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更新日:2020/10/21
【ボランティア募集】不登校支援専門塾で「子どもの居場所」をデザインする
学習支援塾ビーンズ
基本情報

さまざまな背景をもつ子どもたちが安心できる居場所をつくり、子どもたちにとって社会の入口となる場所を一緒につくるボランティア(CA)を募集しています♪
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
各線 飯田橋駅から徒歩8分 有楽町線 江戸川橋駅から徒歩10分 |
必要経費 |
無料 交通費をお支払いします。 |
活動日程 |
随時活動(活動期間:1〜3ヶ月) 基本月1回、担当(メンター)と面談を行います。 |
活動頻度 |
面接時に相談の上、参加頻度を決めます。 |
募集対象 |
▶募集対象 |
注目ポイント |
|
対象身分/年齢 | |
募集人数 |
2名 |
関連スキル |
ボランティアの皆さんにお手伝いしてもらいたいこと
はじめに
ビーンズはもともと不登校などの背景を持つ中高生を対象にした個別指導塾ですが、2019年度から子どもたち同士のつながりを重視した塾づくりをはじめました。特に、以下の2つのことを軸に活動しています。
☑居場所づくり
授業時間外でも塾に滞在して、リラックスしたり、友達をつくって遊んだり、様々なことに挑戦できる場所づくりをしています。写真は通塾時の様子ですが、今はオンラインで居場所を実施しています!
☑企画づくり
「居場所」でつながった子どもと一緒に、「企画」をたて、実施していきます。
今、運営されている企画の一部を紹介すると・・・
・新聞部
・修学旅行
・TRPG
・投資部
・名刺作成部
こんなにあります。
(名刺作成部の様子。全ての企画がオンライン化して、スライドを作ることも増えました)
ビーンズでは、この「居場所づくり」と「企画づくり」をより楽しく充実したものとするために、
ボランティアメンバーを募集しています!
なお、ビーンズでは「コミュニティアソシエイト」略して「CA」と呼んでいます。
ビーンズの「居場所」について
▼居場所の3要素ビーンズの居場所は3つの要素から構成されています!
①子どもが安心できる場所
ビーンズの居場所は、まず、子どもたちにとって安心できる場所であることが大切です。
誰かから何かを強制されたり、成長や結果を求められたりせず、子どもたちがありのままでいられること。
僕らは、「一人でいてもいい、遊んでもいい、もちろんいなくてもいい」と言い慣わしてます。
②同世代の仲間をつくる場所

「友達を作りたくなっても作れない」、「友達とたくさん遊びたかったけどその機会がない」
そんな悩みを抱えています。
さらに今は、新型コロナウイルスの影響もあり、子どもたちは「他人とのつながりを求めても、つながりようがない」状態です。
ビーンズの居場所では、子ども同士が自然とゆるやかにつながれる環境づくりをすすめています。
たとえば、BBQ会、お誕生日会を実施したり・・・
オンラインでもボードゲーム(TRPG)や、バーチャル投資などのサークル活動を実施しています。
③仲間とチャレンジできる場所
ビーンズに通うことで同世代とのつながりを得た子どもたちには、「挑戦できる場所」を準備しています。
塾内イベントなどの企画を通して子どもたちは「自分って誰かと協力して成功できるんだ」という自信を得ていきます。コロナ下の現在も、新聞部や修学旅行計画班などがオンラインで活動中です。
▼居場所におけるCAの役割
居場所支援においてCAの方には以下の3つのお手伝いをお願いします。
STEP1:まずは子どもと楽しみましょう!
まずは子どもと信頼関係を築くことが重要です。子どもと同じ目線で楽しくワイワイ遊びましょう!
STEP2:CAリーダーと一緒に、自分に何ができそうか相談
CAリーダーが親身になって相談にのります。
相談したいこと、悩みに感じたことがあった際には、お気軽に相談してくださいね!
STEP3:サークル活動など、子どもたちみんなで楽しめる企画を立ち上げることも…!
