8/31(日) SAME BOAT -君と話したい ※不登校ワークショップ事業

特定非営利活動法人ターサ・エデュケーション

基本情報

不登校という同じ状況の子どもや保護者が日常とは異なる自然の中で、当事者同士だからこそ気兼ねなく、人と関われる機会を提供します。日常では生まれない繋がりを持ってもらうことを目的としたイベントです。

活動場所
  • 群馬前橋市 群馬県前橋市富士見町赤城山27 (地図)

群馬県前橋市富士見町赤城山にて、不登校の子どもと交流していただきます。

必要経費

無料

昼食・飲み物持参
交通費に関しては一律金額にて当日会場にて支給いたします。

活動日

イベント:13:30 から16:30 ボランティアの時間は10:00から17:00まで

注目ポイント
  • 群馬県内の不登校の親子をつなげる唯一のイベント 今回で14回目の開催!!
  • 不登校の子どもや保護者と関わることで、当事者理解を深めることが可能
  • 一緒に活動を楽しみ、ボランティア同士の交流もできます
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生

自身の考えを押しつけることをせず、子どもたちの心を理解し丁寧に支援者として関わろうとすることができる方

募集人数

30名

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募集詳細

■イベント詳細

群馬県唯一の不登校の当事者が野外で繋がるきっかけを作るイベントです!!


平成28年度より実施しているイベントであり、累計参加者は300名以上!!

今回で14回目の実施になります。


「Same boat」は英語の口語表現で「同じ状況」という意味です。そしてイメージとしては、ゆっくり浮かぶボートの上で、ゆっくりコミュケーションをとることで、当事者同士が自然につながり、気持ちがすっと楽になってくれる。そんなイメージを抱いています。

このイベントは、 不登校という同じ状況の子どもたちや親が日常とは異なる自然の中で、当事者同士だからこそ気兼ねなく、ゆっくり人と関われる機会を提供することで、日常では生まれない繋がりを持ってもらうことで、「自分だけではない」ことを知ってもらい、このイベントを境に日常が少し変化することを目的としています。


みなさんには、不登校の子どもたちへ提供する野外活動やアトラクションの運営に取り組んでもらいます。

楽しい時間の中で、さまざまな役割を体験でき、自分自身を大きく成長する機会になるはずです。


是非一緒に不登校の子どもたちの明日に変化を起こす関わりを一緒にしましょう。




■具体的なボランティア内容は?

会場設営、イベント参加者補助などを行って頂く予定です。

また、ペアやグループなどで活動頂く予定ですので初めての方でも安心です。

応募いただいた後、当日ご案内させていただきます。




■スケジュールは?

10:00 ボランティア現地集合

10:15 オリエンテーション

10:30 事前準備(会場設営・現地確認)

12:00 昼食

13:00 受入準備

13:30 イベントスタート

16:30 イベント終了

17:00 片付け・終了


申込締切:令和7年7月31日(木)


■問い合わせ先:

フリースクール こらんだむ
TEL / 027-226-5243


■後援:

群馬県教育委員会、前橋市教育委員会、上毛新聞社、群馬テレビ


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体験談・雰囲気

このボランティアの体験談

最初は「子どもたちを楽しませるぞ!」という強い意気込みだけで参加しましたが、実際には小学2年生と年中の姉妹を同時にサポートする難しさに直面しました。姉妹のうちお姉ちゃんが妹を優先してくれる場面もあり、その配慮に甘えてしまったことで、自分が十分に配慮できていなかったことを痛感しました。特に、言葉がなかなか出ない子にはじっくり待つことが必要だと学び、自分の観察力や声かけの仕方をもっと磨きたいと感じました。しかし、帰りの挨拶で姉妹から「楽しかった」「また会いたい」と言ってもらえたときは、本当に嬉しくて、この一言が次回の参加への大きな原動力になりました。子どもたちと真剣に向き合うことで、自分自身の課題を見つけながら成長できる経験です。




「子どもと関わるのが苦手かもしれない…」と不安を抱えながら初めてSAMEBOATに参加しましたが、アイスブレイクで緊張がほぐれ、スタッフや先輩ボランティアのフォローのおかげで自然と笑顔で接することができました。実際に子どもたちと遊んでみると、一人ひとりの意見や表情を尊重してくれることに気づき、「考えすぎていた自分」にハッとさせられる場面も。私にとっては初めてのボランティアでしたが、活動が終わるころには「もっと子どもたちと関わりたい」「次もぜひ参加したい」という気持ちになりました。なにより、同じ大学生のボランティア仲間と意気投合し、LINEで再会を約束できたことが新しい友人づくりにもつながりました。初参加の緊張感はあるものの、チームで協力して子どもたちと一緒に笑顔をつくる楽しさは何ものにも代えがたいものがあります。




普段は仕事で忙しい日々を送っていますが、学生や若いボランティアと一緒に子どもたちをサポートするなかで、自分の経験が誰かの役に立つ喜びを改めて実感しました。子どもたちの元気な笑顔を引き出すには、「まずは自分が心から楽しむこと」が大切であると学び、改めて自分自身の価値観にも良い刺激を受けました。また、学生や子どもたちから学ぶ場面も多く、「教えるだけでなく、学び合う関係」を実感できたことが新鮮でした。年代や職業は関係なく、「子どもと一緒に過ごす時間が自分の人生にとっても大きな財産になる」と感じられる瞬間が何度もあり、この経験を通じて次回もぜひ参加したいという思いが強くなっています。社会人としての責任感を持ちながら、子どもからエネルギーをもらえる、そんな場を探している方にもおすすめです。

このボランティアの雰囲気

当日は子どもたちだけではなく、参加していただけるボランティアの方々も楽しめる内容となっております!!

