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【休日のアルバイト】子どもの主体性が育つ「冒険遊び場」のプレーリーダーになる
NPO法人PLAYTANK(プレイタンク)
基本情報

子どもの主体性と個性を尊重する「冒険遊び場」は、遊びを通して子どもと"まち"の人をつなぐ地域のコミュニティ拠点です。今回はタイプが違う『練馬区立こどもの森』と『光が丘プレーパーク』2拠点での募集です。
勤務形態 | |
---|---|
活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
※経験値により考慮します |
勤務日程 |
随時勤務(勤務期間:応相談) できるだけ長く働いてくださる方が希望です |
勤務頻度 |
毎月3~4回以上、休日(土曜日・日曜日・祝日)にシフトに入れる方 |
募集対象 |
●冒険あそび場/プレーパークを体験したい |
注目ポイント |
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募集人数 |
4名 |
職種 | |
祝い金 | 1,000円 祝い金とは? |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
プレーリーダーの仕事は?
子どもたちからはよく、「プレーリーダーは遊ぶことが仕事なの?」と不思議そうに聴かれることがありますが、その通りです。プレーリーダーは子どもと一緒に遊ぶことが、一番の仕事です。とはいえ、遊び道具類を準備したり、環境設定をしたり、園内にわかりやすいアナウンスを掲示することも仕事です。夏祭りや収穫祭などのイベントの企画や近隣の小学校に季節のお便りを作成して配布をすることも仕事です。
子どもとの関りで大切にしているのは、"斜めの関係"です。"斜めの関係" は、大人が子どもを導くいたり指導をするような上下関係ではなくて、困った時に子どもが頼ってくる関係、いつもで子どもの主体性を尊重して、その子が自分で考えて決めることを見守ったりサポートをする関係です。
どんな場所で働くの?
子どもが自由に主体的に遊びながら育つことを大切にする、「冒険遊び場」と呼ばれる公園が勤務場所です。「冒険遊び場」には、ロープ、バケツ、スコップ、木材、工具、布など、様々な道具類があって、子どもが自由に使えるよになっています。既存の遊具はないので、例えばハンモック、ロープの綱渡り、木製の大型滑り台、あそべる小屋等も手作りします。また通常の公園にある禁止事項がないので、泥んこ遊び、水遊び、木登り、虫捕り、等の自然を活用した遊びもできますし、たき火や木工作が自由にできるコーナーもあります。また、子どもたちの「やりたい!」「あ、いいこと思いついた!」で始まる、秘密基地づくり、集団遊び(子どもルールの鬼ごっこや陣取り合戦)、〇〇イベントの企画等がいつでも盛り上がっています。
「冒険遊び場」は、地域の子どもが誰でも無料で利用できるので、学年や学校が違う子がいつの間にか一緒に遊んでいたり、幼児、保護者、地域の方等、多様な属性の人とも気軽に交流しながら、地域に顔見知りが増えていくオープンマインドが特長です。そのため、学校に行きにくい子にも居心地が良い居場所になることもあります。
勤務場所『練馬区立こどもの森』の特長
農家の屋敷森(樹林地や農地)の自然を活用した練馬区立の特別公園で、年末年始以外週7日開園している施設です。虫や生き物が集まる草地、子どもが野菜をづくりができる「こども農園、収穫や加工が楽しめる果樹も園内にあります。運営植栽管理や公園管理をする企業さんと子どもの外遊びを推進するNPOのPLAYTANKがJV(=共同事業体)を組んで運営をしている「冒険遊び場」は珍しく、自治体×NPO×企業連携事業としても注目されています。現在は3,000㎡ですが、ゆくゆくは隣接する森や畑も含めて、13,000㎡に拡張する計画です。
勤務場所『光が丘プレーパーク』の特長
18年続く市民活動のプレーパークと呼ばれる「冒険遊び場」で、毎週土日に、自然豊かな広大な敷地の都立公園の一画の専用使用許可を受けて開催しています。運営資金は練馬区からの補助金と寄付と一般助成金の合算で、地域住民がボランティア組織をつくって現場を支えられている地域に根ざした市民活動です。昨年度はクラウドファンディングで250万が集まり盛り上がりました。
そもそも「冒険遊び場」って何?
1940年代にデンマークで始まった活動で、その後全国に広がり、日本には現在約340ケ所あります。(*冒険遊び場づくり協会HP参照 )「冒険遊び場」が掲げる「自分の責任で自由に遊ぶ」というモットーは、何をして誰とどんな風に遊ぶか?を決める自由を持っているのは子どもで、同時に、遊びの中で起きる様々なことに対応する責任を負っているのも子どもだという意味です。つまり、子どもは遊びながら自由に挑戦し、探求し、創造することを楽しみながら、遊ぶ中で起きるケガの痛さ、ケンカの気まずさ、失敗の悔しさ等を知り、受け止め、自分で考えて対応していくことを通して学んでいくのだから、大人が無暗に禁止や指導や教授をして奪わないでおこうという呼びかけです。「冒険遊び場」で遊んでいると、人との関り方、臨機応変な判断力、やりきる力、多少のことでは折れない心等、子どもがこれからの社会を生きていくために必要な様々な力(文科省が非認知能力と呼ぶ力等)が、いつのまにか育ちます。
オンライン(ZOOM)説明会・見学会開催!
