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子ども達の学びと大学生の生活のため、学習サポータ基金の参加者を募集します

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支援総額
13,000
目標金額
支援者数 2
締切まで
リターンを購入して支援

ユースコミュニティーは、東京大田区で子ども達の学習支援を取り組んでいるNPO法人です。
子ども達の学びに欠かせない学習サポーターを支える基金のため、100人の継続支援者を募集します。

学習支援の課題と学習サポーター基金が必要な理由

学習支援活動はボランティアによって支えられてきました

現在「子どもの貧困」や「教育格差の是正」が社会問題として認知され、官民あげての支援の輪が広がってきています。地域によって取り組みに差があるものの、学習支援活動は多くの善意によって支えられ、子どもの勉強を教える学習サポーターはほとんどが無償のボランティアで活動しています。

※学習サポーターに賃金を支給している団体は全体の1%に満たないという統計もあります。

私たちも、2012年の活動開始以来、スタッフは全員ボランティアで、子ども達の学びを支えてきました。



活動する中で見えてきた課題

活動を開始して約8年間、地域からの支援者(200名を超えるボランティア)に支えられ、区内に複数の教室を開催できるようになりました。中学生をを中心に約200人の子どもが在籍。大田区で最大の子ども支援団体にまで成長することができました。まだ教室設立当初から、勉強だけでなく、クリスマス会、スポーツイベント、さらには合宿・キャンプなど子どもたちの育成活動にも取り組み、さらには地縁団体(町会など)と協力して、地域のお祭りを盛り上げてきました。

一方、活動が活性化する中で、いくつかの課題が浮上してきました。



課題①学習サポーターの継続性

200名を超えるボランティア(学習サポーター)が活動にコミットしたものの、その継続性について大きな課題を抱えていました。活動当初から現在まで活動を支えていただいていメンバー、3年~5年の長期メンバーもいるものの、3分の1が三ヶ月以内に、さらに3分の1が半年以内に辞めてしまうことです。

「ボランティアだから不安定なのは仕方がない」と考える一方、短期間でも机をはさんで一緒に学んだ子ども達の心情を察すると看過できない問題です。実際子ども達から「○○さん最近来ないけど、辞めてしまったの?」などと尋ねられることもあり、心苦しい思いをしたこともあります。


なぜ半年以内に辞めてしまうのか?


もちろん活動自体が合わなかったとの理由もありますが、ヒアリングなどを重ねた結果、辞めざるを得ない現状が明らかになりました。


それは、一言でいうと「経済的な事情から、ボランティアをしたくても継続しづらい」という理由です。


 日本の大学生の現実

2020年2月28日に発表された第55回学生生活実態調査(https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html)によると、何らかの奨学金を受給している学生は30.5%。そのうち貸与型奨学金受給者を100として、将来返済をすることに対して「不安を感じている」と回答した人が71.6%という結果が出ています。

2019年2月25日 第54回学生生活実態調査(https://www.univcoop.or.jp/press/life/report54.html)より



こうした経済面での負担から生活費の6割をアルバイトで賄っていることに加え、勉学や就職活動によって時間が限られている大学生は、ボランティア活動に関心があってもなかなか継続しづらい現状があります。

2020年2月28日 第55回学生生活実態調査(https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html)より


 ヒアリングで明らかになった事実――継続が難しい大学生の声

「ユースコミュニティーでのボランティア活動はやりがいを感じていたし、続けたかったが、勉学やアルバイトを両立しないといけなかったので、継続的に長期間続けるというのは難しかった。」

「学習サポーターとして、子どもたちの学習を見守り続けたかったが、奨学金を借りていて生活費の半分はアルバイトで稼がないといけなかった中、就活が長期化したので、短期間しか子どもたちと関わることができなかった。」

「ユースコミュニティーで、(塾とは違った)生徒の人間的な成長に関われることにやりがいを感じ、一人ひとりの悩みや心配事に一生懸命向き合ってきました。しかし、学習塾のアルバイトを掛け持ちし、塾からミーティングの呼び出しや講師が不足するたびに勤務要請が来るので、体力的、時間的にボランティアをやめざるを得ませんでした。」


課題②受験指導の限界





学習支援教室には様々な子ども達が在籍しています。「1年のうち60日遅刻、60日早退。教科書はどこかに失くした」といういわゆるオール1に近い子どもをはじめ、偏差値でいうと42~45ぐらいの子ども達が最も多くいます。

