするJECSAの団体の方々、今までにこの活動を教師として携わってきた方々、そして活動中に常に優しく接してして下さったホストファミリーをはじめとする現地の方々のサポートがあり、こうして無事に活動を終えることができました。今後はこの経験から学んだことを活かし、日本の教育の場での応用や世界中への教育の場の提供について活動しようと思っている次第です。また、この活動を通して、言葉が上手く通じない中で生活することの大変さとだからこそ得られる新しい発見や達成感、人々の優しさを十分に感じることができました。私の活動はここで一度終了になりますが、次に活動を行う方にも同じようなことを感じてほしい、松田さんにもこの活動を続けてほしい、そして何より、またカンボジアに戻ってきたいと強く感じました。最後になりますが、松田さん、ホストファミリーの方々には、ご心配、ご迷惑をおかけしたことも多々あったかと思います。それでも、献身的なサポートを継続的に行って頂いたことに深く感謝をしています。約一ヶ月間、長いようで、とても短く、充実した期間を過ごさせて頂きました。繰り返しにはなりますが、約一ヶ月間、本当にありがとうございました。
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私は、3月の最初に来て当たり前なことだけれど、日本とは全く違う世界に圧倒された。私が日本で住んでいる場所は、高い建物ばかりで、牛はそこらじゅうには歩いていないし、水洗トイレが当たり前だった。なので、最初は1ヶ月も生活できるのか不安であった。学校に通うにもカンボジアが暑いことは知っていたが、想像を凌駕する灼熱の中、自転車で途中で心が折れそうになった時は何度もあった。しかし、子供たちがいつもteacherと言って駆け寄ってくれて、学校でけでなく、道中でもありとても勇気づけられた。この文章を書いている今、ここでの生活が残り3日ほどであり、この生活に慣れて最初のような感情も抱くなくなり、居心地が良くなった。1人であれば、乗り越えられなかったが、カンボジアの人の良さや他のインターン生に助けられて乗り越えられ、人の温かみを感じた。教育がメインではあったが、それ以外にも多く学ぶことはあり、日本にずっといたままでは経験のできないかけがえのないものになったと感じる。
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短い期間ではありましたが、ここに私の居場所がありました。
到着してからこちらを出発する今日まで数えきれないほどの出逢いがありました。
まるで家族のように受け入れて下さった村の方々、愛嬌たっぷりの生徒たち、心強い先生方。
人との出逢いだけではありません。
日本では見られない景色、その奥にある人々の努力、家族でも友人でもなく、同じ村人という固いつながり。そして、想定外の数々の経験や新しい感情との出逢い。
多くの感情は時間と共に薄れていってしまいがちですが、ここで過ごした永遠のような一瞬の時間に何度も心を奪われたということは確かに覚えておきたいと思います。
そのなかの一つに 忘れられない言葉があります。
〝どうして日本人はカンボジアをこんなに支援したがるの?〟
話を聞くと決してこの支援が必要ないということではなく、例えこの支援がとまったとしても、幸せに暮らしていく自信があるから心配しないでね。という内容でした。
日本の足りすぎている生活を知っている日本人からすると、もっと整えてあげたい、選択肢をふやしてあげたい、物事を知ってほしい、かわいそう、という気持ちになりがちだと思います。しかしそれを押し付けてしまうと単なる強要であり、支援ではなくなってしまうこと。私たちってかわいそうなのだと悲観的な感情にさせてしまうのは、望ましくありません。
そうならないために、生の声を聴いて家庭に出向き、生活を共にする。何が必要で何がいらないのかを吟味することが、支援をするうえでとても大切なことだと感じました。
特に学校外の生活を見ることで、家庭環境や生活状況が見えてきました。授業内だけだと日本と変わらぬ一般的な生徒ですが、家に帰ってすぐに商売をしなければならなかったり、静かな生徒だと思っていたらダンスが大好きだったり、夕食後に集まって英語の勉強をしていたりと。
彼らは決してかわいそうなひとたち、ではなく、いまを精一杯生きているとても美しい人たちなのだと私は思います。
〝ひとりじめするのは確かに贅沢だけど、シェアしてそれらを分かち合うのはもっと贅沢だとおもう〟
これもまた、思わずメモした言葉です。
私がお世話になった村には、一人暮らしをしている人はいませんでした。そんな中、私はアパートで一人暮らしをしていたわけですが、振り返ると一人でいたのはお風呂と寝る時のみで、"独り"だと感じる事はありませんでした。これまで異国の地での生活を何度か経験してきましたが、淋しいが沸いてこなかったのは初めてで、見返りなど求めず、自分のために助け合うというのが基盤にある彼らからここでは記しきれないほどのモノを自然と受け取っていました。
しかしながら、それらは日本人だからしてくれていたのか、本当の実態はどうなのかは、正直わかりません。多くの外国人が日本に対してリスペクトしてくれているものの、内にいる日本人は必ずと言っていいほど母国に対しての疑問を持ち合わせているのと同様に。どうか、現地の子どもたちや、スラム街の人々も、独りではありませんように、明日を生きることになんの躊躇もせずに自然と進んでいけますようにと、願うばかりです。