お気軽にご参加ください!
本ページよりご応募いただいた方に詳細をご連絡たします。お気軽にご応募ください!
*説明会については、PLAYTANKのホームページからも詳細をご確認いただけます。
*見学は随時受け付けております。採用担当者へご連絡ください。
体験談・雰囲気
このアルバイトの体験談
(店舗販売系の職種からの転職、3年目、『練馬区立こどもの森』で働くプレーリーダーの声です。)
【Q1:働き始めた経緯は?】
学生時代、教職課程を履修したり、プレーパークでボランティアをした経験があります。しかし当時は「子どもが遊んで育つ」ということに対して漠然と賛同はしていましたが、自分が親になってこどもの発達や成育環境について当事者として意識をするようになると、まちで思いきり遊べる場所が少ないことは社会課題だと実感するようになりました。
その時勤めていた会社は、業務実績が良ければ勤続年数に関係なく昇進ができたので、自分は早いスピードで副店長になっていたし、好きな分野の店舗運営業務だったので充実はしていました。しかし「自分がプレーリーダーになって、子どもが暮らす"まち"にあそび場をつくりたい」という思いがどんどん強くなって…ボランティアをしていたPLAYTANKでプレーリーダーの求人がでていることを知り、思い切って転職をしました。
【Q2:今の仕事で、やりがいを感じていることは?】
最近、幼稚園から中学生までが一緒に走る「カントリー(陣取り合戦)」が流行っています。小学生の集団遊びの体験が少なすぎる、同じクラスの子としか遊ばないという課題を解決するために、世界の集団遊びの情報を園内に掲示していたら「コレなに?やってみたい!」と言い出す子がでてきました。プレーリーダーは遊びの仕掛け人、自分の仕掛けたことが子どもの興味関心にヒットするとことがやりがいです。ちなみに、異年齢の陣取り合戦は、小さい子も楽しめるように大きい子がルールをアレンジしています。(例えば、〇才以下は優しく引っ張る等)また、高学年同士が本気の体当たりが始まると、中学生が側にいる5歳児を危なくない場所に抱きかかえて移すよう姿も当たり前のように見られます。子どもは一緒に走りながら、仲間になりますね。
もう一つ最近のこと。子どもたちがグループで園内の区画された土地を借りて、自由に家を建てる「建築コーナー」をつくりました。で、常連の高学年や中学生がつくり込む建築がすごい!!中には3階建てまで。すると「ねえ、あれどうやるの?」とプレーリーダーにやり方を聞いてくる子がいるので、「直接本人に聞けよ」と伝え続けていたら、建築コーナーの師匠はすごい家を建て子どもになりました。さらにそのうちに、建築コーナーの家主たちはお互いに「これどうやったの?」「ここさ、こーするといいよ」等と聞いたり教えたりすることがOKになってきています。自分のやりたいことを実現するためには、人に臆せず聞く力、お互いにアドバイスし合う力、いろんな情報を集めながらも最後には自分で決める力等、複数の力の合体が必要です。この建築コーナーは楽しく遊びながらいつの間にかそんな力が育っちゃうことを目指していて、実際に子どもたちの行動が変わってくることを実感できます。やりがい満載です。
【Q3:これから取り組んでいきたいことは?】
今年から「地域先生」という呼び名で、近隣在住の大人の方に、得意なことを子どもたちに伝授してもらう企画を始めています。地域先生は、子どもと一緒に遊びに来ている保護者の方や散歩の途中で立ち寄ってくださったシニア世代の方たちで、例えば木工作が上手い方(中には本職の大工さんも)やたき火の火つけの達人などが、得意なことを子どもたちにやって見せくれます。また、園内にある梅やキュウイや栗等の果樹の収穫や加工の際にも、誰でも自由に野菜づくりができる畑作業の際にも、大人がやることを子どもが見て真似ることができるように、その日会った参加者同士が子どもも大人も関係なく、気軽に声をかけ合う場の雰囲気づくりに取り組んでいきたいです。
誰かがすることを見て「やりたい!」「楽しそう!」と真似したくなることも、あそびの本質なんじゃないかなーと思っています。子どもの頃、農家の祖父がしていることを一緒にやらせてもらうことが大好きでした。農家の暮らしは、子どもの自分には最高に面白い遊びだったんです。そしてこどもの森は、農家の屋敷森跡地が公園になった、自然×冒険×交流がコンセプト!さらに欲張れば、こどもの森で一緒に何かをやった子どもと大人が道等で会った時には、お互いに親しみ感をもって挨拶ができるといいなーと思います。子どもたちが地域の大人たちに見守られて育つ"まち"づくりを、こどもの森で、子どもと大人の楽しい出会いと関わりを増やしていくことで取り組んでいきます。
