カモシカと生きる山を未来へ  〜御在所岳の伝道師と考える、自然と人とのこれから〜

NPO法人ECCOM

基本情報

氷河期からの遺存動物として「生きる化石」とも呼ばれるカモシカがいま、生息地の喪失という危機に直面しています。三重と滋賀に跨る御在所岳で保全活動を続ける伝道師と共に、保全現場・自然と人の関わりを考えます

開催場所
  • オンライン開催
必要経費

無料

開催日
  • 2025年7月23日(水)
  • 2025年7月23日(水) 12:00~13:00

12:00〜13:00 オンライン開催(Zoom)

注目ポイント
  • 御在所岳で活動する“伝道師”森豊さんから、現場で起きている危機や取り組みの実情を直接学べる!
  • 自然との向き合い方を考えるきっかけや、私たちができるアクションのヒントが得られる!
  • カメラ・マイクOFFでもOK!お昼休みに気軽に参加できる!
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • 高校生
  • 小中学生
  • シニア

◎こんな方にオススメ
・自然保護や生物多様性に関心のある方
・気候変動と動物の関係について知りたい方
・山や森、生きものが好きな方
・地域の自然や暮らしに関心がある方

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募集詳細

カモシカと生きる山を未来へ 〜御在所岳の伝道師と考える、自然と人とのこれから〜

「生きる化石」とも言われ、氷河期からの遺存動物として古代の姿を現代に伝える珍しいいきもの、カモシカ。

そんな脈々と続いていた生命が今、岐路に立たされています。ニホンジカの繁殖により、住む場所を追われているのです。


その繁殖には、人間の営みが大きく影響しています。

気候変動による温暖化により降雪量が減少した結果、ニホンジカの冬季の餌の確保が容易となってきているために、カモシカが元いた場所を追われているのです。


生物多様性の重要性やネイチャーポジティブという目標が謳われるようになった現代において、私たちはカモシカとどう向き合えば良いのか、我々はカモシカの生き方から何を学べるのか。三重県と滋賀県に跨る御在所岳(ございしょだけ)で長年カモシカと向き合い続けてきた伝道師、森豊がお伝えします。


イベント概要

日 時:2025年7月23日(水)12:00〜13:00(ランチタイム開催)

会 場:オンライン(Zoom)

参加費:無料


参加方法

「応募画面へ進む」からお申し込みください。

お申し込みいただいた方には、応募受付完了メールに、Zoomリンクをお知らせします。


登壇者

NPO法人ECCOM 理事長 森 豊(もり ゆたか)

1958年名古屋市生まれ。1977年4月、御在所ロープウエイ株式会社入社、(財)日本カモシカセンター飼育技術員、御在所ユースホステル管理人を兼務。以来、独身時代の10年間、御在所岳山上で生活。

1986年4月、(財)日本カモシカセンター園長。2007年4月、御在所ロープウエイ企画広報部長。2012年6月、同・常務取締役。2016年6月、同・専務取締役。2021年6月、退任。2021年7月、エグゼクティブアドバイザー(推進役)就任。NPO法人ECCOM理事長。湯の山温泉かもしか資料館館長。


三重テレビ「おはよう!三重」水曜日「ヤッホー探検隊」担当(2004年~2008年)。現在、三重テレビ「Mieライブ」(2019年4月~コメンテーター)


NPO法人ECCOM とは

NPO法人ECCOM(エコム)は、三重県を拠点に、自然との共生をテーマに活動する団体です。

前身となる「日本カモシカセンター」の理念と取り組みを継承し、2007年に設立されました。現在は「ございしょ自然学校」の運営を中心に、環境教育、地域資源の活用、野生動物の保全活動など、多岐にわたる事業を展開しています。


「人と自然が共生する「人も自然も笑顔になる社会」を実現する」をミッションに、子どもから大人まで、さまざまな人が自然とふれあい、学び、つながる機会をつくり続けています。



カモシカの生き方に触れることで、私たちの暮らしや未来のあり方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

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法人情報

ECCOMの法人活動理念

「多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会にする」

かつて里山は、人々の生業の中で育まれ、多くの生きものたちがくらしていましたが、社会変化の中で、急激に失われてきました。この里山をはじめとする自然環境との関わりを、産業として成り立たせることで、多くの生きものたちを呼び戻すことができると信じています。そのためには、地域にある自然を活かし、人と自然、人と人をつなげる事業を通して、雇用を創出することが重要であると考えています。 私たちは、御在所岳山上にあった日本カモシカセンターの閉園が決まった時、それまでの社会への貢献を継承していきたいという想いから、設立に至りました。日本カモシカセンターは、動物園・博物館として、動物たちの飼育や展示をはじめ、さまざまな資料の収集・整理・保管、調査研究、教育普及、地域との連携などを通して、地域活性化にも寄与してきました。 そこで、自然環境の専門性を活かした、博物館事業、地域とのつながりを通してにぎわいを生む、まちづくり事業に、取り組みます。そして、これらの事業を組み合わせ、新しい価値を生むために、前向きに挑戦し、成長し続け、多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会を目指します。

ECCOMの法人活動内容

御在所岳山頂にあった日本カモシカセンターの資料を受け継ぎ、自然環境の調査・研究、資料の保存、環境保全の普及啓発を行っています。
また御在所岳の「ございしょ自然学校」の運営や、三重県立の自然公園である「三重県民の森」、「上野森林公園」、大阪府堺市の「堺市都市緑化センター」沖縄県石垣市の「バンナ公園」の指定管理などを通して、人と自然が調和する場づくりを推進するとともに、環境への興味や関心を深める自然体験・環境学習プログラムの企画・提供を行っています。

取り組む社会課題:『地域づくり、環境教育、地蔵可能な社会のための教育、生涯学習、社会教育』

活動実績

2006年
日本カモシカセンター閉園

2006年11月

2007年
NPO法人設立

2007年02月

「ございしょ自然学校」(三重県菰野町、カモシカセンター跡地)受託スタート

2007年04月

2009年
「かもしかぷろじぇくと」始動

2009年04月

2010年
「観光情報ステーション湯の山温泉0番線」(三重県菰野町)開設

2010年04月

2011年
三重県民の森(三重県菰野町)指定管理者スタート

2011年04月

2014年
ネットショップ「カモシカ商店」開設

2014年03月

2015年
かもしか資料館 開設(三重県菰野町、湯の山温泉街)

2015年09月

2016年
三重県上野森林公園(三重県伊賀市)指定管理者スタート

2016年04月

2017年
三重県総合博物館MieMu ミュージアムショップ(三重県津市) 運営スタート

2017年04月

2021年
みえ森林教育ステーション(三重県菰野町)受託スタート

2021年04月

2023年
八重山出張所開設

2023年02月

堺市都市緑化センター(大阪府堺市)指定管理者スタート

2023年04月

2025年
バンナ公園(沖縄県石垣市) 指定管理者スタート

2025年04月01日

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