Natural camp ~丹波笛路村~
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基本情報
障がい児と一緒に一泊二日の農村キャンプ。担当のお子さんのサポートをしていただきます。
活動場所 |
兵庫県丹波市山南町笛路村の里山を活用します。 |
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必要経費 |
無料 ボランティアさんの自己負担は現地までの交通費 |
注目ポイント |
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募集対象 |
2日間の全日程参加が可能な方。 |
募集人数 |
20名 |
募集詳細
障がいを持った青少年は行動の範囲は広がりこそすれ、支援を受ける者と支援をする者、保護者という立場の中からなかなか人間関係を広げることが難しい状況にあるとおもいます。
このキャンプでは、普段障がい者と関わることの少ない社会人・学生や、地域住民など様々な立場の方々に参加してもらい出来るだけフラットな形で「障がい」とは何かを考えられるきっかけになればと思っています。障がい児・者の社会的課題は、周りの大人たちがどう受け入れ向き合うかが問題だという認識の下でキャンプを通して地域社会の障がいを持った方に少しでも関わろうとする方を増やしたいと思っています。
また、障がい者自身も普段とは違うコミュニティの中で社会性を育み、より自分の人生が豊かになるような発想や感性を少しでも身につけてもらえればと思います。短い期間ですが、毎年参加して下さる障がい児・者にとっては"ここ"でしか体験できない思いでとして記憶に残り、今年も楽しみにしています。たった一泊二日ですが、人の人生に大きく影響すると言っても決して過言ではない体験を一緒にサポートしていただける方をお待ちしています。
体験談・雰囲気
このボランティアの雰囲気
比較的若い参加層なので元気いっぱい活動的です。だいたい天気も良く参加期間中は皆さん笑顔が絶えませんが、参加者さんのテンションが上がりすぎてたまに疲れてしまうボランティアさんもいます。笑
基本的には障がい児・者お一人につきボランティアさんお一人つくというマンツーマン体制ですが、状況によってはボランティアさん二人つくこともありますし、設営班になっていただくこともあります。当日の雰囲気を見てスタッフが判断します。
特徴 |
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雰囲気 |
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男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
ふえっこ自然村の法人活動理念
私たちは自分たちで森や里山を管理し、そこでソフト事業(共育)を行っている地に足のついた活動を目指しています。
また、共育の内容も集まった仲間たちと一緒に作り上げるので自分たちで考えチャレンジし、修正するという地道な活動を時間をかけてやってきました。
そうしてゆっくりとコミュニティが育ち、仲間が育っていく中で安定した子育て環境、自然環境を守っていけると考えています。
ふえっこ自然村の法人活動内容
【里山保全活動】
丹波地区の15軒の集落において、中山間地域の里山を保全する活動をしています。主には、草刈りなどをして棚田を休耕田化させないことと、開墾した田畑を維持管理することです。また山際の森周辺を間伐し、多様な生き物の場所を保全しています。
【共育活動】
我々が保全管理している場所を使って、平日の火曜日から金曜日まで子育て事業を行っています。0~2歳児までの親子クラス保育、2~5歳児までの森のようちえん事業、6歳~15歳児までのオルタナティブスクール事業を総じて「ふえっこ」と呼ぶ共育事業としています。
自然いっぱいの中で、主に感性を育て思いっきり身体を使ったあそびに没頭する中で体感を鍛えて行く共育内容となっています。
共育という言葉を使っているのは、教え育てるのではなく、大人も子どもも共に育つという意味で共育と呼んでいます。
取り組む社会課題:『子育て/育児』
活動実績
設立者竹岡が障がいのある子ども達と農作業を開始「ナチュラルタイム」
2011年11月
障がいの特性や個性に応じて農作業を設定して一日交流するナチュラルタイム。
毎月一日神戸の障がい児たちが来て、丹波で過ごすことで身体機能が上がり、メンタルの安定にも繋がっていました。
お昼はボランティアさんたちと一緒にゆったりとご飯を食べることで、自然の中での解放感も味わえます。
設立者竹岡が休耕田の開墾イベント「物乞いキャンプ」を開始
2014年04月
中山間の里山保全を行うため集落の休耕地を開墾するイベントを開始します。
学生ボランティアを中心に、集落の村人に食料や寝床や草刈り機などの道具を物乞いし、代わりに草刈りなどの労働でお返しするという内容になります。
毎月行い、集落の休耕地が0になるまでやっていました。
2020年ころまで開催。開墾した田畑はその後も休耕地とならないよう保全されています。
特定非営利活動法人 丹のたねとして法人化
2014年08月
ナチュラルタイム、物乞いキャンプと言った毎月やっているイベント、また単発でやっていたイベントを事業として行うためNPO法人となりました。
里山ようちえんふえっこの先駆けとなる親子クラスがスタート
2016年
地元の友人が育児ノイローゼぎみだという相談を受け、お母さんとお子さんで芋ほり体験をしようという話になり、お母さんと子ども達が農作業や里山での自然遊びを通じて開放される時間を提供する親子クラスが始まりました。
里山ようちえん幼児クラスがスタート
2018年
0歳から親子クラスで通っていた子ども達が3歳になったタイミングで幼児クラスがスタート。森のようちえん全国ネットワークに加入し、森のようちえんという自然共育を提供します。対象は3歳児~5歳児。
2歳児クラスひよこ組がスタート
2021年04月
社会性の発現が始まる2歳児を対象としたひよこ組の保育がスタートします。
ようちえんのカリキュラムとは全く異なったペースで田畑や川などで自然に触れて思いっきり遊べるクラスとなっています。
オルタナティブスクール「ふえっこ楽校」がスタート
2022年04月
ようちえんの卒園児たちが故郷に戻って来れるようにスクール運営をスタート。思ったより子ども達が集まり、継続的に活動を行っています。
月曜日は自主学習の時間を取り、火曜~金曜日に年齢に応じた活動を行っています。
共通しているのは自然の中で身体を使った活動を通して、社会性を養うという内容となっています。