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ドナルド・マクドナルド･ハウス おおさか健都は、連携している国立循環器病研究センターや近隣の病院に入院・通院している子どものご家族をサポートする滞在施設です。

親は入院が長期にわたる子どもの身の回りの世話をするため、子どもが入院している病院の近くに滞在する必要があります。そうした家族に一日1人1000円で滞在でき、快適でプライバシーが確保できる滞在環境を提供するのがこのハウスです。ハウスは多くの企業や個人の支援によって成り立っており、100％寄付と募金で運営されています。

【仕事の内容】
現在、ハウスは4名の常勤スタッフと約180名のボランティアによって運営されています。

常勤スタッフの主な仕事は、寄付や募金の管理、施設の運営、多くのボランティアの管理などです。他にもハウスを支援してくださっている企業や自治体、学校、クリニックとの渉外、病院との連携、募金活動やボランティア説明会の運営など多岐に渡ります。

ボランティアの方々との関係作りはウェイトの大きな仕事のひとつです。ボランティアは指示命令でマネジメントする対象ではないので、参加してくれる個々人の意思や考え方を尊重して、気持ちよく活動していただけるようサポートします。一方で、伝えるべきことはきちんと伝え、施設の運営方針に沿って適切なコミュニケーションを取ることが重要です。

募金活動は、ハウスとパートナーシップ協定を結んでいる団体のイベントなどで行います。例えば、協定を結んでいる東大阪市にある花園ラグビー場で活動をするときなどは、ホームチームの花園近鉄ライナーズが募金を呼びかけてくれて、ファンの皆さんが協力してくれます。募金活動の中心はボランティアですが、活動の設営を担当するのは常勤スタッフです。

【求める人物像】
常勤スタッフとしてハウスで働くには、団体の社会的意義への共感が重要なのは言うまでもありませんが、「善意」だけではなくプロ意識や合理的思考を持ち合わせていなければなりません。
ハウスは大きな組織ではないので、あらゆる業務がマニュアル化されていたり、システムが整備されているわけではありません。そのため、臨機応変な対応が求められます。
また、特定の専門技術が必要な仕事ではありませんが、逆にさまざまな業務をこなす柔軟さが要求されます。そして、たくさんのボランティアとの活動がありますので、幅広い年齢層のさまざまな人たちと賑やかに楽しく仕事をすることが好きな人に向いています。

「病気の子どもとそのご家族」の滞在施設ですが、医療や福祉の経験はまったく問いません。
現に51歳のハウスマネージャーは大手ホームセンターからの転職です。他の常勤スタッフは、アパレルメーカーの営業企画、ホテルや金融業界の出身です。

利益や効率が第一ではない小さな組織だからこそ、高い自由度があります。
私たちの「5人目の仲間」として活躍してくれる方を心よりお待ちしております。

【年齢】
定年は65歳のため、64歳以下までの募集です。

【必要スキル】
パソコンの基本操作（ワード、エクセル、パワーポイント等）。
普通自動車第一種運転免許（ペーパードライバー不可）。