最後に、【しあわせ】についてです。
これについては私が思うに感情ではなく、考え方の一つであり、誰かに必要とされ、そんな自分にも必要だと思える人がいる人生を送ることなのかもしれないと今は思います。経験上、幸せな時にも悩みがなかったわけではないですし、むしろ苦しみや葛藤に高じて生かされている気もします。
今はカンボジアに居続けることは難しいですが、同じ時代に生まれた人同士、共存したいと思います。
私の大好きなボンクナーの方々には、とびきりにじゃなくても、人並みに、しあわせになってほしいです。
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2月の終わりとともに私のインターン活動が終わりました。この1か月間は、どうすれば生徒たちが英語に興味を持ってくれるのか、どのように授業を進めれば生徒たちが飽きずに参加してくれるのかなど試行錯誤をする毎日でした。ただ、子供たちの元気な姿や笑顔からパワーをもらい、無事活動を終えることができました。また、優しく迎えてくれたホストファミリーや近所の方達との交流もあり、充実した日々を過ごすことができました。
ただ、カンボジアでの生活は日本と比べると決して便利なものではありませんでした。また、清掃活動をしているにもかかわらず学校内や道端に多くのごみが落ちているなど、教育を含め改善すべき問題はたくさんあります。こうした点を比較すると日本がいかに清潔に保たれているか、快適に暮らすことができているかということに改めて気づかされました。しかしそれと同時に、カンボジアの魅力にもたくさん気づくことができました。私が滞在していた地域の方達や小学校の子供たちはとても優しく、クメール語が話せない私にも笑顔で声をかけてくれました。こうした人々の思いやりというのは、常に忙しくしている日本人が学ぶべき大切なことなのではないかと感じます。世界には様々な人がいて、人の数だけ常識や価値観があります。現在では実際に足を運ばなくても多くの情報にアクセスすることができますが、今回のカンボジアでのインターン活動のように、現地に行ってみないと分からないことはたくさんあります。これは今後、たくさんの情報が更新され、処理されていく中でも変わらない事実であると感じています。このような活動を通して、一回しかない自分の人生をどのように生きるのかを考える貴重な時間にもなりました。これからもたくさんの人と出会い、多様な価値観や考え方と向き合って自分自身の経験や知識を増やしていきます。これから自分がどんなことに取り組んでいくのかまだはっきりとはしていませんが、今後どんなことがあっても必ずカンボジアでのインターン活動の経験が生かされると信じています。
最後に、インターン活動の機会を与えてくださった松田さんをはじめ、一緒に活動をしたスタッフの方、そしてカンボジアで出会った全ての人達に感謝します。1か月間本当にありがとうございました。
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地域の方々、子供達はとても温かく迎え入れてくれた。ステイ先のファミリーも家族の様に扱ってくれた。印象的なのは、道を歩いているとチャーと子供達が駆け寄ってくること、家族と夕方ゆっくりマンゴーを食べた事。
至る所にプラスチックのゴミが落ちていて、燃やして処理をするのできっと体にも環境にも良くないなと感じた。何かこの課題の解決策を見つけ出せればと思った。授業は初めの方は私の力不足と子供達の集中力の無さで大変だった。
時間をかけて自身の反省と指導を繰り返して、子供達の集中力と忍耐力、私自身の指導能力と忍耐力の向上を感じた。
子供達は暑い中、義務教育ではない外国人の先生の授業を受けようとしていてとても感心すると同時に、子供達に少しでも英語を教えられたと思うととても嬉しく思う。一カ月は初めは長く感じられたが最後の方はもっと沢山いろんなことを教えたいと思う様になり、指導を満足にするには一カ月は短い期間だと感じた。
この一カ月は絶対に日本では経験できない濃密な時間だった。優しさ、大変なこと、沢山のことを通して今までで1番成長できたと感じる。今回参加して本当に良かったと思うと同時に、支援してくれたマツダさん、みきさん、家族、沢山の人に感謝している。
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この活動に参加した経緯としては、貧困問題と教育について関心があり、実際に現地に行って自分の目で見たいという気持ちからである。そのため今回英語の授業を提供するということで、授業を通してたくさんのことを教えてあげたいという思いで現地に向かった。しかし生まれ育った環境とは大きく異なる世界で、異なる言語を話す人たちとの生活はすべてが刺激的で私の方が多くのものを与えてもらった。