学習支援教室では、学習サポーターがほぼマンツーマンで子ども達の学習を見守っています。教室では、学校の課題に取り組む子どもが圧倒的に多く、宿題やワークをきちんと提出しながら基礎学力の定着を目指してきました。

そうした中、受験を控えている子ども達から受験指導のニーズが年々高まり、団体としてその声に対して可能な限り答えていきたいと取り組んで来ました。

しかしながら、ボランティアベースの学習支援では、受験指導まで行うことは限界もあります。大部分の子ども達が都立高校を第一志望に受験しますが、都立入試の中にはいわゆる難問や一筋縄ではいかない問題があり、その指導のためにはきちんとした予習が講師側にも必要になってきます。さらには難関校を受験する子どももおり、その対応には本格的な受験指導経験やスキルが求められます。

そのため高い費用を支払って学習塾に通わざるを得なくなり、結果私たちの教室から離れていくケースも少なくありませんでした。

塾に通うことが困難な子ども達の学びを支援することが目的のNPO団体が、そのニーズに応えられない…

見方によっては存在意義を問われかねない課題に直面しました。


 追跡調査で判明したこと――学習塾では、満足なサポートを受けられない

受験のために離れていった子ども達も、入試を終えると報告にやってきます。無事に志望校に合格した子、力及ばず滑り止めに進学することになった子など結果は様々ですが、通った学習塾への満足度(特に保護者の満足度)については一様に低い結果でした。

これには様々な理由が考えられますが、共通しているのが、学習塾側が提案してきたカリキュラム(受験対策のコマ数)の内容がとても高額だったため、家庭の予算ではその提案を受けることができず、かなり内容を絞っての通学しかできなかったことです。しかも、教材購入が必須となっており、その負担も大きく、かてて加えて志望校の受験対策としてこれが適切な教材なのか?首をかしげざるを得ない内容も多くありました。さらに教室のエアコン代や出欠席システムの管理料金の徴収など、後から追加の費用を求められたことも負担だったとのことでした。


一生のうち一度しかない高校受験のため、親としては無理をしてでもとの思いから学習塾に通わせてみたものの、学習相談の名のもとに「このままでは合格が微妙だからと」後から後からお金がかかるプランを提案営業してくるので、断るのが大変だったと口をそろえて話していました。


そして、なによりも子ども達から「こんなんだとわかっていたら、辞めないでここを続けていれば」という声も多く聞かれました。



2つの課題を同時に解決するために打ち出した有償ボランティア制度

ユースコミュニティーでは、上記の2つの課題を解決する手段として、有償ボランティア制度を開始しました。これは過去問対策も含んだ受験指導を担当するボランティアスタッフには雇用と同程度の報酬を支払うという制度です。

この制度の導入で、2つの課題を同時に解決することができます。すなわち①ボランティアをしたくても経済的な理由から継続困難な大学生に、アルバイトに相当する報酬を支払うことによって、他にアルバイトをする必要がなくなり、しっかりとこの活動に長期間向き合ってもらえること(経済的余裕がない大学生ボランティアを支えていくこと)。

そして②そうした大学生スタッフがしっかりと通年関わることによって、受験指導が可能になり、結果子ども達がクオリティーの高い学習指導を受けられ、民間の学習塾に無理して通う必要がなくなることです(子どもと保護者への経済的負担の軽減)。

この制度を取り入れてから、私たちの教室への地域からのニーズが非常に高まりました。

NPOの学習支援というと、居場所的で自習するところという認識が大半ですが、受験指導まで対応し、難関校への合格者も出している私たちの教室には次第に口コミで評判が広がり、地域からの大きな期待が寄せられ、毎年定員をオーバーする入会希望者が集まっています。



有償ボランティア制度を維持するための「学習サポーター基金」

しかしながら、ここに大きな問題点があります。

それはお金・資金に関することです。

私たちの活動は、ひとり親家庭など、一般の学習塾に通うことが困難な子ども達を対象にしています。

そのため、通学費用を頂くことは限界があります。受験指導のため学習塾に行く事例を上記しましたが、そうした費用を捻出できない家庭のほうが多いです。


現在、行政や民間からの助成金を活用していますが、それをあてにするのも限界があります。

助成金については毎年必ずもらえる性質ものではなく、また毎年金額も変動するからです。


そこでみなさまに、学習サポーターと子ども達を支える基金のための支援をあらためてお願いします。

継続でも単発でも、みなさまのお気持ちを少しでも頂ければと思います。


わたしたちは、この基金に最後の望みをかけています。

あなた様のご支援によって、①奨学金や生活費の捻出をしている大学生(苦学生)が子ども達がを支えるボランティア活動を長期的に安定して続けられ、②様々なハンデを抱えながらも目標に向かって頑張っている子ども達の学びを支えることにつながります。


