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更新日:2020/06/03
経済的にしんどさを抱える高校生にプログラミングという武器を届ける
NPO法人CLACK
基本情報

私経済的にしんどさを抱える高校生に対し、半年間週2回、プログラミング学習の機会を提供することで、未経験からでも実際にプログラミングで少額でもお金をもらって案件を受けれるレベルまで伴走します。
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
活動支援金として月5万円支給。交通費は月1万円を上限に支給。 |
勤務日程 |
随時勤務(勤務期間:応相談) 半年以上 |
勤務頻度 |
週4以上活動できる方を募集しています。 |
募集対象 |
Web制作スキル(Wordpress等)やWeb系のでサービスを作りあげた経験のある |
対象身分/年齢 | |
募集人数 |
2名 |
関連スキル |
募集詳細
何をやるのか

私たちCLACKは、様々な要因でしんどさを抱える高校生に対し、
半年間週2回、CLACKの学習スペースを提供することで、
プログラミング未経験からでもWebサイトやWebサービスを作れるスキルを身に付けてもらい、
案件を受けたり、企業でインターンをしたり、少額でも実際にお金をもらえるようになるまでの伴走をしていきます。
プログラミング学習は、Progate(オンラインの学習教材)とCLACKの用意したカリキュラムを基に自習形式で進めてもらい、
わからないところのサポートをすることを基本にして実施しています。
また、プログラミング学習だけに留まらず、
定期的にいろんな生き方・働き方をしている大学生・社会人に触れたり、
自分のことを深く知ったりする機会もCLACKが提供して、将来の選択肢を広げるきっかけをつくっています。
なぜやるのか
CLACKには、いろんなしんどさを抱える高校生が通っています。
・家庭が経済的に苦しいため、塾や習い事、部活を諦めてアルバイトなどをしないといけない子
・周りの環境に馴染めず仲間外れにされてしまい、身近に話せる人がいない子
・親から虐待を受け、学校に通えなくなっていた子
プログラミングを継続的に学ぶ場を通して、こうした生徒一人ひとりのしんどさや特性に深く寄り添い、
彼らに勉強以外の将来武器になるスキルを身につけてもらいたい。
そして、CLACKに関わる多くの大学生や社会人の方に触れることで、自分と向き合い、将来の選択肢の幅を広げてほしいと願っています。
どうやってやるのか
現在CLACKでは、大学生8名、社会人7名の計15名のメンバーが活動しています。
プログラミング学習は、週に4回の開講日を8名のプログラミング講師(研修中も含む)で実施しています。
また、非営利団体であっても、活動を継続していくためには、
生徒に支給するPC代や交通費、運営側の人件費や交通費、諸経費などの費用を、生徒以外のところから集める必要があります。
そのため、組織としての方向性や資金調達の形の検討、企業との連携などを進めていくための活動にも、かなり力を入れています。
メンバーの中には、こういったCLACKの活動に共感し、プログラミング経験がなくとも活躍してくれている人が何人もいます。
どんな仲間とやりたいのか
今回は有給のインターン生を募集したいと考えているため、既にプログラミングの能力がある方を優先します。
(プログラミング以外のメンバー募集は、activo内の別ページでも募集しています)
<業務内容>
CLACKとしてのクラウドソーシングによる業務受託
(ウェブサイトの制作、ウェブデザインなど)
高校生への業務受託スキルの教育
対外向け資料の制作(プレゼン、広報など)
<必須スキル>
ウェブ制作スキル(Wordpress等)
最低限のワード、エクセル、パワーポイントスキル
しんどさを抱える生徒に寄り添う気持ち
<歓迎スキル>
クラウドソーシング等の受託経験
photoshop, illustratorの使用経験
中高生への指導経験
自らや身近な人がしんどさを抱えた原体験
<魅力>
・継続性とスケーラビリティを追う非従来型NPOの運営初期に、裁量権を持って関わることができます。
・NPOだからこその、利害関係を越えた関係構築(企業・行政・学校などとの連携)に携わることができます。
・"本気で"かつ"楽しみながら"社会について考えている人の熱を感じられる環境です。
・社会人エンジニアやIT企業との関係づくりに役立ちます。