まず、活動のメインである授業について。教育学部に在籍し教員を目指す立場ということで、教材研究・授業準備のやり方、授業の進め方、学級経営、子どもたちとの接し方等、大学での模擬授業の経験が一度もなかった私には、想像以上に大変であった。子どもたちひとりひとりを見ていると伝わるように、発言がない子どもともアイコンタクトを取ることや、子どもたちが学びたくなるような楽しい授業を作ること、プライベートスクールに通っている子どもとそうでない子どもとの進捗の差については、時間がかかる子どもを見捨てず且つ進みがはやい子どもが退屈しないようにするために何ができるかということなど一日2時間の授業を行うのに、考えることは山のようにあった。日を追うごとに、次の日の授業計画を立てる時には、子どもたちの顔が浮かぶようになり、「この子は少し時間が余ってしまいそうだから、~しよう」などと考える余裕が出てきた。私は、4・5年生と6年生のクラスに一週間ずつ入った。4・5年生のクラスでは、元気いっぱいではあるが、集中力が長く続かないため、アクティビティを多く取り入れた。6年生のクラスでは落ち着きがあり、アルファベットを難なく書くことができたため、身の回りの英単語や初級の文法を繰り返し扱った。未来ある子どもたちのキラキラした眼差しに囲まれながら、授業を行うことができた。
次にごみひろいについて。毎朝小学校のごみ拾いをした。ごみを拾っていると、話しかけてくれたり、一緒にごみを拾ってくれたりする子どもがたくさんいた。ごみはプラスティックもまとめて学校裏の焼却炉で燃やす。どこを見渡してもごみは落ちていて、どれだけきれいになっても次の日にはまたごみが落ちている同じ光景。日本ではSDGsなんて言っているけれど、ここの人たちはごみをゴミ箱に捨てる習慣もない。そんなことを考え始めると悲しくなった。
続いてホームステイについて。2週間リーチさんのお宅にお世話になった。家族みんなが私を歓迎してくれて、カンボジアの生活について教えてもらったり、おいしいご飯を作ってもらったり、20歳の誕生日をお祝いしてくれたりした。リーチさんの孫4人がとてもかわいくて、中でも一緒に生活したキムフォンとチンチンとはたくさん遊んで大好きになった。リーチさんはヌードルショップを経営されているため、毎朝6時から2時間お店のお手伝いをしてから小学校の清掃に行った。早起きは大変だったけれど、その時間にリーチさんとコミュニケーションを取り、お母さんとカンボジアのダンスを踊り、お客さんとお話し、毎日健やかな朝を迎えることができた。虫に刺されて体調を崩したときには忙しい中、病院に連れて行ってもらい、とても心配してもらったが、帰国時には元気になってお別れすることができた。温かい家族に出会うことができ、カンボジアでの2週間を安心して過ごすことができた。
そして、ポルポトについて。週末に同じ小学校でインターンをしていたタカイさんに誘ってもらい、トゥルースレン虐殺博物館とキリング・フィールドを訪れた。たった40年前にこんな悲劇があったことを知り、展示品を見ていると思わず涙が出てきた。タカイさんに誘ってもらわなかったら、このカンボジアの歴史を知らないままだったと思う。
最後にこの活動に参加し、日本では経験できない多くが詰まった時間を過ごすことができた。この2週間、楽しかったとは一括りにできなくとも、充実した時間だった。一緒に授業をしたタカイさん・ゆみさんを始め、ホームステイ先の家族、小学校の子どもたちなどたくさんの素敵な出逢いと素敵な時間がこれからの人生を豊かにしてくれると思う。松田さん、素晴らしく貴重な機会を提供してくださり、また活動に参加するために動いてくださりありがとうございました。
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こんにちは。滞在期間中、いろいろとお世話していただき、ありがとうございました。この1ヶ月で、たくさんの新たな経験と知識を得ることができました。また、国際協力や教育事情について考えさせられた日々でした。今後、この経験を土台にして、国際協力の方向に進路を進め、精一杯活動していきたいと思います。本当にありがとうございました。
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松田さん、本当に、一ヶ月間お世話になりました。はじめは、不安もありましたが、すぐにホストファミリーの皆さんとも家族のようになじむことができました。また、大学生になったらもう一度インターンさせていただきたいです。とても貴重な経験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。子どもたちとお別れのときには、涙が止まりませんでした。あの子たちの笑顔をいつまでも忘れません。
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昨日、無事に日本に帰国しました。3週間の期間、本当にありがとうございます。また、準備や活動のための手配などサポートしていただきありがとうございました。英語の授業を考えて実際に行ったり、ホームステイによる現地の人とのより近いコミュニケーションなどとてもいい経験ができました。そして、国際協力について色々と考えさせられました。今後、現地で直接感じたことを忘れないように、大切にしていこうと思います。本当にありがとうございました。