CA自身が、自分の得意分野や好きな分野で子ども向けの企画を立ち上げることもできます。
例えば、「イラストクラブ」や「ボードゲーム部」はCAの提案で立ち上がったクラブ活動です。
次は、その企画づくりをみていきましょう!
企画づくり
▼ビーンズCA「企画づくり」の様子
STEP1:企画でやりたいことを考える
企画の方向性はさまざま。子どもが楽しめることなら、基本なんでもOK。
子どもの学びや、成長は後からついてきますので、楽しく考えましょう。
皆でTRPGをやったり、時には投資を考えたり・・
盛り上がりの投資部。代表の塚﨑もネタにします。
STEP2:企画をカタチにする
「子どもがどんなことなら楽しめるか」、「どん子を対象とするか」といった観点から、企画案を作ります。
生徒間の対話やゲーム要素などを取り入れ、子どもたちが楽しく参加できるに工夫します
STEP3:企画にファシリテーターとして参加する!
子どもの発言を促し、企画の流れをつくるのがファシリテーターの役割です。質問や問いかけを通して生徒と関わります。
募集詳細
■活動内容
1)「居場所づくり」…生徒と仲良くなる
・センパイCAの企画へ参加
・慣れたらファシリテーションを任されることも
2)「企画づくり」…生徒が楽しむ仕掛けをつくる
・センパイCAやスタッフと協力して企画をつくる
・自分でたてた企画へファシリテーターとして参加
3)「CAチーム運営」…活動のインフラをととのえる
・後輩CAの採用と研修
・イベントのアイディア出しや監督
・その他、Excel,Powerpointなどを用いての作成物など
■採用までの流れ(予定)
※面接はオンラインでおこなっています。
選考フロー | 選考の基準 内容など |
①フォーム入力 | ・志望動機をお書きいただきます |
②エントリーシート提出 書類選考 | ・「読みやすい文章かどうか」を評価します (エントリーシートの内容は面接でお聞きします) |
③一次面接 | ・エントリーシートへご記入いただいた内容をお聞きします ・ビーンズのカルチャーにフィットするか ・子どもたちと適切な関わりができそうか |
④二次面接 | ・スキル面や、今後やりたい内容がビーンズとマッチしているか ・ビーンズのスタッフとしてやりたいこと |
⑤授業見学 (場合に応じて) | ・スタッフと一緒にビーンズの現場で子どもとお話し |
⑥採用決定 | ・採用はメールにてお伝えいたします ・採用後、メンターと一緒に研修がスタート |
■ご応募の際のお願い
・メールアドレスは携帯電話のものではなく、パソコンのメールアドレスをご記入ください。
・面談へご案内する場合、当社のリクルートアドレスから返信いたします。
当社リクルートアドレスの迷惑メール設定の解除をお願い致します。
・ビーンズでは業務連絡・報告に、Googleアカウントを利用します(業務用に新しく取得してもらいます)
その他、詳しく知りたい方は、学習支援塾ビーンズ・公式サイトの採用ページより、ご確認ください!