・しんどさを抱える高校生と接し、彼ら・彼女らの人生が変わっていく瞬間を間近で見れます。
<理想像>
下に挙げるような資質を持つ人を歓迎します。
・未経験でも果敢に挑戦できる
・NPO運営戦略(SIBなど)への興味・関心を持つ
・理想に向かって地道に進んでいける
・将来に希望を持ち、わくわくして生きている
このプロジェクトに込める想い
僕は中学の時に両親が離婚した際、自営業の倒産で無職になり借金を背負った父親の親権を選びました。
そのため、中高の多感な時期に経済的に厳しい状況に陥り、部活や受験、日常生活などで様々なガマンを強いられてきました。
その後、国公立大に進学し、「自分と同じような境遇の子どもの手助けをしたい」と思い、
しんどさを抱える子どもの学習支援を行うNPO法人で3年間活動しました。
ひとり親や不登校、生活保護といった様々な状況の子と向き合っていく中で、
既存の子ども食堂や学習支援といったものだけでは、日本全体が抱えている「子どもの貧困」という問題は解決しないのではないかと思うようになりました。
深く考えた結果、プログラミングは、社会的ニーズも高く、学習環境も整っていて、学力にそんなに関係なく、将来を切り拓いていく武器になるんじゃないかと思い至り、休学しCLACKを立ち上げました。
CLACK立ち上げの際にクラウドファンディングを実施したところ、106名の方から180万円の支援を受けられ、昨年の10月から10名の生徒に半年間の機会提供を行うことができました。
今年の5月からは第2期として、14名の生徒に対し、プログラミング学習の機会提供を行なっています。
今後も、一人でも多くのしんどさを抱える高校生に、安心して挑戦できる居場所と武器を届けたい。
そのために、CLACKでは継続性とスケーラビリティを確保できるモデルをつくっていきます。
学校、行政、企業、NPO、地域団体といったセクターの垣根を超えて連携し、あらゆる資源・仕組みをフル活用し、子ども支援の新たな社会インフラにしていきます。
実践的な理想主義者として、青臭く、泥臭く1人ひとりの生徒に向き合いながら、本質的な課題に取り組み続けます。
CLACKに込められた意味と今後の方向性
CLACKのビジョン
「生まれ育った環境に関係なく子どもが将来に希望を持ち、わくわくして生きていける社会」
CLACKのミッション
「将来の選択肢の幅を広げ、自分で自分の道を選んで進めるように伴走する」
「CLACK(クラック)」には2つの意味が込められています。
clash of lack(lack(不足)してる状態にclash(衝突)していく)という意味と
「苦楽」で、苦しいことも楽しいことも知っている、たくましくてやさしい人になって欲しいという意味。
逆境でも折れない「たくましさ」、人の痛みがわかり人に寄り添える「やさしさ」は
生徒だけではなく、CLACKに関わるメンバー全員が持てるようになって欲しいと思っています。
また、生徒に関わる全ての大人が自分を犠牲にすることなく、楽しみながら継続的に伴走していけることが重要だと考えています。
一人でも多くのしんどさを抱える高校生に、安心して挑戦できる居場所と武器を届けるため、CLACKはあなたの協力を必要としています。
体験談・雰囲気
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
男女比 |
男性:60%、女性:40% |
法人情報
代表者 |
平井大輝 |
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設立年 |
2018年 |
法人格 |
NPO法人 |
CLACKの法人活動理念
「生まれ育った環境に関係なく、子どもが将来に希望を持ち、わくわくして生きていける社会」の実現
CLACKの法人活動内容
経済的・環境的にしんどさを抱える高校生への
・プログラミング学習支援
・キャリア教育
の無料・継続的な提供
活動実績
任意団体として活動スタート
2018年06月
1期生10名に対し、半年間の対面でのプログラミング学習機会の提供開始
2018年10月
1期生修了&NPO法人化完了
2019年03月
2期生15名に対し、半年間の対面でのプログラミング学習機会の提供開始
2019年05月
コロナ禍でネット環境のない高校生に対し、オンラインサポートを行うテックGIFTを実施
2020年04月
第3期生の受け入れ開始
2020年09月
東淀工業高校内で居場所カフェを開始
2020年10月30日