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JECSAカンボジア代表の松田さん、及びスタッフの皆様、カンボジア滞在中には、いろいろなサポートをしていただきありがとうございます。このような貴重な経験をできたこと本当に幸せに思います。子供たちとのこの経験ができたのも松田さんが、私と子供たち、私とホストファミリーを繋いで下さったことがなければ出来なかったことです。2週間という短い期間でしたが、様々なことを考えて精一杯子供たちと向き合えて心から幸せでした!心から感謝しています。ありがとうございました。
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未熟な私に、素敵な機会を提供してくださいまして感謝しております。すべての活動が、とても素敵な思い出になりました。プレイボン小学校の生徒の皆さんの今後の成長を心から応援しております。また、必ずカンボジアに帰ってきたいと思います。本当にお世話になりました。活動証明書を受け取って、やり切った感がこみ上げてきました。私の人生に、誇れる1ページが加わりました、ありがとうございました。
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普段はただの学生であっても、生徒たちの前にひとたび立てば生徒たちにとってはたった1人の先生となり、英語を教えなければなりません。一日で学年が異なる生徒の授業を4時間行い、その他の時間もステイ先の子供と過ごすので気が休まることはありませんが、小学校の子どもたちはいつも元気いっぱいで、キラキラの笑顔を見せてくれ、それが心の支えとなりました。
カンボジアでの生活は、驚くことばかりですが、だんだん慣れていきます。ホームステイ先の人は良い方達ばかりで、人を大切にし、私自身のことも温かく迎え入れてくださいました。家族を大切にする風潮があるのか、親戚の方々にたくさん会い、意思疎通できなくても、笑顔で対応してくださったのがとても印象的でした。
日本の価値観が通用しない異国の地で暮らすことは大変ですが、終わって振り返ってみれば良い経験になったのではないのかと思ああます。2週間という短い期間ではありましたが、充実した、価値のある時間を過ごすことができたと思います。インターンシップを通して抱いた様々な気持ちを今後も忘れないようにしたいです。
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子どもたちとお別れするときに、泣いてしまった自分にびっくりしました。そこで泣くことは少ないタイプなので、それだけ心を込めて人と繋がれていたのかと嬉しかったです。
カンボジアの人々のあふれ出る愛情を感じて、「人の心って素敵だな」と思いました。人には温かい心や真心がある。日本にいて感じにくいのはきっと、「自分から与える」ことができていないからだと気づきました。相手に与えるからこそ、自分も相手から優しさを感じるのだと思います。
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日本に帰ったら、自分の信じることを、精一杯実現させます。ベンさんパパやリーチさんパパと話した「教育」や「未来」のために、未熟ながら頑張ろうと思います。そして自分が貢献できる度合いを少しでも大きくして、同じような夢を追いかけてくれる人を増やしたい。就活やバイト、単位と追いかけられることが多い日本での生活ですが、自分が信じる夢を追いかけることを忘れません。今回のインターンで繋がってくださった人との交流を大切にして、また来年にでも成長した姿でお会いしたいです。
その他、インターン参加者の取り組みの様子は、当団体HPのブログ【スタッフブログ】にて、活動写真入りでご覧いただけます。
このインターンの雰囲気
英語授業の様子
カンボジアの子どもたち
特徴 |
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雰囲気 |
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男女比 |
男性:50%、女性:50% |
団体情報
JECSAカンボジアの団体活動理念
当団体は、カンボジア貧困州の学校の子どもたちの言語能力を向上させ、知恵や知識力の獲得を促し、豊かな情操教育の向上に寄与する読書指導の充実と、地域一体型の教育を推進するための拠点として機能する学校づくりと教育環境改善をサポートしています。また、スラム支援や貧困世帯の子どもたちへのマンスリーサポートなど、ピンポイントで届く支援活動も行っています。
JECSAカンボジアの団体活動内容
私たちの活動は、現地教育局、教員養成大学の後援を頂いております。ですから、安心して学校訪問をしていただけます。あなたは、日本からの大使となって、子どもたちに図書や教材を届ける役目を担います。