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■ビーンズのボランティア(CA)に向いてる人
●人から言われたことだけやるのではなく、自分なりに試行錯誤したい人
ビーンズは成長中のチームです。そのため、研修期間後は自分の仕事を自分で見つける必要があります。見方を変えれば、自分のやりたいことをある程度自由にできる環境といえます。自分で考えて自分で動き、成長を感じていきたいと考えている人には、最高の環境です。
●多様な業界で活躍中の社会人と触れ合い、視野を広めたい人
ビーンズには、シンクタンク・金融・ウェブマーケティング・コンサルティング等の業界で活躍中の社会人が協力してくれています。このような社会人と関わり、教育以外の分野の知見を深めることができることもビーンズで活動する大きな魅力です。
■塾長 塚﨑からのメッセージ

●一緒に過ごしたいのは、「熱くてやわらかい人」
◎熱くとは
・文化祭前日のように楽しく熱中できる
・疑問を肚に貯めず、自由闊達に議論する
・自分が変化していくことを楽しむ
・子どもへまじめに向き合うこと
たとえば「子どもにふまじめに向き合ったほうがいいときは、まじめにふまじめに向き合う」
◎やわらかいとは
・優しい…他人にも自分にも優しいこと。「お互いさま」の精神を持って、仲間のミスを許せる人
・客観的…他人の目線に立って物事を見ようとすること
・違いを楽しむ…他人の意見を受け止め・多様な価値観を受け入れること
・かえりみる…自分が子どものためにと考えた行動がうまくいかなった際、他のスタッフからの意見があった際、
それに対して耳を傾けること
◎「怒りっぽい人はNG」
僕たちも子どもへの教育上、効用があるときに、わざと厳しくたしなめることは確かにあります。
ですが、子どもへ向けて本心で怒っちゃダメです。
「あくまで教育効用があるときに限り、演技で」ってことが条件です。ビーンズは職員室がないオープンな環境で、常に子どもたちが周りにいます。
ナイーブな子もいるので、僕ら大人がどんな立ち振る舞いをしているかでダイレクトに影響されてしまう子もいます。子どもへイライラしない・感情をむき出しにして怒らないのは当然のことですし、スタッフ同士で議論するときも、子どもたちに見られていることを意識する必要があります。
僕自身、教育に関しては、つい熱くなりやすいので 笑
塾内では「say it with flowers(「花もて語れ」何か議論するときはきれいな花と一緒に)」、
「ちくちく言葉ではなく、ふわふわ言葉を!」を合言葉にしています。
◎多様な価値観を受け入れられる
僕は「人はみんな、それぞれ違う教育の価値観を持っている」と思っています。
なぜなら、その人の教育における価値観は、その人が生きてきた経験や受けた教育によって形成される、と考えているからです。だから自分が持っている教育の価値観が、一緒に働いている仲間、あるいは目の前の子どもたちと合わないこともあります。そんな時には、自分が持っている教育観を一旦、相対化できるかどうかを大切にしたいです。
相手の価値観は自分のそれと、どこかどう違うかを冷静に見つめられるかが非常に大事だな、と思っています。
◎「組織も個人も変化していく文化をつくりたい」
ビーンズは小さい塾ですので、毎日が変化の連続です。
2019年から2020年の1年だけきりとっても、大きな変化が立て続けにおきました。
開塾当初のビーンズは不登校や発達に特性を持つ子どもたちをメインとし、
個別指導と学習支援を軸に活動していました。
しかし、塾へ来る子どもたちの層が変化するのにともない、僕たちの対応も変化していきました。
最近では、グループ授業が盛んになり、居場所サービスの実施にともない、子どもたち主催のイベントが次々におこり、ついには「行けなかった修学旅行へ行きたい」と主体的に企画するまでになりました。
新型コロナウイルスの影響でオンライン授業に移行せざるをえなくなったのも大きな変化でした。
確かに一時的に子どもたちとの接触頻度はコミュケーションの濃密さは落ち込みましたが、子どもたち自身がオンラインに慣れてくれたおかげで、個別指導もグループ授業も、そして「居場所」もオンラインで運営されるようになりました。
子どもたちがオンライン上で集まって、企画案を練ったり、何かを一緒に作っているのは、
そばで見ていて大変心強いと思っています。
このように、たった1年でも様々な変化がビーンズにはありました。
ですから日々の変化を楽しめる方に、ぜひビーンズの仲間になってほしいです。
「子どもたちがタフな状況にあっても、安定してドライに笑顔で対応できる人」
「自分と違う意見に接しても「こういう意見もあるんだなぁ」と思って聞ける人」
「チームと一緒に自身が変化し続けることを楽しめる人」
僕は、こういう方がビーンズに向いていると思いますし、このような方と一緒に同じ時間を過ごしたいと思っています。
ビーンズCA1期生 長澤くんにインタビュー!
問1.ビーンズでボランティア(CA)をしようと思った理由は何ですか?
