特定非営利活動法人千葉大学環境ＩＳＯ学生委員会紹介ページ

千葉大学環境ＩＳＯ学生委員会の法人活動理念

この法人は、大学で培われた環境に関する知識、技量を社会に還元し、環境に関する意識の向上及び社会の環境保全に貢献することを目的とする。

千葉大学環境ＩＳＯ学生委員会の法人活動内容

【団体概要】
千葉大学環境ISO学生委員会は千葉大学の環境・エネルギーマネジメントシステムを環境ISO14001とISO50001に沿って運用してきました。そしてさらなる活動の展開と地域の環境意識向上を目的に、2009年NPO法人格を取得しました。我々の団体は、理事長と理事長以下の役職が学生で構成されている全国でもあまり先例のないNPOです。

【主な活動内容】
1. 環境教育事業「eco教室」
千葉県内や都内の中学生以下の生徒、児童を対象に、エコマークやグリーンマーク、バイオマスマークといった環境ラベルや身近な環境問題について、講義やグループワークを通じて考えてもらう出前授業を2010年度より行っています。2016年度は合計で約260名を対象に授業を行いました。

2. 植樹・里山事業
植樹・里山事業では川崎汽船株式会社が千葉県芝山町に保有する森林「“K”LINEの森」
や佐川急便株式会社が東京都高尾に保有する「高尾100年の森」で下草刈り、植樹、枯れ木の伐採、通路の整備などを合同で行っています。
また「“K”LINEの森」での活動は千葉県の発行する里山活動協定も受けており、2012年～2015年の3年間でマイナス8.1トンという二酸化炭素吸収量を誇ました。

3. 環境ISOコンサルタント事業
環境ISOコンサルタント事業では、千葉大学環境ISO学生委員会として学内でEMSを運用してきた知識や経験を生かし、環境活動提言などを行っています。
2017年度は国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構が発行する環境報告書の第三者意見の執筆を当法人で請け負いました。
　また、この事業の一環として他大学にて授業講師も行っております。2016年度には法政大学にてISO14001やISO5001を運用している事例を自らの活動に基づいて説明致しました。