カンボジアでは最貧地区といわれるスバイリエン州は、多くの世帯が農業で生計を立てているため、日常的に労働に時間を費やされ、教育への関心も高くはありません。州には、百数十校の公立学校がありますが、図書室には、十数冊のボロボロの汚れた本が置いてあるだけであったりします。本は、知恵や知識力を向上させ、言語活動を活発にし、より良い方法を考える子供を育てます。そして、豊かな心を育む栄養にもなります。私たちは、子どもたちが未来を担う人材として育つためには読書環境の充実が欠かせないものと考えます。具体的には、学校を直接訪問し、図書を寄贈した上で、学校図書の活用方法について学校側と協議をします。そして、授業での活用、図書の管理方法、貸し出しリストの作成、読み聞かせへの活用、道徳の副読本への活用、貸し出し図書の設置、学級文庫としての活用、地域図書館としての有効利用など、より幅の広い読書教育の充実を目指しています。
取り組む社会課題:『教育格差』
「教育格差」の問題の現状
カンボジアの就学率
下の表をご覧ください。
カンボジア | 日本 | |
小学校就学率 | 77% | 99.6% |
中学校就学率 | 42% | 99.8% |
日本と比べたら驚くことですが、カンボジアでは、半数以上の子どもたちが義務教育を修了することなく、大人になっていきます。
この数字が、カンボジアの教育に未だに大きな課題があることを示しています。
その結果、落ちこぼれた子どもたちの未来は、
ごみを集めてお金に換える暮らし。
ものを売るしか生きていく術がない人生。
悪事に手を染めて生きる男たち。
自らを売り物にして生きる女たち。
となりがちです。
これが、これまでのカンボジアの最も大きな社会問題でした。
貧困の連鎖、これを断ち切らなけばなりません。
我々の支援のベースとなる考え方は、
エサを与えるのではなく、釣り方を教える。
です。
モノを与える支援では、根本解決にはなりません。
例えば、いくら学校を作っても、いうなればそれはただの箱に過ぎません。
それを教える教師、支える教育行政などのソフトウェアを充実させることこそ大切なのです。
そのために、何かアクションを起こす必要があると、我々は考えています。
「教育格差」の問題が発生する原因や抱える課題
1、地域の生活水準格差
2、家庭教育の水準の低さ
3、教師の指導力の低さ
「教育格差」の問題の解決策
1、教師に教材活用方法を伝授
2、言語教育の充実
3、図書館の充実
4、学校や生徒たちへの教材支援
チアフルスマイルでは、
・図書を贈る
・教師を育てる
・暮らしを支える
の3つを柱として活動を展開しています。
活動実績
設立初年度は手探りでスタート
2018年
設立当初、チアフルスマイルとしてスタート。まったくの手探り状態で支援活動をはじめました。支援校は1校だけでしたが、すべてが新しい人・もの・こととの出会いでした。
支援日 州 支援学校 支援内容
2018年12月22日 スバイリエン Hunsen Mukda Primary School 75冊
支援者と共に数多くの学校を訪問
2019年
この年は、日本から大勢の支援者をお迎えし、40校以上の学校に支援させていただきました。
支援日 州 支援学校 支援内容
2019年 3月11日 プレイベン Kdoeang Reay Primary School 125冊
2019年 3月31日 スバイリエン Chantrea Primary School 125冊
2019年 4月29日 スバイリエン Toulsarla Primary School 125冊、ボール類
2019年 5月 1日 スバイリエン Sang Kae Primary School 125冊
2019年 5月 1日 スバイリエン Phnoum Kroch Primary School 125冊
2019年 5月 1日 スバイリエン Tror Peang Veng Primary School 125冊
2019年 5月 1日 スバイリエン Chhrong Por Pel Primary School 125冊
2019年 5月 1日 スバイリエン Hunsen Mukda Primary School 60冊(教科書)
2019年 6月14日 コンポンチャム Kohea Primary School 125冊、ボール、ネット
2019年 8月3日 コンポントム Ngon Primary School 100冊、教科書48冊、ノートブック、文房具、ボール、ネット
2019年 8月3日 コンポントム O Thnot Primary School 100冊、ボール、ネット
2019年 8月3日 コンポントム Veal Prinh Ler Primary School 100冊、ボール、ネット
2019年 8月5日 コンポンチャム Oun Longrey Primary School 90冊、ボール、ネット
2019年 8月5日 コンポンチャム Stung Chhreng Primary School 90冊、ボール、ネット
2019年 8月6日 プノンペン Ratanak Primary School 扇風機4
2019年 8月8日 コンポントム Phom Kmer Primary School 100冊、ボール、ネット
2019年 8月8日 コンポントム Krang Deam Primary School 100冊、ボール、ネット
2019年 8月8日 コンポントム Tang Krosao Primary School 100冊、ボール、ネット
2019年 8月13日 コンポントム Veal Prinh Primary School 125冊、ボール、ネット