ビーンズに関わり始めた当初、僕は講師としての採用でした。アルバイトを始めたときのきっかけは「海外旅行をするお金がほしい」と思ったからでした。大学生になって上京し、いくらか自由も利くようになって、「友だちもできたし、みんなで海外旅行に行くお金がほしいなぁ…」と思ったことが、そもそもの理由です。
しかし、ビーンズで時間を過ごしていくなかで、子どもたちや塾長の塚﨑先生と関わっていく中で、だんだんと教育に興味が湧いてきて、「もっと日本の教育の問題について考え、子どもたちを笑顔にしたい!」という想いが強くなっていきました。
そこで、授業を受け持つ「講師」としての関わり以外にも、子どもたちと過ごす時間を多くしていくため、塾長と相談し、CA制度をつくりあげ、ビーンズのCA第1期生となりました。
問2.ビーンズで活動する中での、やりがいは何ですか?
塾長の塚﨑さんは、基本的に自由にやらせてくれます。
自由に自分のアイデアやファシリテーション力を現場で試すことができるのは、非常にやりがいを感じていますね!
企画を自分で1から組み立てられるので、「自分の仕事だ!」という気持ちになって、子どもたちにも思い入れが強くなっています。
いろいろな理由で落ち込んでいた生徒が楽しそうに活動いたり、自ら企画する側に回ったりするところを見ると、すごく楽しいです。「自分は他人から評価されたくないし、何も行動したくない」とか言っていた生徒が、半年後、僕らと一緒に教室でイベントを運営している・・・そういう姿を見るのが当たり前になってきたのは楽しいですね。
「この活動に携わって良かった」と強く思います。
問3.ビーンズでの長澤さんの1日(タイムスケジュール)を教えてください!
「うーん、オンラインの活動だと絵にならないので、あえて通塾時の活動でお見せしますね。」
・11:00 今日も元気よく活動スタート!
出社したら、まずは他のスタッフの方々に元気よくあいさつ!
この時間から子どもたちが塾に来ていることもあるので、子どもたちに話しかけて楽しくコミュニケーションを取るのも良いですね。
・11:10~12:40
出社してしばらくしたら、
僕は「ロシア語研究」や「進路を皆で考える会」など、やや真面目な内容の企画をしていることが多いです。
真面目な内容だからこそ、あえて子どもと接するときは雑に接して、授業臭さを消していってます。
※CAから講師への採用もあり得ます
・12:40~14:30 お昼休憩
塾の周りには、おいしいお弁当屋さんがあるので、僕はそこでいつも買って食べています。時には、生徒と話をしながらご飯を食べることもあります。
時間があるときは大学の課題をやるなど、個人的な作業の時間にすることもあります 笑
※ビーンズは禁煙です
14:30~17:00 企画の資料を作成
企画の進行用スライドなどの資料を作成し、他のCAの仲間へ共有します。
時にはビーンズの社員へ見せることも。ビーンズのスタッフはみんな様々な経歴をお持ちの方がいらっしゃるため、自分が社会人になった際に役立つノウハウをたくさん吸収させていただいてます!
17:00~19:00 他のCAと来週以降の活動について話し合い
ビーンズのCAは定期的に集まって、お互いの活動内容を確認し合ったり、今後の目標を決めたりします。
他のメンバーと話すことで新たなアイディアが生まれることもあります!
※子どもが会議の場にも入ってくるのは「ビーンズあるある」です 笑
19:30~21:00 他のスタッフと食事会
子どもたちがみんな帰宅した後、他のビーンズスタッフと一緒に食事会をすることもあります。
他のスタッフさんからは、前職でのお話や、現在のビーンズでのお仕事に関する刺激的なエピソードをお聞きしたり、豊富な経験から考え得た子どもと接する時のコツなどをお聞きしたりして、「話を聞くだけで、色々と勉強になるもんだなあ」と思っています!
最近はコロナでめっきりお食事会も減ったのですが、オンラインで集まるのは増えてます。
オンラインでも結構盛り上がったりして、楽しいですよ!
問4.長澤さんが一緒に働きたいスタッフ像を教えてください!
