【不登校・発達障害の子どもの居場所】見守りや遊びを一緒にするボランティア募集!
NPO法人Reframe
基本情報
不登校や学校に行きづらい子どもと若者の居場所づくりをしています。不登校支援や発達支援に興味のある方大歓迎!子どもと一緒に楽しく過ごしてくれる方、ぜひ一緒に活動しましょう!
活動場所 |
円町近くの町家2箇所「くらら庵」「ゆらり庵」で活動しています。 |
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必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:月2回~週5回 ◎頻度 |
注目ポイント |
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募集対象 |
不登校・発達障害の子ども支援に関心のある方ならどなたでも大歓迎です! 一緒に活動する人の年齢層について
高校生、大学生は「一緒に遊べる仲間」のような感じで参加されていることが多いです。 |
募集人数 |
50名 |
応募方法 |
こちらのページから応募してください |
募集詳細
活動している社会背景
子どもと若者の不登校・自殺がどんどん増えています。
不登校から「ひきこもり」になっている子ども・若者は、やがて8050問題にも発展し社会課題にもなっています。
不登校には様々な要因がありますが、子ども自身が持つ様々な特性も深く関係しています。
私たちの居場所に来ている子ども・若者には、発達障害、敏感さ(HSC/HSP)、起立性調節障害、APD(聴覚情報処理障害)、ギフテッドなど、様々な特性があります。
私たちは様々な理由で「生きづらさ」のある子どもと若者の支援を中心に、居場所づくりを通して支援活動をしています。
子どもと若者の居場所(不登校支援)の活動内容
学校に通っていない子どもたちを中心に、誰もが安心して過ごせる居場所(フリースクール)を2つ運営しています。
学校に行っている子も、時々学校を休みたい場合には利用できます。
また、長期休みには学校に行っている子も利用しています。
「生きていることへのしんどさ、つらさ」は目に見えません。
とても元気に過ごしている子どもであっても、実は「つらい」と思いながら我慢して過ごしています。
それは、不登校であっても、学校に行っていても同じです。
私たちが「居場所(フリースクール)」と明記しているのは、どんな子どもでも利用できる場所としたいからです。
不登校の子どもの場合、学校とつながり、連携しながら支援をしています。
保護者が希望する場合には、学校長と面談を行い、月1回利用報告書を提出することで「出席認定」もしていただけています。
そのため、居場所でもあり、フリースクールでもある、と位置付けにしています。
子ども・若者との関わりで大切にしていること
居場所では「子どもが主体」です。
子どもが安心して「したいことをしたいようにできる」場所です。
危ないことは止めますが、必ず理由を伝え、納得してもらっています。
大人は「子どものサポーター」であり、「最大の応援団」です。
居場所に来ている子どもたちは、それぞれ個性的です。
大人は、その子の「個性」や「特性」を理解し、受け止め、必要な時にサポートします。
だからこそ、「何かを強制しない関わり」を大切にしています。
「子どもとただ一緒にいる」ことが、子どもを勇気づけ、安心させ、信頼を得ることにつながります。
私たち大人のスタッフは、教えたり、指示したりすることはありません。
逆に、子どもたちから教えてもらうことの方が多いです。
「今はやっていること」「夢中になっていること」「得意なこと」「苦手なこと」など、子どもたちが活動する中で自然に教えてくれています。
居場所1:わたしらしくいられる場所「くらら庵」
最初に作った居場所で、2021年に開所しました。
くらら庵は、「自由に過ごす」中で心のエネルギーを充電する場所です。
毎日とてもにぎやかなので、「さわがしい場所は苦手」な場合はもう1つの居場所でボランティアされています。
くらら庵の子どもには2つのパターンがあります。
①友だちとの交流をしたい子は、仲間を作って遊んでいます。
大人も一緒に遊べる場合には遊び、参加しにくい場合には危険なことをしないか見守っています。
SwitchやiPadでゲームで盛り上がっていたり、外で水遊びをしたり、公園に行ったりすることもあります。
公園に行くときは、引率をします。一緒に走ったりしてもいいですし、見守るだけでもOKです。
②ひとりで放っておいてほしい子は、さわがしい中で静かに過ごしています。
「お昼ごはんの時間だよ」「帰る時間だよ」など、必要最低限の関わり方をしています。
声をかけすぎると逆効果になり「どっかいって」「関わらないで」と拒否反応を示すこともあります。
信頼関係を築くことを大切にしながら、そっと見守っています。
くらら庵は、毎日10〜15人の子どもが利用しています。
ボランティアさんは、高校生、大学生、社会人、シニアまで幅広いです。
見守り中心の方、子どもと一緒に遊ぶ方、それぞれの方法で活動していただいています。
子どもをリードする必要はありませんが、
子どもと「一緒に楽しもう」と思って過ごせる方に向いています。
居場所2:おだやかにわたしらしくいられる場所「ゆらり庵」
くらら庵の利用者が増え、「にぎやかなのは苦手」と思っている子がいづらい場所になってきたことを感じたことをきっかけに作った2つ目の居場所です。
2023年11月にオープンしました。
最初は、1日3つのカリキュラムを作ってみたのですが、子どもたちから不評だったのでやめています。