もしこの基金が失敗した場合、有償ボランティア制度が維持できなくなり、結果、大学生達が奨学金の返済や生活などお理由で学習支援活動を続けられなくなってしまうかもしれません。それは、子どもたちから"いつも話を聞いてくれるお兄さん・お姉さん"を奪ってしまうことになりかねません。有償ボランティアの制度を守ることで、子どもたちの学びの場を守ることにつながります。


どうか、あなた様のあたたかいお気持ちを何卒いただけたらと思います。


ユースコミュニティーの活動

子ども達が置かれている現状

政府のデータによれば、日本の子どもの7人に1人は貧困状態にあると言われています。さらに大田区が独自に行った調査では、5人に1人が生活困難で就学援助(給食費などの免除)の福祉を受けている実態も明らかになっています。

こうした子どもたちは塾に通う余裕に厳しく、学校の授業について行けなくなったり、受験対策でも不利な状況に置かれています。その結果、子どもたちの自己肯定感に影響を与えるだけでなく、将来の選択肢が狭まってしまうという結果を招きかねません。


ユースコミュニティーのミッション

子どもたちの将来が、生まれ育った環境によって左右されることなく、自己肯定感をもち、自分自身の可能性を信じて未来を切り拓ける力を身に着けることを願っています。そのために、サポートしてくれる善意の人の力をもとに"生き生きと過ごせる"地域づくりを目指しています。


ユースコミュニティーの事業内容

ユースコミュニティーでは、小中高生を対象に学習支援を行っています。いわゆるカリキュラムにもとづく学習"指導"する予備校や学習塾とは違い、子ども一人ひとりに徹底的に寄り添った学習"支援"をしています。

「学校の勉強について行けない」「宿題が分からない」といった悩みを抱える子どもに対して、ボランティアが優しくサポートするほか、「受験をしてOOを目指したい」という子どもには、経験豊富な講師(有償ボランティア)が対応して子ども達の学びを支えています。


同時に、子ども達の居場所づくりの目線も大切にしています。

違う学校同士や異学年交流を通じ、豊かな社会性も育くんでもらうために、課外授業・レクリエーション活動なども定期的に開催しています。クリスマスにはオリジナルケーキを作り、夏と春には地域の祭りに参加、スポーツフェスを企画し、子ども達のスポーツ大会を実施しています。こうした楽しいイベントをスタッフと子ども達で取り組むことによって、かけがえのない思い出の作りの場にもなっています。


私たちの教室の卒業生の中には、こうしたイベントのお手伝いに来てくれたり、地域のボランティア活動に一緒に参加してくれるOB・OGも多くいます。こうした活動を通じ、私たちは「地域の課題を地域の力で解決していく」ため、皆様と一緒に、子どもの支援活動を契機とした地域コミュニティーと循環型社会を築き上げていきたいと思っています。

代表メッセージ

私たちは大田区のすべての子どもが安全・安心で心豊かに暮らせる生活環境づくりを実現したいという願いから、ユースコミュニティーを立ち上げました。子どもは一人ひとり多様な可能性を持っています。しかし、私たちの教室に通うひとり親家庭の子ども達は慌ただしい生活や限られた人間関係の中で、可能性の芽がのびのびと育ちにくい環境があり、さらには、いじめ、引きこもり、家庭内暴力、経済的に困窮する家庭状況や、不安や困りごとなどを抱えているケースも少なくありません。一方、大田区の地域には、そうした子どもの様子や子どもたちを取り巻く課題に気づきサポートをする、家族や学校以外の地域の大人たちの支援があり、私たちの団体を通じ、子どもたちと家族を支えています。

今回、奨学金などで苦しんでいる大学生が安定して社会貢献できる機会を確保するため、そして子ども達の受験指導にも対応した学習支援を実現するため、皆様からのお気持ちをいただきたく思っております。