2019年 8月19日 コンポントム Toul Veang Primary School 125冊、ボール、ネット
2019年 11月5日 コンポントム Konpong Taben Primary School 100冊、ボール2個
2019年 11月5日 コンポントム Som Reth Primary School 100冊、ボール2個
2019年 11月5日 コンポントム Chher Teal Primary School 100冊、ボール2個
2019年 11月14日 コンポントム Sra Sramr Primary School 100冊、ボール2個、ノート・鉛筆・ボールペン各360
2019年 11月23日 スバイリエン Moeng Samphan Primary School 100冊、ボール、顕微鏡、温度計、方位磁針、壁紙教材、他
2019年 11月23日 スバイリエン Prey Chher Teal Primary School 100冊、ボール、顕微鏡、温度計、方位磁針、壁紙教材、他
2019年 11月23日 スバイリエン Prey Romdoul Primary School 100冊、ボール、顕微鏡、温度計、方位磁針、壁紙教材、他
2019年 11月30日 コンポントム Chhouk Rumduol-Choam Thnanh Primary School 100冊、ボール2、方位磁針他
2019年 12月9日 コンポントム Tbeng Sangkroh Primary School 100冊、ボール他
2019年 12月9日 コンポントム Kbal Bai Primary School クメールテキストブック45冊、ボール
2019年 12月14日 スバイリエン Pitch Montrey Primary School 100冊、ボール他
2019年 12月14日 スバイリエン Saray Primary School 100冊他
2019年 12月21日 コンポントム Rka Chour Primary School 100冊、ボール他
2019年 12月28日 コンポントム Pong Krapeu Primary School 100冊、ボール、文具類他
2019年 12月28日 コンポントム Prei Chr Primary School 100冊、ボール、三角定規他
2019年 12月28日 コンポントム Kampot Chhouk Primary School 100冊、ボール2個、工作用厚紙、文具類他
コロナで活動を全面休止した2020年
2020年
2月11日、プノンペンで突然のパンデミック発生により、活動自粛を余儀なくされました。
支援日 州 支援学校 支援内容
2020年 1月11日 コンポントム Brang Samraong Primary School 100冊
2020年 1月18日 スバイリエン Chrung Popel Primary School 100冊、方位磁針、折り鶴
2020年 2月1日 コンポントム Ta am Primary School 100冊、文具類、ボール
2020年 2月10日 コンポントム Phlong Primary School 100冊、理科教材、苗木
2020年 2月10日 コンポントム Boeng Andeng Primary School 100冊、理科教材
2020年 2月15日 コンポントム Phothi Roung Primary School 100冊、理科教材
2020年 2月15日 コンポントム Krang Primary School 100冊、理科教材
2020年 2月29日 コンポントム Angkor Sen Chey Primary School 100冊、文具類、理科教材2020年 2月29日 コンポントム Sammoki meanchy Primary School 100冊、文具類、理科教材
2020年 2月29日 コンポントム San Kor Primary School 50冊、文具類、理科教材
2020年 2月29日 コンポントム Voir Yeav Primary School 100冊、文具類、理科教材
2020年 8月29日 プノンペン Sgnoun Pich Primary School 100冊
クラウドファンディングにて新トイレ建設完了・インターンによる英語授業を開始
2021年
コロナ下でもできることを模索し、トイレ建設に着手。カンボジアと日本の共同プロジェクトにより、10月18日めでたく完成。また、インターン活動も開始しました。
オンライン国際交流会を開始
支援日 州 支援学校 支援内容
2021年 1月8日 プレイベン Baprei Primary School 100冊
2021年 1月16日 プレイベン Chrey Khmum Primary School 100冊
2021年 1月23日 プレイベン Thlok Primary School 100冊、文具類
2021年 2月20日 プレイベン Chrey Khmum Primary School 地球儀、天体図、世界地図、理科教材類他
2021年 2月22日 スバイリエン Brasableak Primary School 黒板補修用具
