現地ケニアでの「ボランティアインターン」参加者募集!         

サイディア・フラハ

基本情報

サイディアフラハは日本人とケニア人共同運営の子どもプロジェクトで、児童養護施設や幼稚園・小学校・中学校をしています。日本人スタッフのアドバイスのもと、これら子どもたちに接していただきます。


勤務場所
  • ケニア Kitengela, ケニア (地図)
待遇
  • 10日間の費用:50,000円

費用は10泊で50,000円です。子どもたちと同じ現地食3食を含みます。
短期のワークキャンプや日帰りの訪問見学、宿泊も受け入れています。
短期5泊までのボランティアインターン25,000ksh
日帰りの訪問見学2,000ksh(土日曜は受け入れをしていません)
2泊までの宿泊は1泊3,000ksh(土日曜は受け入れをしていません)
お支払いは現地で現金(ケニアシリング、USドルのいずれか)でお願いします。

*必ず海外旅行保険に加入してきてください。

*現地までの交通費、ケニアのビザは自分で手配してください。  
2024年1月5日、ケニア政府は、電子渡航認証(eTA:electronic Travel Authorization)を開発・導入したとして、ケニアに入国するすべての者は、eTAの申請・支払いが必要となる旨発表しました。詳しくは駐日ケニア共和国大使館へお問い合わせください。
*受け入れ延長
10日間以上の受け入れは可能です。ただし10日間以上の延長の場合、1日5000円の追加料金となります。

*具体的な活動内容やスケジュール
幼稚園・小学校などで英語、日本語の授業をすることができます。それ以外の教科でも、できそうなものがあればできます。
年少児童たちへの英語での読み聞かせもできます。
それ以外にも児童養護施設の子どもたちへの学習コーチング・交流・壁画制作・他団体の見学。サイディアフラハのHPサイトを見ていただき、その他に何かしたいことがあればメールで言っていただければ、検討することができます。

このように自分でしたい活動を自分で考え、こちらとのメール交換で、スケジュールを作ってゆくことになります。

*安全性
サイディアフラハのあるキテンゲラ市は30km離れたケニアの首都ナイロビと比べれば、多少危険度が下がります。ですからこちらがナイロビ空港で送迎をして、プロジェクト内でずっと過ごせば危険なことはありません。

宿泊場所はプロジェクトのスタッフ宿舎内にある部屋なので、夜警がいてよそ者を防いでくれます。

プロジェクト内だけで過ごすのが退屈で街中を歩きたくなることもあると思います。そういうときキテンゲラ市は1人で歩いても危険性はナイロビより低いですが、スタッフと一緒に歩くことができます。  
*英語が苦手な方でもプロジェクトに日本人がいるので大丈夫です。

*お支払いは現地でもできます。

*別料金メニュー:
 ナイロビ空港の送迎は片道3,000ksh
 キテンゲラ市にある他の施設訪問
 (特別支援学校、ストリートチルドレンのケニア施設それぞれ3,000ksh)
 

勤務日程

随時勤務(勤務期間:応相談)

募集期間は2024年4月から9月の間で、10日間または希望の日程で随時受け入れします。
ただし4月6日から4月28日までと、8月3日から8月25日までは、学校が休みに入り、施設の子どもたちも親戚のところに一時的に帰省することがあります。この期間は子どもがプロジェクトにいないこともあるので、ご了承ください。

勤務頻度

週4〜5回

注目ポイント
  • 英語が苦手な人でもプロジェクトに日本人がいるので大丈夫です。
  • 参加するかどうか決めなくとも、お気軽にお問い合わせください。 現地に30年近くいる日本人(荒川)が現地の状況や過ごし方を説明します。
  • ウェブサイトに過去の参加者の体験記を掲載していますのでぜひご覧ください。
募集対象
  • 社会人
  • 大学生・専門学生
  • シニア
  • 高校生
  • 小中学生

*老若男女は問いません。学生も受け入れています。ただし、20歳未満の場合は保護者の了承を必要とします。
*ケニアの治安や子どもたちの安全を考慮し、サイディア・フラハスタッフの指示を理解し行動を取れる方。
*できるだけケニアの人たちと接してもらいたいのと、こちらもケアが行き届くようにするため、お二人で参加することは可能ですが、それ以上のグループはお断りします。ただし、ご家族の場合はお受け入れします。​