活動実績

2012年5月 団体の設立準備。「ユースコミュニティー」に名称決定。

2012年8月 大田区大森西図書館会議室にて「夏休み宿題お助け塾」を開催。

2012年12月 団体規約最終案作成。大田区ジャンプアップ助成に採択。福祉事務所と連携して中学生の学習支援事業を開始。

2013年4月 学習支援教室「自由塾・大森教室」を大田区山王のカフェヴェルデで開催。

2013年12月 NPO法人アスイク、㈱すららネットと業務提携。

2014年4月 学習支援教室「自由塾・蒲田教室」を大田区西蒲田のナイス㈱で開催。

2014年6月 セカンドハーベスト・ジャパンと連携。

2014年7月 日本コスモトピア㈱と業務提携。

2014年8月 TBSテレビで紹介。

2014年10月 学習支援教室「自由塾・仲池上教室」をパルシステム内で開催。NPO法人化。

2015年11月 学習支援教室「自由塾・蒲田教室」が若葉婦人会館内に移転。生徒在籍数が50名を超える。

2016年5月 生活困窮者自立支援法にもとづく「子どもの学習支援事業」を大田区から受託。

2017年1月 学習支援教室「自由塾・糀谷教室」を池上長寿園内で開催。

2017年3月 住友生命子育て「子ども未来賞」受賞。

2017年4月 六郷ユースクラブを開始。

2018年4月 子どもの未来応援基金の助成団体、ベネッセ子ども基金の助成団体、ろうきん若者応援ファンドの助成団体に採択。

2019年4月 福祉医療機構(WAM)の助成団体に採択。

2019年9月 NTTドコモ市民活動助成団体に採択。

2020年3月 臨時休校に伴う、「大田区の子どもの生活支援プロジェクト」を生協や子ども食堂と連携して開始。


ユースコミュニティーに関する最新情報はこちらからどうぞ!







支援の使い道

有償ボランティアさんには、その安定した生活と、長期にわたって子ども達の学び(受験指導)に専念していただくことを目的に謝礼(時給1000円程度)をお支払いしています。

皆様の寄付は、こうした大学生ボランティアの謝礼として、困難を抱えた子どもたちに充実した学習環境を提供するために使わせていただきます。







支援方法

クレジットカードでご支援頂ける場合は、こちらのリンクからお願い致します。


最後の一言

新型コロナウィルス感染症の広がりに基づく、緊急事態宣言を受けて、4月から区内8か所ある教室全てを休止しています。

コロナウィルスの蔓延は、戦後最大の国家的危機といわれ、国民の誰一人お例外もなく、その暮らしの様々な部分において少なからぬ影響を与えています。


そうした中、もっとも深刻な影響を受けているのは生活困窮家庭です。

こうした家庭はひとり親家庭がほとんどで、その生活費を保護者が非正規雇用の不安定かつ低賃金で支えています。

今回の自粛要請で、真っ先に補償がなく放り出されるのが、こうした非正規雇用の人たちです。

コロナの影響で、「仕事がなくなった」「生活が厳しい」「蓄えがなくなると家賃が払えなくなる」などの声が保護者から上がっています。

さらに、学校が休校になったことで、子ども達の生活リズムが乱れ、学習意欲が減退している。加えて、休校により給食がなくなったため、一食分の食費が負担になっています。

そこで、わたしたちは3月の終わりから、「大田区の子どもの生活支援プロジェクト」を始動。生活協同組合や子ども食堂と連携しながら取り組み、述べ200世帯の家庭に食材の無償提供と生活相談を行い、学習支援ができずとも、保護者と子ども達の生活を支えてきました。


そして、有償ボランティアの方たちも、緊急時事態宣言に伴い、現在活動を休止してもらっております。

休止した分の補償について、団体内で議論しましたが、一定数厳しい環境に置かれているスタッフもいることから、休業手当に相当する6割の支給を決めました。

全面休業する中での、支給のため、全て団体の持ち出しになりますが、子ども達を今まで支援してくれたスタッフの生活のため、せめて一か月分だけは保障したいとの思いから決定しました。


私たちNPOは財政的に余裕がなく、支出について法律の縛りがあり自由に行えません。

今後は非常に厳しい運営を強いられることになるため、今までの制度が維持できるかどうかも正直不透明な部分もありますが、皆様のお力をお借りして子ども達と保護者、そして大学生の生活を守っていきたいと思っています。

リターン

寄付者さまを優先しての、子どもの貧困や支援活動に関する学習会・ワークショップへの優先招待 PDFによるニュースレターの発行など

返品・交換の方法

[リターンについての譲渡など] 関心があるご友人等への譲渡やご一緒での参加なども承っております

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