このアルバイトの雰囲気
"まち" の課題に「あそび場」づくりで取り組みます。
近年、ゲームやYouTubeが子どもの遊びの世界に入り込むとともに、治安の悪化、習い事や塾の低年齢化、少子化等が、子どもの「外遊び離れ」を加速させています。そんな今だからこそ、私たちは事業を通じて、子どもが育つ成育環境が本来どうあるべきかを社会に投げかけています。
子どもが育つ「あそび場」づくりに全力投球。切磋琢磨する仲間がいます
PLAYTANKには、自分が働く「あそび場」で子どもの「未来を創る力」が育つことに、プライドをもって取り組む人たちが働いています。このプライドを支えるのは、いでも真摯に子どもに向かう、切磋琢磨できる仲間の存在です。
個性と強みを尊重するフラットな組織文化は、未来を創る!発想の転換がおきます
勤務年数の長さや役職の有無に関わらず、お互いの個性と強みを尊重しながら対話ができる、フラットな 組織文化があります。誰でも「いいこと思いついた!」が言いやすい雰囲気があるので、既存のやり方や仕組みにとらわれない、未来を創る新しい発想が生まれていきます。
5年後、10年後まで、子どもの育ちを切れ目なく見守る、地域の「あそび場」であることを大切にしています。
赤ちゃんから学童期・思春期前の子どもの育ちを切れ目なく見守る、地域に根差す「あそび場」を運営し続けることを大切にしています。あの時、あの子の「やりたい!」を守った意義は、たくましくしなやかに成長した子どもの姿に現れてくるのです。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
中川 奈緒美 |
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設立年 |
2011年 |
法人格 |
NPO法人 |
PLAYTANK(プレイタンク)の法人活動理念
●PLAYTANKが目指すこと
「未来を創る力」が育つ外遊びが、子どもが暮らすべての"まち"のどこにでも!広がっていくこと。
私たちは"外遊び離れ"を、子どもが健やかで豊かに育つために必要な"成育環境の貧困化"だと考えています。
PLAYTANKは、PLAY(外遊び)を軸にした3つの事業 FIELD・QUEST・LEARNを通して、子どもの「未来を創る力」が育つ外遊びが大切だということを誰でも知っている社会、子どもが暮らす"まち" にPLAYFIELD(外遊びができる場所)がたくさんある社会になることを目指して、全力で取り組みます。
●合言葉は JOIN US!
PLAYTANKが運営するPLAYFIELD=「あそび場」には、保護者の方、地域の方、施設職員の方、研究者の方、企業の方等たくさんの方の想いや知見や力が集まります。自治体の協力もあります。子どもたちの活き々とした姿に心が動き、「未来を創る力」はこうした外遊びで育つと思えるからでしょう。
PLAYTANKは、FIELD「あそび場」だけでなくQUEST「探求」やLEARN「学び合い」にも多くの方の想いや知見や力を集めて、目指す社会に向っていきます。合言葉は「JOIN US!」みなさんのお力をかしてください。
PLAYTANK(プレイタンク)の法人活動内容
(1) PLAYFIELD事業(あそび場づくり)
乳幼児から小学生の「未来を創る力」が育つ、外遊びフィールド=「あそび場」の運営と、「あそび場」が広がるサポートをしています。現在PLAYTANKが直営する「あそび場」は、「冒険遊び場/プレーパク」「外遊び型子育てのひろば「おやこ森のようちえん」「学童保育「子育てひろば」です。
(2) PLAYQUEST事業(あそぶの探求)
外遊びで育つ力や事業運営について探求する「プロジェクト」を実施しています。プロジェクトは、様々な属性の方にご参加ご協力頂き集まる知見や経験値を、社会に還元するための見える化と、様々な団体、施設、機関、自治体等と連携させて頂いて、「未来を創る力が育つ」あそび場が広がる仕組みづくりに取り組みます。
(3)PLAYLEARN事業(あそぶを学ぶ)
実践者が講師やファシリテートをする「講座」と、実際にあそび場を体験する「ゼミナール」で、実践的な知見やスキルを学び合う場を提供しています。受講対象者は、保護者の方、子どもの遊びに関わる専門職の方、あそび場をつくりたい市民の方、自治体職員の方、学生さん等。講師やゼミ長(プレーリーダー)の派遣もしています。