2021年 9月18日 コンポンスプー Bunnary Hunsen Chan thnal high school 数学、物理、化学の問題集と解答集40冊
2021年 10月18日 コンポンスプー Prey Boeng Primary school トイレ建設,100冊,全校生徒への文房具配布
2021年 11月27日 コンポンスプー Wat Tabeng Primary school 100冊
2021年 11月27日 コンポンスプー Rom Chek Primary school 100冊
多くのスタディツアー参加者やインターンを招聘し、支援活動が充実した年
2022年
2022年1月16日 コンポンスプー州のPrey Boeng Primary school にて、インターン活動を開始。
11月30日までに、合計34名のインターン生が現地の子どもたちに英語の授業を行いました。
Stung Klech Secondary Schoolに水道設備を建設。
支援日 州 支援学校 支援内容
2022年2月4日 コンポンスプー Kong Leu Primary school 100冊,ボール
2022年3月19日 プレイベン Baprei Primary school 100冊,ボール
2022年3月26日 スバイリエン Brasableak Primary school 100冊,ボール
2022年4月30日 コンポンスプー Raksmey Sameky Primary School 100冊
2022年6月11日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 100冊,文具
2021年7月5日 コンポンスプー Prey Boeng Primary school 草刈り機,ごみ分別籠2基
2022年7月9日 スバイリエン Photom Primary School 100冊
2022年7月20日 コンポンスプー SrasTachnn Primary School 100冊
2022年7月22日 コンポンスプー Teok Long Primary School 100冊
2022年8月6日 コンポンスプー Prey Thum Primary School 100冊
2022年8月10日 コンポンスプー Stung Klech Primary School 100冊
2022年8月10日 コンポンスプー Stung Klech Secondary School 100冊
2022年9月20日 コンポンスプー Svay Chour Primary School 100冊
2022年11月15日 コンポンスプー Living Fountain 100冊,文具,ボール
2022年11月19日 コンポンスプー RolaingKreul Primary School 100冊
2022年11月26日 シェムリアップ Taphourk Primary School 100冊
2022年11月26日 シェムリアップ Thlork Kombot Primary School 100冊
2022年11月26日 シェムリアップ Romdeng Primary School 100冊
スクール支援に加え、貧困世帯へのサポートを開始
2023年
2023年1月2日 コンポンスプー州のBoeng Khnar Primary school にて、インターン活動を開始。
2023年1月25日 Prey Thom Primary schoolにて、英語指導クラスを開講。
2023年2月22日 SrasTachan Primary schoolにて、英語指導クラスを開講。
Boeng Khnar Primary schoolに12脚の机を寄贈。
Kamnab Primary schoolに計8脚の机を寄贈。
2023年3月25日 日本とカンボジアの共同プロジェクトにより、SrasTachan Primary schoolに新しいトイレが完成。
Advanced Centre for Empowermentへの200$の食糧支援。
Boeng Khnar Primary Schoolに職員棟改修建設費用500$を支援。
Prey Boeng Primary Schoolに学校外壁建設費用125$を支援。
Prey Svay Primary Schoolに図書室改装費用850$を支援。
マンスリーサポート
支援日 州 支援学校 支援内容
2023年1月13日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 机12台
2023年1月20日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 椅子40個
2023年1月24日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 机12台
2023年1月25日 コンポンスプー Kamnab Primary School 100冊
2023年2月3日 コンポンスプー Phnom Toch Secondary School 100冊
2023年2月17日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School コンピュータ1台、プリンター1台