一言でいうと「明るくて、優しくて、ラフで、タフな人」でしょうか。全然一言じゃないですね 笑
「明るくて、優しい」というのは分かりやすいですよね。
けど「ラフ」と言うと、ちょっと驚かれるかもしれません。
これは僕の経験則ですが「子どもをケアしてあげよう」というよりも「一緒に楽しもうぜ!」くらいのラフなコミュケーションのほうが、ビーンズの子どもにはハマることが多いです。
また、子どもが悩みを伝えてきたときも、それをシリアスに受け止め過ぎず、雑に対応したほうが、かえって子どもたちが僕らに相談しやすくなることもあります。
「タフ」というのは、「何がおきても感情的にならない」ということです。
特にビーンズには悩みをかかえる子どもたちが多いので、子どもの悩みを聞いても引きずらない・感情移入しすぎないことが大切だなぁと思っています。
あと自分のプライベートで辛いことがあっても、それを子どもの前では見せないことも大切です。
子どもたちは敏感なので僕らがテンション低いと感づきます。感づくだけならいいのですが、「目の前の大人がテンション低いのはもしかして自分のせいかも・・・」と深読みしすぎる子もいるので注意が必要です。
僕は単位がこなくても、コロナがきても、何が起きてもへっちゃらだ!と言う心持ちで子どもに接するようにしています。
仕事面でいうと、まずは、子どもたちの旗振り役が出来る人と一緒に働きたいと思っています。
これは具体的にいうと、ビーンズ内で行われている様々な企画(修学旅行計画班、新聞部など)の旗振り役です。
これは、シャイな人には向いていません・・・
また、おせっかいすぎる人もダメです。子どもたちの企画を応援しながらも、時にはあえて子どもたちが失敗するまで待つという器の広さも必要だと思っています。
教育に何らかの課題を感じて、クリアしていこうと考えている人にも、ぜひ来ていただきたいです。
「日本の教育はダメだ・・・」とか「人は変わることはできないんだ・・・」などと、諦めちゃっている人は
ビーンズだと楽しくないと思います 笑
とはいえ、自分が持つ熱意や子どもにこうなってほしいという「べき論」で子どもに押し付けるのはNG!
「子どもは好きなこと見つけるべきだ!」とか「主体的になるべきだ!」と正論を子どもたちへ押し付けるのは
子どもが辛くなってしまうのでダメです。
あくまでも 目の前の子どもが 今この瞬間楽しめるかどうか にフォーカスして行動していくのがいいと思っています。
最後に…。
ちらっと教えてください……!
ビーンズのスタッフはみんな仲良しですか…??
長澤:そうですね…。この写真で判断してください!!
たくさんお話、ありがとうございました!
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
卒業インタビュー! 瀬戸さんに活動の感想を伺いました。
ビーンズでボランティアをしようと思った理由は何ですか?
中高生の自己効力感を上げられるような教育がしたいという思いがあり、何か面白いことをやっているところはないかな~と探していると、ビーンズを見つけました。「学び治しの授業」「エンカレ」など、塾としてとてもユニークな取り組みをしているので、その取り組みを自分の目で見て、自分の将来の活動に活かしたいと思い、志望しました。
広島から参加されていたんですよね?
はい広島大学在籍なので・・・面接は全てオンラインで行いました。採用後、すぐ東京へむかいました 笑
(注:このインタビューは2019年8月におこなっています)
ビーンズの子どもの印象は?
優しい子が多い印象です。「誰かを否定する」ということをしないので、とても居心地の良い空間になっています。
どんな活動をしましたか?