特徴
  • 初心者歓迎
  • 友達が増える
  • 交通費支給
雰囲気
  • 成長意欲が高い
  • 真面目・本気
男女比

男性:50%、女性:50%

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法人情報

ターサ・エデュケーションの法人活動理念

「すべての子どもたちが未来にときめく社会」を実現することをビジョンとし、子どもたちが育つ環境や状態に関わらず、一人一人の子どもたちが自分らしく人生を歩む社会を目指しています。ビジョン実現のために、「子どもたちの可能性をフェアにする」をミッションとし、主にひとり親家庭児童や不登校児童を対象に居場所と学習機会を提供する活動を実践しています。

ターサ・エデュケーションの法人活動内容

1)協育学習動画サイト「Note Movies 〜 ノートムービーズ 〜 」の運営

学校の先生や教員免許を保有したボランティアが作った無料学習動画サイトです。

ノートの上で問題の解説や考え方を教える動画です。

現在は小学校の算数のみの動画サイトです。先生方そして教員免許保有者の方、是非一緒に動画を作りませんか?


総再生回数206,107回(令和6年4月末時点)


2)フレーベン - 大人に頼りたい子どもたちがいる -

群馬県内の児童養護施設に居住する子どもたちを対象に、家庭教師型の個別学習支援を実施しています。

学習支援ボランティアは、学生や社会人などさまざまな方に登録いただいております。

子どもの希望と登録ボランティアの希望をマッチングし、win-winな学習支援サービスを展開します。


実施回数500回以上 


自分だけを見てくれる大人を求めています。子どもの未来を一緒に作りませんか?


3)フリースクールこらんだむ - こらんだむは子どもを育てる場所ではありません。でも育つ場所です -

平成28年9月1日に前橋市にオープンした不登校を対象としたフリースクール。令和4年9月からは太田校も開校し、100名を超える不登校児童が利用しています。

安心安全な居場所つくりを前提に、子どもたちの笑顔と自信を育む活動に取り組んでいます。


平日日中のボランティア熱烈絶賛募集中!!


4)セイムボート - あなたは決して一人じゃない -

平成28年より実施している不登校の保護者や子どもを対象とした野外交流イベントです。当事者同士だからこそ、言えることがあり、分かり合えることがある。そんな想いから企画・実施したイベントです。毎年30組以上の親子が参加しており、30名以上のボランティアの方にご協力いただいています。


毎年大変賑わいのあるイベントになっています!

取り組む社会課題:『不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援』

「不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援」の問題の現状  2024/05/01更新

不登校児童生徒数は少子化が進行する中でも年々増加傾向にあり、私たちが活動を開始した2015 年は126,009人でしたが、2021年には244,940人と約2倍に増加しています。特に2020年から 2021年にかけての増加率は過去最大(※1)であり、歯止めが効かない状態となっています。


不登校になる要因は勉強のことや友だちのこと、先生のことや家庭のことなど多岐にわたり一人ひとり異なります。不登校になった場合、学習機会が失われるだけではなく、自宅にひきこもるなど他者との交流機会も失われます。さらには学校に行くことができない自分を卑下し、自己肯定感や意欲が低下し、何事に対しても前向きに取り組めない無気力の状態となってしまいます。



放置すればひきこもりは長期化し、将来社会的自立を果たすことが困難になってしまいます。

そうならないためには、不登校になった子どもが安心して訪れ過ごすことができる居場所をつくることで、彼らが安心して学習し、他者と交流できる機会を提供する必要があります。



「不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援」の問題の解決策  2024/05/01更新

そこで私たちターサ・エデュケーションは、不登校になった子どもたちへ居場所と学習機会を提供するため、2016年9月に群馬県でフリースクールである「こらんだむ」を開校しました。


開校当初はフリースクールという言葉自体の認知度が群馬県内では低く、なかなか利用者が集まりませんでしたが「こうした場所を必要としている子どもはたくさんいるはず!」その一心で不登校の親子向けイベントの開催や高卒認定試験・就業体験プロジェクトの実施、そして何より多くの方と出会い想いを伝え続けました。



その甲斐もあってか、開校より6年経った現在では、群馬県内各地から30名を超える不登校児童生徒がこらんだむを利用しています。多様性を尊重し個性を受け入れる安心安全な居場所つくりを前提に、一人ひとりの興味関心に寄り添い、彼らがやりたいことを見つけるサポートや自立に向けたやりたいことの実行をサポートし、子どもの状態に応じた支援に段階的に取り組んでいます。



こらんだむを最初に訪れたときには無気力だった子どもたちも3ヶ月も経てば笑顔になり、能動的に他者と関わり様々なプログラムをとおして学びを深めていきます。卒業後には9割以上が学校復帰や高校進学を果たし、社会的自立に向け歩み始めます。


また、こらんだむは各市町村の教育委員会や各小中学校との連携も大切にしており、月ごとに報告書を作成・提出し情報共有に努めています。その結果、子どもが所属する学校より出席認定許可もいただくことができ、子どもの学び場の選択肢として認めていただいています。




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