2023年3月6日 コンポンスプー Kamnab Primary School 机4台
2023年3月28日 コンポンスプー SrasTachnn Primary School 新トイレ建設、焼却炉1基
2023年3月29日 コンポンスプー Kamnab Primary School 机4台
2023年4月1日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 街灯3基
2023年5月2日 プノンペン Advanced Centre for Empowerment 50冊,100$
2023年5月24日 コンポンスプー Kong Lou Primary School 学校外壁2枚,200$
2023年6月25日 プノンペン くっくま孤児院 50冊,文具類,果物,200$
2023年7月26日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 学校外壁1枚,125$
2023年8月2日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 学校外壁1枚,125$
2023年8月20日 プノンペン Advanced Centre for Empowerment 食糧支援,200$
2023年8月21日 コンポンスプー Kong Lou Primary School 草刈り機1台
2023年9月3日 コンポンスプーSrasTachnn monthly support マンスリーサポート9月分100$
2023年9月18日 スバイリエン Prey Svay Primary School 図書室ペイント費用100$
2023年9月30日 コンポンスプー SrasTachnn Primary School 学習用具、図書200冊、食糧支援
2023年10月1日 スバイリエン Prey Svay Primary School 図書室改装費用850$
2023年10月6日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 校門建設費用400$
2023年10月9日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート10月分200$
2023年10月9日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 職員棟改修費用500$
2023年10月17日 コンポンスプー Prey Boeng Primary School 校門建設費用650$
2023年10月26日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary Schoo l職員棟改修費用75$
2023年11月5日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート11月分220$
2023年11月7日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 校内改修費用250$
2023年11月13日 スバイリエン Prey Svay Primary School 図書室改装費用1541$
2023年11月22日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 校内照明設備費用180$
2023年12月3日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 水道建設初期費用875$
2023年12月3日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート12月分240$
2023年12月13日 コンポンスプー Boeung Khnar Primary School 水道建設追加費用875$
2023年12月14日 スバイリエン Prey Svay Primary School 図書室改装費用、図書寄贈400$
2023年12月30日 コンポンスプー Boeung Khnar Secondary School 机4台支援200$
2023年12月30日 コンポンスプー Kamnab Primary School 机補修費用400$
2023年12月30日現在
シェムリアップ州に新事務所を構え、活動を拡張した年
2024年
2024年1月7日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート1月分400$
2024年2月4日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート2月分400$
2024年2月24日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート3月分400$
2024年4月5日 コンポンスプー SrasTachnn and Boeung Khnar monthly support マンスリーサポート4月分500$