基本的にやったことは、「居場所づくり」で生徒とおしゃべりすることと、「企画づくり」で生徒が取り組むプロジェクトに伴走をしたことです。まず生徒から信頼してもらわないと何も始まらないので、参加した当初はとにかく子どもと雑談をしました。ビーンズの子どもたちはそれぞれ好きなこと・趣味がある場合が多いので、それをたくさん聞いて、一緒に面白がることを心がけました。
雑談を続けていると、生徒の方から「今進路のことでちょっと悩んでて…」みたいなことを相談してくれる場合もあり、雑談をして信頼関係を築くのはとても重要だと思いました。
僕は子どもたちにとってビーンズが「社会とつながる練習をし、自信をつけていける場所」になればいいなと思っています。ビーンズには既に居場所機能があり、生徒同士でのコミュニティもできています。
しかし、なかなかそこに積極的に入っていけない生徒もいます。そこで、CAが生徒と生徒の間に立って、生徒同士をつないでいくということを、仕組みづくりの段階から、試行錯誤しながらやってきました。また、生徒が自分がやりたいプロジェクトを走らせる「ビーンズ学級会」にて、生徒に伴走し、話し合いに参加していきました。
活動で越えた「課題・カベ」について
「カベ」としては、学級会のメンターとして関わっている時に、どこまで自分が関われば生徒が主体的に動けるのかわからなくなることがありました。生徒に任せすぎると、なかなか議論が前に進まず、行き詰ってしまいますし、一方で、自分が関わりすぎると、生徒は自分で発案して議論を進めていくことをやめてしまいます。その間の絶妙なラインがとても難しく、何度も失敗をしました。
しかし、トライ&エラーを繰り返す中で、「ここでこういう声掛けをするべきだな」とか「ここでこういうツールがあることを紹介したらどうかな」など、生徒の主体性を損なわないながらも、放置しないファシリテーションが身についていったと思います。
これからビーンズにくるひとへ一言
ビーンズのCA活動は自分で作り上げていける部分も多く、やりがいはすごくありました。
塾長や他のボランティアとの関わりも自分にとって刺激的でしたし、とても濃密な時間を過ごすことができました。
これからますます面白くなっていくと思うので、ぜひビーンズでのボランティア活動にチャレンジしてみてください!
CAメンバー、社会人スタッフとパチリ
このボランティアの雰囲気
以前の教室の授業の様子ですが、ビーンズの雰囲気は伝わるかなと思います。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
企業情報
代表者 |
塚﨑 康弘 |
---|---|
設立年 |
2015年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
学習支援塾ビーンズの企業活動理念
ビーンズは「子どもたちが社会へ出るための一歩目の場所」です。
ビーンズにやってくる子どもたちは、どの子もキラリと光るものを持っています。でも、ちょっとした心の疲れや挫折経験からのびのびと自分の長所を伸ばせない子が多いのも事実です。
私たちはそんな子どもたちを「やりたいことを思い切りやれる場所へ送り出す」ことを目的に活動しています。
私たちの使命は、第一に、そんな彼らの悩みに寄り添い、居場所となること。
第二に、彼らの好きや得意を引き出し、目標を見つける手助けをすること。
そして第三に、定めた目標に向かって走ろうとする彼らの伴走者となることです。
子どもたちのためにできることは何か、私たちと一緒に考えていきましょう!
学習支援塾ビーンズの企業活動内容
学習支援塾ビーンズは、不登校・中退・発達の特性など様々な背景をもつ、小学校高学年~高校生向けの塾です。
子どもたちに共通する「自分に自信が持てず、進路を想像できない」という悩みに向き合い、子どもたちの「心のケア」と「社会性・主体性の獲得」のために、マンツーマン授業と集団授業、子どもたちへの居場所支援をミックスさせた独自の教室づくりをしています。
取り組む社会課題:『不登校』
活動実績
アップシードビーンズ株式会社創業
2015年08月
東京都中小企業振興公社「創業助成事業」採択
2015年09月
新宿区から取材を受け、PR動画を公開
2017年03月
ビーンズ×日本財団CANPAN共催授業 「寄付ってなに?」を実施
2017年12月
東京都「創業NET」にてインタビュー公開
2018年07月
「花王社会起業塾」に採択される
2018年09月
生徒増加のため、塾校舎を移転
2019年01月
東京都 女性・若者・シニア創業サポート事業(融資)に採択される
2019年02月
西武ソーシャルビジネス成長応援融資「CHANGE」に採択される
2019年06月
日本教育新聞様よりインタビュー
2019年12月