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募集詳細


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体験談・雰囲気

このインターンの体験談

ウェブサイトに以下のような体験談を掲載しています。ぜひご一読ください。



2022年4月に5日間ほど滞在した野田怜弥さんの「サイディア・フラハ滞在記」


サイディア・フラハ体験記
2019年6月 新本 友「元教師、ケニアで教育を考える」

28歳の新本友(にいもとゆう)さんが、
公立中学校(奈良県)の保健体育の教職を辞したのが今春。
そして向かった先がアフリカ。何故か? ご本人曰く
「アフリカで教育者として働く覚悟と、アフリカの教育現場を確認したかった。」
タンザニアとケニアを巡る中で、サイディアに滞在することになりました。


2018年8月 内田 健太「ビール代がコーヒー代になった話」
~ケニアらしい洗礼 ~

22歳、サイディアめざして初の海外旅行 ・・収穫満載の旅でした。


2016年6月に2週間ほど滞在した亀田信暁さんの「現地レポート」

このインターンの雰囲気

ゆとりを持っている

特徴
  • 初心者歓迎
  • 友達が増える
  • 資格・スキルを活かせる
  • 親子で参加できる
  • ボランティア証明書発行
雰囲気
  • 外国人もいる
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団体情報

サイディア・フラハの団体活動理念

「サイディア・フラハ」とは、スワヒリ語で「幸福の手助け」という意味です。サイディア・フラハは日本人とケニア人が対等で一緒に作ってゆく、子どもと女性のためのプロジェクトです。1994年に現地で設立され、児童養護施設、幼稚園、小学校、職業訓練センターを運営しています。

サイディア・フラハプロジェクトのあるキテンゲラ市は、ナイロビ空港からナイロビとは反対方向へ25kmのところにあります。

サイディア・フラハの団体活動内容

1985年、エチオピア飢餓の報道に心を動かされた荒川勝己が初めてアフリカへ渡りました。東アフリカを見て周り、ケニアの首都ナイロビ近郊の児童養護施設で1987年から1990年まで働き、海外ボランティアについて学びました。

1992年から、ケニアで知り合ったピーター・カルリ、デニス・コーデと子どものための支援団体を作る準備をはじめ、荒川が日本で働いた私財をもとにこの団体を始めました。日本人の荒川とケニア人の2名で、共同代表という形の運営にしました。

最初のサイディア・フラハとしての活動はスラムの子どもたちのための無料幼稚園です。

私たちは近所のスラムの中に入りました。そしてわかったことは、スラムの建物は非常に弱く壊れやすく、子どもたち、特に女児たちが男尊女卑の表れとあいまって虐待や搾取などに常に脅かされているということです。それで私たちの団体は子どもでも、女児たちの支援により重きを置くようになりました。

その後も日本の方々のご寄付をえて、支援活動は児童養護施設(最初は男女児だったが、のちに女児だけ)、裁縫教室、縫製工房、小学校とこの30年の間に拡充してきました。

現在サイディア・フラハは幼稚園・小学校を運営していますが中学・高校はないので、私たちの施設の子どもたちを外部の学校へ出さないといけなく、その支援も行っています。

今の私たちの養護施設は両親がいないか、病気かのために働けないシングルマザーの女児を対象としています。ケニア社会では男尊女卑の傾向が根強く、親のない女児はハラスメントにあいやすく優先的に保護する必要性があるのです。

そしてこれら彼女たちの将来を切り開くには、小学校より上の教育が大事です。

活動実績

1994年
サイディア・フラハの沿革

1994年

1992年 ケニアで、ケニア人、デニス・コーデ、ピーター・カルリと荒川勝己が三人でスラムの子どもを支援するNGOの設立準備を始める

1993年 キテンゲラ町に土地を購入し、施設の建設を始める。最初に低所得者層世帯の子どものための幼稚園を開く

1994年 ケニア政府よりNGOとして認可される

1996年 児童養護施設を開く

2004年 職業訓練センター(裁縫と溶接)を開く

2005年 荒川勝己が社会貢献支援者賞を受賞

2011年 縫製工房を開く

2013年 在ケニア日本大使館から「在外公館長表彰」受賞

2014年 小学校開設

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