今は、くらら庵同様に「自由に過ごす」中で心のエネルギーを充電する場所になっています。
ゆらり庵に来ている子どもたちにも特徴があります。
・にぎやかなのは苦手
・大人数は苦手
・大きい音は苦手
・天気によって体調が左右されやすい
・自分のペースで過ごしたい などです。
子どもたちは、毎日その日の体調と相談しながら過ごすことが多いです。
火曜日には料理かお菓子作りをすることが多いですが、体調によっては中止します。
ゆらり庵の子どもにも2つのパターンがあります。
①誰かと一緒にアートやゲームをしたい時。
Switchで対戦をしたり、パソコンゲームで創作したり、ボードゲームをしたり、レジンなどのアートで創作活動をすることがあります。料理をすることもあります。
その時には、一緒に活動を楽しんでいただいてもいいですし、見守っていただきつつ会話を楽しんでいただいても大丈夫です。
②読書や創作活動などの個人活動に集中したい時。
子どもたちが活動に没頭している場合は、大人は何もすることがありません。
しかし、子どもたちは「ひとり」になりたいわけではありません。
大人も、同じ空間で読書や課題、趣味などをして、同じ空間で過ごすことを楽しみます。
暇な時間は、お掃除などをしていただいても大丈夫です。
「子どもとただ一緒にいる」ことが一番の活動です。
教えたり、指示したりすることはありません。
そっと見守る場面が苦でない方、時間をかけて子どもと自然な関係を築きたい方に向いています。
ボランティアを通した「やりがい」
ボランティアをする上で大事なことは「楽しい」「やってよかった」と思えることだと思っています。
ボランティアを通して、くらら庵、ゆらり庵が「自分自身の居場所」になっている方も多いです。
子どもたちはとても「個性的」です。
初めは「怯え」「不安」でいっぱいだった子たちが、心から安心し、大人を信頼し、頼ってくれる居場所になっています。
興味を持っていただけた場合には、よかったらご見学、体験をしてみてください。
合わない場合には、辞退いただいても大丈夫です。
ボランティア証明も発行可能です。
卒業研究の一環でされている場合もあります。
ぜひお問合せください。
NPO法人Reframe
代表 朝倉美保
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
町家の家なので、「おばあちゃんちにきたみたい」な空間で自分の時間を過ごしています。
くらら庵はワイワイ賑やかで、ゆらり庵はおだやかでゆったりです。
特徴 |
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雰囲気 |
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関連大学 |
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男女比 |
男性:20%、女性:80% |
正会員も募集中
私たちと一緒に運営を考えていきませんか
こどもたちのために、くらら庵ゆらり庵の運営、イベントの運営について一緒に考えていきませんか
ボランティアに来ることができなくても年に一度の定期総会(オンラインあり)でご意見を反映する機会があります
ぜひ一緒に支えてくださる正会員もぼしゅうしています
法人情報
Reframeの法人活動理念
【活動目的】
学校や家庭以外に子どもが安心して過ごすことができ、学校以外に学習の機会が得られ、地域の人とともに子どもの成長を喜び合える場所を作ることで公教育機関に行かなくても自分らしく生きられる社会、そしてすべての人が自他ともに認め合える地域社会を作ること
【想い】
代表の朝倉は、発達障害の当事者です。子どもの頃からの生きづらさから、大人になってからは精神障害になりました。適応障害になることも多く、一般的な過ごし方ではすぐにしんどくなってしまいます。
特性があることから生きづらい子どもと若者たちを支援したいと、2016年に起業し、様々な活動をしてきた中でコロナ禍になり、不登校がますます増加している現状を知りました。
特に小学校低学年はどこにも居場所がありません。公的支援もありません。
学校に行っていなくても、友だちと遊び、交流する中で元気になる子ども達をたくさん見てきました。
不登校であっても、堂々と社会に出ていって遊んでもいいんだ!
そんな自信につながるような活動を目指しています。
Reframeの法人活動内容
子どもと若者の居場所
親の会
こども食堂
体験活動イベント
講演会の開催
取り組む社会課題:『不登校、発達障害』
「不登校、発達障害」の問題の現状
小学生から高校生までの不登校が増加しています。特に低学年の子どもたちは、フリースクールや適応教室などに入れないことが多く、居場所がない状況です。そのため、当団体は低学年のお子さんから安心して預けていただける居場所を作っています。
「不登校、発達障害」の問題が発生する原因や抱える課題
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「不登校、発達障害」の問題の解決策
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活動実績
団体設立
2021年04月01日
子どもと若者の居場所事業 開始
2021年05月06日
こども食堂 開始
2021年07月
NPO法人 設立
2022年01月26日
地域交流事業 開始!
2022年04月
夏祭りや餅つき大会などのイベントを通して、地域の方々と交流する機会を作り、地域に根差した活動を目指しています。