児童養護施設と企業とのパートナーシップにより「体験格差・縁の格差」の解消へ

activo(イベント企画)

基本情報

全国で約23,000人の子ども達が、親の貧困や虐待を背景に児童養護施設で生活しています。施設を巣立った後もワーキングプア状態に陥るケースがある中で、企業と児童養護施設の協働による支援の可能を探ります。

開催場所
  • オンライン開催

オンライン(Zoom)開催!全国どこからでも参加可能です!

必要経費

無料

開催日
  • 2025年12月10日(水)
  • 2025年12月10日(水) 12:05~12:55
注目ポイント
  • 当事者の声が直接聞ける – 社会的養護を受ける若者と支援の現場をリアルに知れる!
  • 企業×NPOの連携事例が学べる – 体験格差や縁の格差を解消する具体策を紹介!
  • 最新データに基づく解説で、日本の若者の就労・進学の課題が理解できる!
募集対象
  • 社会人

◼︎ こんな方におすすめ
・児童養護施設や若者支援に関心のある方
・社会課題(子どもの自立支援や格差問題)について学びたい方
・企業とNPOの連携やキャリア教育に興味のある方
・新しい視点で社会課題に挑戦したい方

募集詳細

NPOを知る、社会とつながる

日本には、社会課題の解決に取り組む多くのNPO(非営利団体)が存在します。次世代エンパワメントに取り組むサントリーでは、その中でも子ども・若者へのアウトリーチを持つNPOと協働事業を行い、次世代のNPO成長のための助成事業にも力を入れています。

本イベント「知られざるNPO」では、次世代のNPOを知る機会として、ユニークな活動を展開するNPOをご紹介しています。



サントリープレゼンツ 知られざるNPO Vol.17
児童養護施設と企業とのパートナーシップにより「体験格差・縁の格差」の解消へ

日本全国で約23,000人――これは、親の貧困や虐待を背景に児童養護施設で生活する子どもたちの数です。


多くの子どもたちは高校卒業と同時に施設を巣立ち、自立を余儀なくされます。

しかし、就職しても早期離職、進学しても中退に至るケースが多く、ワーキングプア状態に陥ることがあります。


こうした貴重な若い人材がワーキングプアの状況に置かれるのを、企業の支援によって防ぐことが可能です。


今回は、NPO法人フェアスタートサポートの代表理事・永岡鉄平さんとコーディネーター・小金井花さんをゲストに迎え、客観的データに基づく解説に加え、当事者の生の声も交えながら、キャリア教育の重要性についてお話を伺います。



開催概要

  • 日時:2025年12月10日(水)12:05〜12:55
  • 会場:オンライン(Zoom開催)
  • 参加費:無料
  • \お昼休みにお気軽にご参加いただけます!/


ゲストスピーカー


永岡 鉄平(NPO法人フェアスタートサポート 代表理事)
1981年2月横浜市生まれ。大学卒業後、リクルートグループに入社。もう1社を含めて通算5年間、企業の採用支援、学生の就職支援双方に従事。若者と雇用をテーマに、未解決な社会的課題に挑戦したいと起業を決心し、起業準備中に参加した勉強会で社会的養護の子ども達・若者達の存在を知る。親からの支援が見込めない中、高校卒業後18歳という若さで社会に挑戦するものの、多くがワーキングプアとなる彼等・彼女等の現実を知り、人材業界で培った経験を活かし、彼等・彼女等の就労支援を決心する。

株式会社フェアスタートを2011年8月に起業。2013年1月には、NPO法人フェアスタートサポートも設立。現在両法人の代表を務める。
令和2年度からは横浜市から市民協働推進センター事業部会専門委員も拝命し、他民間団体の理事評議員も多数務める。


小金井 花(NPO法人フェアスタートサポート コーディネーター)
2003年生まれ、神奈川県横浜市出身。小学校高学年の時に父が再婚し、それをきっかけに虐待を受ける環境に発展。一時保護を経て中学1年生から約5年半を横浜市内の養育里親家庭で生活。

高校卒業後、約一年間のフリーター生活を経て、2023年4月よりNPO法人フェアスタートサポートにコーディネーターとして入社。仕事を通じて社会の温かさを感じながら、一人前を目指して修行中。



参加方法

  1. 「応募画面へ進む」よりお申し込みください!



「フェアスタート」とは

NPO法人フェアスタートサポート(通称:フェアスタート)は、「どんな環境で育っても、全ての若者が自分らしい『はたらく』を実現できる社会」を目指し、児童養護施設などで育った子ども若者の就労・自立支援を行う団体です。


横浜市を拠点に、社会的養護が必要な子どもたち・若者たちに対し、1人1人オーダーメイド型で段階的に就労自立につなげる支援を提供しています。支援は、面談から始まり、必要に応じて職業適性検査等の提供、その後複数回の企業見学や職業体験を通じたキャリア教育支援、就職活動の支援、就労後の定着支援など、本人の「納得感の高い自己決定の担保」と「採用企業が手ごたえのある入社後のサポートの実現」を重視して行っています。


また、児童養護施設等の子ども達へ様々な体験の機会を提供したい企業のサポートも実施。プログラム内容の助言や、プログラム提供を希望する施設とのコーディネートも実施しています。


さらに近年では、活動エリアを全国に拡大し、各児童養護施設等や地域の中小企業から依頼を受け、双方が交流し様々な機会が地域密着で子ども達に提供されるようなコーディネートも提供。「地域の共助促進」にも力を入れています。


2012年に法人認証を受け、以来、企業との連携や地域のニーズに応じたプログラムを展開。代表理事の永岡鉄平氏をはじめ、当事者経験を持つコーディネーターも支援に携わり、若者の社会参加や自立を後押ししています。



◇「先輩たちからはたらくを学ぼう!」(インタビュー動画)
児童養護施設や里親家庭で育った社会人の経験談を通じて、仕事・キャリア・自立について考える動画です。



この機会に、NPOと企業連携、そして子どもたちの未来やキャリア教育について一緒に考えてみませんか?


皆さまのご参加を心よりお待ちしております!

法人情報

ソーシャルウェンズデーは、10社以上の企業様にご賛同をいただいております。※賛同企業数は、非公開のものを含みます。

※50音順 敬称略

  • 株式会社Blue Lab
  • /
  • NEC
  • /
  • 株式会社みずほフィナンシャルグループ
  • /
  • 日本たばこ産業株式会社
  • /
  • パナソニック コネクト株式会社
  • /
  • パーソルホールディングス株式会社